学校給食への異物混入について【給食の米飯の提供再開(6月13日(金)から)についてを追記】
5月上旬に一部の市立小学校において、給食に納品された米飯の中に1ミリ程度の黒い異物が混入する事案があり、その後、5月19日にも異物の混入が確認されました。これを受け、異物について事業者が専門機関による調査を実施し、その結果、異物は真菌(カビ)であったことが判明しましたので、報告いたします。
児童や保護者、関係者の皆様に御迷惑と御心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。
児童や保護者、関係者の皆様に御迷惑と御心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。
1 概要
東富水小学校で7日(水)、富水小学校で8日(木)、山王小学校と下府中小学校で9日(金)に米飯に黒い異物が混入していたという報告がありました。発見された異物がごく小さく他に混入も確認されなかったこと、児童への提供の30分前までに管理職等による検食を行っており、異常がないことを確認したことなどから、該当部分周辺を取り除いて提供いたしました。
その後、5月19日(月)にも下府中小学校と大窪小学校から異物の混入が報告されました。7日~9日の異物について現物を確認した事業者からは、洗米機の配管内部に固着した米ぬかが剥がれ落ちたものと推察されるとの報告を受けていたこと、検食に異常がなかったことなどから、該当部分周辺を取り除いて提供いたしました。
19日の異物混入の報告を受け、この異物について事業者が専門機関による調査を実施し、その結果、5月23日に異物は真菌(カビ)であったことが判明しました。5月27日に事業者から学校に報告があり、同日、学校から教育委員会に報告がなされました。
その後、5月19日(月)にも下府中小学校と大窪小学校から異物の混入が報告されました。7日~9日の異物について現物を確認した事業者からは、洗米機の配管内部に固着した米ぬかが剥がれ落ちたものと推察されるとの報告を受けていたこと、検食に異常がなかったことなどから、該当部分周辺を取り除いて提供いたしました。
19日の異物混入の報告を受け、この異物について事業者が専門機関による調査を実施し、その結果、5月23日に異物は真菌(カビ)であったことが判明しました。5月27日に事業者から学校に報告があり、同日、学校から教育委員会に報告がなされました。
2 健康被害
現時点で健康被害についての報告はありません。
3 該当校
異物の混入が確認された学校(5校)
- 東富水小学校 (児童数:391人)
- 富水小学校 (児童数:500人)
- 山王小学校 (児童数:180人)※職員室および給食室用の食缶
- 下府中小学校 (児童数:307人)
- 大窪小学校 (児童数:130人)
異物の混入は確認されていないが、同事業者が担当している学校(8校)
三の丸小学校、新玉小学校、早川小学校、久野小学校、町田小学校、矢作小学校、豊川小学校、城南中学校
4 米飯給食の実施
本市における学校給食の米飯は、公益財団法人神奈川県学校給食会と物資売買契約を締結し、同会が契約を締結している複数の事業者から納品されています。ただし、自校炊飯実施の2校(片浦小・曽我小)を除く。
5 事業者及び教育委員会の対応
原因については、洗米後の米を浸漬タンクに送る送米ポンプからはがれ落ちたものが混入したものと考え、20日に事業者が分解・洗浄を実施したところです。
しかしながら、6月3日に大窪小学校で同様の黒い異物の混入が確認され、同校では5月22日にも混入が確認されたことが判明したことから、再調査をしています。

混入した異物

混入した異物(拡大)
6 給食の米飯の対応(令和7年6月4日~6月6日)【令和7年6月5日追記】
同事業者が米飯を納品している学校の給食については、6月4日(月)から6月6日(金)の間、事業者の納品ではなく、学校で調理したアルファ化米での提供となります。
7 給食の米飯の対応(令和7年6月9日以降について)【令和7年6月6日追記】
同事業者が米飯を納品している学校の給食については、6月9日(月)から6月13日(金)の間、 アルファ化米または食パンでの提供となります。なお、使用日については、学校により異なります。
食パンは、乳製品を含んでいるので、アレルギーがある方は、学校との個別対応を依頼します。
6月3日に再び混入が確認された異物については、引き続き調査中であるため、現時点で米飯の納品の再開は未定となっております。
食パンは、乳製品を含んでいるので、アレルギーがある方は、学校との個別対応を依頼します。
6月3日に再び混入が確認された異物については、引き続き調査中であるため、現時点で米飯の納品の再開は未定となっております。
8 給食の米飯の提供再開(6月13日(金)から)について【令和7年6月9日追記】
炊飯事業者及び炊飯機器メーカーによる設備の分解・清掃、県小田原保健福祉事務所による調査が行われるともに、米飯の供給元である公益財団法人神奈川県学校給食会による、炊飯事業者の厨房機器等の調査が行われた結果、同会より、6月9日付で当該事業者からの米飯の供給再開が可能であるとの報告を受けました。 この報告において、洗浄後の設備では真菌は認められなかったこと、今後は洗浄箇所及び洗浄頻度を増やすなどの改善を行うことを確認しました。
つきましては、教育委員会として安全と判断し、6月13日(金)の給食から米飯の提供を再開いたします。
なお、現時点で、健康被害についての報告はありません。
※金曜日が米飯の納品日ではない学校は、6月16日(月)から米飯の提供を再開いたします。
つきましては、教育委員会として安全と判断し、6月13日(金)の給食から米飯の提供を再開いたします。
なお、現時点で、健康被害についての報告はありません。
※金曜日が米飯の納品日ではない学校は、6月16日(月)から米飯の提供を再開いたします。
この情報に関するお問い合わせ先
教育部:保健給食課 給食係
電話番号:0465-33-1693