小田原市

指導者養成研修事業「おだわら自然楽校」平成26年度の活動実績

おだわら自然楽校

「おだわら自然楽校(がっこう)Odawara Outfitters  Training School(※) 」は、子どもたちの健やかな成長と強く生き抜く力を育むため、体験活動をサポートする指導者を養成する目的で平成22年度からスタートし、これまで延べ500人を超えるかたが受講しました。

質の高い研修を目指すため各分野で活躍している講師を招き、知識や技術を学び、また習得した知識・技術を学校や地域の体験学習において指導者として力を発揮し、さらには受講生が小学生を対象とした体験学習を企画・運営するなどの活動を展開しています。

ここでは「おだわら自然楽校」の平成26年度の活動実績をご紹介します。

 

(※)Odawara Outfitters Training School(通称:OOTS(オッツ))

outfitter」(アウトフィッター)とは、自然との関わりを楽しむ人のこと。NPO法人国際自然大学校では、アウトフィッターを「自然や人とのかかわりの中で、人生を前向きに生き続けている人のこと」と定義しています。

「おだわら自然楽校」は、ふるさと小田原をフィールドに、自然や人とのかかわりの中で人生を前向きに生き続け、子どもたちが健やかに、そして力強く成長していくことを願い、それを未来ある子どもたちへと紡ぐ指導者を養成していきたいという思いを込めて、「おだわら自然楽校」を「Odawara Outfitters Training School(OOTS)」と表記しています。


平成26年度 研修プログラム

基礎編(4回)
開催日 研修タイトル 場所
5月18日(日) ゲームdeグループビルド PAA21ロープスコース
6月7日(土) 指導力ベースアップトレーニング 川東タウンセンターマロニエ
7月6日(日) 指導者のためのレスキュー講座 塔ノ峰青少年の家
2月14日(土) 地域で体験学習を!大人のアイデア共有 小田原市役所
特別編(2回)
開催日 研修タイトル 場所
9月27日(土) 自然観察あれこれ 足柄万葉公園、矢倉岳
12月7日(日) プロジェクトWET 小田原市役所
遊びサポーター養成講座(神奈川県立青少年センター 指導者育成課共催)
開催日 研修タイトル 場所
9月6日(土) 遊びサポーター養成講座1 小田原市役所
9月20日(土) 遊びサポーター養成講座2 小田原市役所
10月25日(土) 遊びの実践イベント1 小田原市立富士見小学校
11月8日(土) 遊びの実践イベント2 小田原市立矢作小学校
11月22日(土) フォローアップ講座 小田原市役所

基礎編第1回「ゲームdeグループビルド」

ゲームdeグループビルド

細い木の上を渡りきるには、何が大切か話し合いながら、全員渡りきることを目指します。

おだわら自然楽校第1回目の研修は「仲間づくり」には必要不可欠な「ゲームdeグループビルド」です。今回も宮里麻美さんをはじめとした足柄グリーンサービスの皆さんをファシリテーターとしてお迎えし、南足柄市にある足柄グリーンサービスのプロジェクトアドベンチャー専用のロープスコースを使用し、実際にアクティビティを体験しながら、仲間づくりを進めていく内容でした。地上にあるプログラムから高さ10メートル越えの場所で行うプログラムなど、様々な課題をみんなで話し合い、アイデアを出し、それをまとめてクリアしていきました。


基礎編第2回「指導力ベースアップトレーニング」

指導力ベースアップトレーニング

実践だけがすべてではありません。日ごろからの復習も大切です。

子どもたちと活動する際に、注意しなければいけないのは体調面だけではありません。 ルナ・イ・ソル/ライフビジョンネット代表の高橋紀子さんを講師にお迎えし、言葉の伝わり方や子どもと大人が感じる対応の違いについて、子どもたちと活動する機会が多くなる夏前に学びました。

大人が伝えようとしても、子どもは何通りにも解釈することや声のかけ方で受ける印象はまったく違うことを大人も実際に体験。大人同士でもなかなか伝わらないという事は、子どもにはもっと伝わりずらいことを実践を通して学びました。

人は、耳から聞いたことは余程のインパクトが無いと覚えません。いざという時にすぐ思い出せるように座学で何度も復習を重ねて、本番に備えました。


基礎編第3回「指導者のためのレスキュー講座」

指導者のためのレスキュー講座

救急箱の中身、何が入っているか把握していますか。

楽しい体験学習で、常に息を潜めているのが「リスク」です。第3回目は、Outdoor Life Style  Produceの小清水哲郎さんをお迎えし、塔ノ峰青少年の家でリスクマネジメントとグループビルドのスキルアップの研修です。

楽しい事には常に潜んでいる「リスク」を再度認識し、万が一の「いざ」に対して指導者として何ができるか、どう行動するかを学びました。普段活用している救急箱の中に何が入っているのか、1つ1つ確認し、どのように対応できるかの確認と、施設の中を移動しながら、その場所で起こりそうな問題を考え、どうすることが一番いい対処方か、参加者同士意見を出し合っていました。

