ふるさと文化基金

ふるさと文化基金とは

郷土文化の継承と市民文化の振興を図るため、昭和61年(1986年)4月に小田原市ふるさと文化基金を設置しました。
市民や事業者の皆さまからいただいた寄附金を活用し、市民の皆さまと協働しながら、文化振興のための事業に取り組んでいます。

そもそも基金とは

基金は、市民や事業者の皆さまからいただいた寄附金と、市費(市のお金)を積み立てたものです。
この積み立てたお金と、運用することで毎年生まれる利子を、それぞれの基金が設置された目的に応じた事業に活用します。 
市の予算は、原則として一つの年度で使い切ることが決められており、限られた財源の中でやりくりをしていますが、
別途、基金として積み立てておくことで、財源ひいては事業の安定性を確保することができます。
小田原市では、ふるさと文化基金のほか、ふるさとみどり基金、防災対策基金、社会福祉基金など、多種多様な基金を設置し、事業に活用しています。

対象事業

市と市民の皆さまが一体となって推進する文化の振興に係る事業のうち、次の事業に基金が充てられています。
  1. 文化遺産の保存、伝承及び活用に関する事業
  2. 文化の普及及び向上に関する事業
  3. 文化活動の推進に関する事業
  4. その他文化の振興を図る事業
 

令和5年度事業

   小田原市の文化にまつわる活動の発表・アピールの場を提供し、優れた活動を表彰します。    市民の美術作品を公募し、展示します。また、審査を行い、優れた作品は表彰します。
  • 市内小学生向けオペラ鑑賞会
   市内小学校に在学している児童生徒に、小田原三の丸ホールでのオペラ鑑賞の機会を設けます。
  • 市内小・中学校でのアウトリーチ
   市内小・中学校に音楽・美術・ダンス等の芸術家を派遣し、鑑賞会やワークショップを開催します。 ​​​​​​​   市民ホール文化事業実行委員会が、小田原三の丸ホールを中心とした公演等の様々な事業を企画・実施します。
  • 小田原民俗芸能保存協会後継者育成発表会
   小田原民俗芸能保存協会の加盟団体が、後継者育成に取り組んできた成果を発表します。

過去の実績

過年度に実施した事業を以下のページにてご紹介しています。
最近の主な文化基金事業

寄附等の状況(令和5年12月現在)

寄附総額について

今までに約2.2億円(566件)の寄附金をいただきました。

積立総額について

寄附金や市費・利子積立金を含め、今までに約9億円を積み立てました。そのうち、寄附金は約4分の1を占めています。

積立残額について

財源の安定性を確保するため、積立総額の約半分(約4.6億円)を残しながら、事業に取り組んでいます。

ご寄附のお願い

通年、ふるさと文化基金へのご寄附を承っております。
基金の趣旨にご賛同いただけましたら、ご支援・ご協力のほど、お願い申し上げます。

寄附の方法について

寄附の流れ

  1. 寄附者から市に寄附書(寄附をする意思を表明する文書)の提出
  2. 寄附者から市に寄附金の納付
  3. 市から寄附者に寄附証明書の交付
※寄附のお申出から寄附証明書の交付まで、おおよそ1か月ほどかかります。

寄附の申出先

文化政策課(お問い合わせ先)までご連絡ください。
具体的な手続きやスケジュールについて、ご相談を承ります。

税制上の優遇措置について

この寄附は、税制上の所得控除・寄附金税額控除の対象となります。控除を受けるためには、原則として寄附をした翌年の3月15日までに税務署へ確定申告が必要です。
詳しくは、お住まいの所轄税務署にお問い合わせください。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:文化政策課 文化政策係

電話番号:0465-33-1707

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