午後からは、グループビルドに使えるアクティビティを体験。実践する人と外側で見守る人に分かれ、それぞれの立ち位置からたくさんのことを学びました。


基礎編第4回「地域で体験学習を!大人のアイデア共有」

地域で体験学習を!大人のアイデア共有

その場で指名されてすぐに披露できる持ちネタ、皆さんお持ちですか。

年間最後の研修は午前と午後で内容を変えた2部構成で実施しました。まず午前中はおだわら自然楽校受講生の瀬戸正功さんに講師を務めていただき、参加者が自らが持ちネタアイスブレイクを見つけ、習得する内容を実施。みなさん言われればなんとなく実施できるけど、アイスブレイクを練習する機会はあまりないことから、この研修で自分の持ちネタを探しました。

午後からはワールドカフェ形式で子どもに関係した活動を始めたきっかけ や地域活動をするときの課題と解決方法など、4つのテーマについて、少人数で話し合い、「理想の地域活動」を行うにはどうすればいいのか、様々な視点で意見を出し合いました。


特別編第1回「自然観察あれこれ」

自然観察あれこれ

矢倉岳頂上で記念写真

「山歩き」と「自然観察」、そのどちらもいいとこ取りしたスペシャルコラボ企画。自然界の案内人プロナチュラリストの佐々木洋さんと、山歩きのスペシャリスト木風舎の橋谷晃さんの両名を講師として迎えた研修の第2弾!!今回は足柄万葉公園から矢倉岳を登り、矢倉沢に下山する登山コースを使い、山をフィールドに想定したプログラムの研修を行いました。テレビや雑誌で活躍するお二人の軽快でノンストップなトークで参加者の笑顔が絶えない素晴らしい研修となりました。

「おだわら自然楽校」を通じて出会ったことがきっかけで実現したスペシャルコラボ企画は、来年度第3弾の開催を予定しています。


特別編第2回「プロジェクトWET」

プロジェクトWET

受講生全員が資格取得できました

おだわら自然楽校特別編第2回は、おだわら自然楽校受講生の石川聡之さんに講師を務めていただき、プロジェクトWETの資格取得を目指しました。

今回はおだわら自然楽校受講生だった方が、自主的にプロジェクトWETの研修に参加し、講習を開催できるエデュケーター資格を取得したことでこの研修が実現しました。

プロジェクトWETが作成したアクティビティ集に登録されている内容を学び、水を使った体験活動に応用できるアクティビティ(プログラム)を実際に体験、プログラムの立案・実践方法 をグループに分かれて行いました。見慣れた講師に終始会場はアットホームな雰囲気でした。

平成25年度に開催した「プロジェクト・ワイルド」の資格取得に続き、今回も受講者全員が 資格取得に成功しました。


遊びサポーター養成講座1

遊びサポーター養成講座1

まずは大人が遊びを体験!! みんな負けず嫌いということが分かりました

神奈川県立青少年センターと共同開催となった遊びサポーター養成講座。センターで制作した「遊びのタネ・ネタ帳」を有効活用し、子どもに群れ遊びを伝える目的で開催されました。県から開催場所の相談を受け、県内初の取り組みを小田原で実施しました。

おだわら自然楽校参加経験者と初めて小田原の研修に参加する受講者の合同研修となり、始めは硬い雰囲気でしたが、講師の山路歩さん(NPO法人体験学習研究会)の明るいトークとアイスブレイクで参加者同士にも笑顔が出始め、研修前半の「遊びの体験」で参加者が遊びの実体験を重ねて行くうちに打ち解けていきました。

午後からは少人数のグループに分かれてのグループワークや、遊びの立案・実践を行い、遊びの実践編に向けてレベルアップを行いました。


遊びサポーター養成講座2

遊びサポーター養成講座2

歌に合わせて初級のボディタッチ系アイスブレイク

遊びサポーター養成講座第2回目は講師に県立藤沢西高校の室屋彰彦さんを講師にお招きし、遊びの実践編に向けより具体的に内容を考える研修になりました。

午前最初の研修は前回に引き続きアイスブレイクと遊びの体験。前回研修とはまた違った内容のアイスブレイクと遊びを体験し、お昼前からは遊びを子どもに実践するグループ決めとグループごとに披露する遊びを決めました。

午後からはグループごとに遊びの実践に向けての企画・進行を考え練習し、後半は他のグループを子どもに見立てて、それぞれの進行方法で披露し、各グループと講師からフィードバックをしてもらいました。

参加者が考えた遊びの完成度をより高めると共に、参加者のモチベーションも上げる研修となりました。


遊びの実践イベント(富士見小学校)

遊びの実践イベント1

大人も子どもも関係なくマジの走りでした

遊びサポーター養成講座で学んだことを実際に子どもたちを対象として実践する「遊びの実践イベント」の第1回目は、小田原市立富士見小学校の校庭をお借りして開催しました。

受講者は子どもたちが集合する前に打合せと練習を行いました。受講者もドキドキですが、事務局である県立青少年センター職員、市青少年課職員も初めての試みに、内心ドキドキしながら子どもたちの集合を待ちました。

子どもたちが集合して、いざスタート。始めはぎこちなさもありましたが、そこは普段から子どもの接し方に慣れている受講者たち。子どもたちが自らルールを考え、みんなで変更・付け足し出来るようポイントでアドバイスを与えていました。

子どもだけでなく、参加した保護者も一生懸命走っていました。


遊びの実践イベント(矢作小学校)

遊びの実践イベント2

気温も寒くなってきた11月上旬ですが、子どもたちは元気に走り回っていました

遊びの実践イベント第2回目は、肌寒さが増してきた11月上旬に市立矢作小学校の校庭をお借りしました。

今回は事前の参加応募者に加え、当日参加者も含めての実施となりました。集合時間まで参加者が何人になるか分からないという事もあって、事務局は不安と期待の中でそわそわ。一方の受講者は2回目とあって、打合せとリハーサルはスムーズに終了していました。 

集合時間になって集まったのは、幼稚園生~大人までの幅広い年齢層。しかし、小学校高学年の子たちが、低学年も楽しめるようルールを工夫するよう話をしていたことや、なかなか意見がまとまらない時に、遊びサポーターがアドバイスしているのを見て、今回の研修の効果が確認された有意義なものとなりました。


フォローアップ講座

フォローアップ研修

当日の映像を見ながら、反省点などを話し合いました

遊びサポーター養成講座最後の研修は、遊びの実践イベントを終えてのフォローアップとキッズパークやテーマについてワークショップを行う2本立ての研修でした。

午前中は、遊びの実践イベントで事務局が撮影した映像を見ながら、良かった点、改善点を各グループごとに話し合いました。

午後からは遊びサポーター養成講座受講者に加え、一般の方々が参加。一緒にキッズパークの事例紹介と「地域を元気で賑やかにする」をテーマに、ワークショップを行いました。

この研修で県立青少年センターとの共催事業「遊びサポーター養成講座」は全研修が終了。研修最後には、研修参加回数4回以上の受講者に小田原市青少年課手作りの「遊びサポーター養成講座修了証」を授与させていただきました。



指導者の活動実績

「おだわら自然楽校」で学んだ指導者たちは、ひとりでも多くの子どもたちに感動や体験が得られる機会をより多く提供するため、小学校が実施する体験学習や地域で実施する体験学習に出向き、小学校や地域の体験学習活動をサポートしています。

5月 酒匂小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
矢作小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
富士見小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
6月 早川小学校(4・5年生)宿泊体験学習への支援
町田小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
大窪小学校(4・5年生)宿泊体験学習への支援
芦子小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
7月 富水小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
「あれこれ体験in片浦(1)」の企画・運営(5・6年生対象)
8月 「あれこれ体験in片浦(2)」の企画・運営(5・6年生対象)
10月 下中小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
11月 千代小学校アウトドアクラブへの支援1
12月 千代小学校アウトドアクラブへの支援2
3月 「RPGin城下町」の企画・運営(4・5・6年生対象)
子どもたちの体験学習を支援する指導者たち

子どもたちの体験学習を支援する指導者たち



「『おだわら自然楽校』の実践報告」が、「紀要」冊子に掲載されました。

紀要第2号冊子

国立青少年教育振興機構青少年教育研究センターが発行する「紀要第2号」に、小田原市の取組みとして「『おだわら自然楽校』の実践報告」が掲載されました。
 

小田原市における青少年の健全育成の柱である「指導者養成研修事業」「指導者派遣事業」「地域・世代を超えた体験学習事業」の3事業について、平成22年度にスタートしてから3年間の取り組みの詳細が掲載されています。
 

下記のリンクからご覧いただけます。



平成27年度受講生募集~子どもたちはみなさんの力を必要としています~

指導者養成

「おだわら自然楽校」では体験学習を通じて子どもたちが楽しさだけでなく、辛いことや嫌なことを乗り越えてたくましく生き抜く力、困難な状況にもかかわらず、しなかやに適応し生き延びる力とというという、、を身につけてもらうことも目指し、研修でいろいろな知識や技術を学んだ受講生が、ひとりでも多くの子どもが体験学習の機会が得られるようこれからも支援を続けます。



「おだわら自然楽校」では平成27年度の受講生を募集します。4月15日の広報小田原、市ホームページで第1回研修のお知らせをいたします。体験学習に興味のある方は、青少年課までお問い合わせください。詳細をご案内いたします。



最終更新日:2015年06月08日

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この情報に関するお問い合わせ先

子ども青少年部:青少年課 育成係

電話番号:0465-33-1723


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