小田原市

指導者養成研修事業「おだわら自然楽校」平成28年度の活動実績

おだわら自然楽校

「おだわら自然楽校(がっこう)Odawara Outfitters  Training School(※) 」は、子どもたちの健やかな成長と強く生き抜く力を育むため、体験活動をサポートする指導者を養成する目的で平成22年度からスタートし、これまで延べ800人を超えるかたが受講しました。

質の高い研修を目指すため各分野で活躍している講師を招き、知識や技術を学び、また習得した知識・技術を学校や地域の体験学習において指導者として力を発揮し、さらには受講生が小学生を対象とした体験学習を企画・運営するなどの活動を展開しています。

ここでは「おだわら自然楽校」の平成28年度の活動実績をご紹介します。

 

(※)Odawara Outfitters Training School(通称:OOTS(オッツ))

outfitter」(アウトフィッター)とは、自然との関わりを楽しむ人のこと。NPO法人国際自然大学校では、アウトフィッターを「自然や人とのかかわりの中で、人生を前向きに生き続けている人のこと」と定義しています。

「おだわら自然楽校」は、ふるさと小田原をフィールドに、自然や人とのかかわりの中で人生を前向きに生き続け、子どもたちが健やかに、そして力強く成長していくことを願い、それを未来ある子どもたちへと紡ぐ指導者を養成していきたいという思いを込めて、「おだわら自然楽校」を「Odawara Outfitters Training School(OOTS)」と表記しています。


平成28年度実施 研修プログラム

基礎編(4回)
開催日 研修タイトル 場所
5月21日(土) みんなでキャンプを企画しよう 旧片浦中学校
6月11日(土) ゲームdeグループビルド PAA21 ロープスコース
7月3日(日) 子どもたちの心をつかもう 川東タウンセンターマロニエ
3月11日(土) 子どもの遊びをサポートしよう 旧片浦中学校
特別編(4回)
開催日 研修タイトル 場所
9月11日(日) 体験学習の下見ポイントを学ぼう 旧片浦中学校
10月15日(土) 自然観察マスターになろう わんぱくらんど
11月26日(土)
積雪のため中止
登山の楽しさ大発見 金時山
12月4日(日) グローイングアップ・ワイルド 市役所大会議室

基礎編第1回「みんなでキャンプを企画しよう」

新聞紙ビルド

おだわら自然楽校基礎編第1回目の研修はOutdoor Life Style Produceの小清水哲郎さんを講師にお迎えし、午前中はパワーポイントを使った座学や新聞紙を使ったアイスブレイクを実践しました。また、参加者4~6人ごとのグループに分かれ、(1)やりたいこと(2)できること(3)やりたいけどできないことを模造紙に書き出しました。

オリジナルプランを発表

午後からは、体験学習内の1プログラムを考えるグループと日帰りや2泊3日の体験学習全体のプログラムを考えるグループに分かれ、参加者同士で活発な話し合いが行われました。
最後は、グループごとに計画したプログラムを他の参加者にプレゼンし、改善点や疑問点を洗い出しました。
 


基礎編第2回「ゲームdeグループビルド」

ロープで向こう側へ全員わたれるかな

基礎編第2回目の研修は「仲間づくり」には必要不可欠な「ゲームdeグループビルド」です。今回も宮里麻美さんをはじめとした足柄グリーンサービスの皆さんをファシリテーターとしてお迎えし、南足柄市にある足柄グリーンサービスのプロジェクトアドベンチャー専用のロープスコースを使用して研修を行いました。

ハイエレメント

少人数から全体でできるアイスブレイクや参加者全員で課題を解決できるよう話し合いながら進めるアクティビティなど、様々なプログラムを実践しました。
研修最後は垂直にそびえる壁を登るプログラムを実践しました。登る人だけでなく、下で支える人、声を掛ける人など全員で目標達成に向けてチャレンジしました。


基礎編第3回「子どもたちの心をつかもう」

グループワーク

基礎編第3回目は、独立行政法人国立青少年教育振興機構教育事業部の北見靖直さんを講師にお迎えし、初対面の子どもたちの気持ちや心の距離を縮める方法、指導者としての立ち振る舞いについての研修を行ないました。
青少年育成に関する様々な数値を考え、様々な意見を出し合った後、国立中央青少年交流の家が主催して実施している「30日間のセルフチャレンジキャンプ」の映像を見ました。

グループワーク

その後、3グループに分かれ、講師から出されたお題に受講者それぞれが「これだ」と考えるキーワードをA4用紙に書き、グループ内で発表し合いました。
また、(1)野外炊事で子どもたちが火に関する仕事にしか興味が無かったらどうするか、(2)子どもたちが今のグループが嫌だと突然言ったらどうするかなど、講師から提案された設定下で、どのように対応するべきかをグループごとに考え、話し合いました。


基礎編第4回「子どもの遊びをサポートしよう」

アイスブレイク

平成28年度最後の研修となった基礎編第4回目は、NPO法人体験学習研究会の山路歩さんを講師にお迎えし、子どもたちに実践できるアイスブレイクや集団遊びの実践と、子どもたちへ遊びの指導、助言ができるようスキルアップを行いました。
子どもたちとの関わり方について説明を受けた後、新聞紙やカードを使ったアイスブレイクや複数人に分かれて行うプログラムを参加者が体験しながら学びました。

参加者が抱える問題点を話し合い

サイコロや全身を使うもの、リズムに合わせて行うなどの集団遊びを体験した後、受講者が困っている対応場面やこんな状況になったらどう対応したらいいのかを出し合い、解決方法を自分なりに体験する時間や、普段受講者が子どもたちと関わっているときに感じている疑問や課題を出し合い、活発な意見交換が行われました。


特別編第1回「体験学習の下見ポイントを学ぼう」

現場で下見の確認

より実践的なことを学ぶ特別編の第1回目は、基礎編第1回でも講師をお願いしたOutdoor Life Style Produceの小清水哲郎さんを講師にお招きし、体験学習を行う際に必ず必要な「下見」にスポットを当て、研修を行いました。
パワーポイントを使って下見についての講義を受けた後、研修会場となった旧片浦中学校をフィールドにKYT(危険予知トレーニング)を行いました。
 

川でプログラムを実施するためには

また、講師に持参していただいた下見に必要な物品を確認し、場面に応じた物品の大切さを学びました。
研修後半は、実際のフィールドに出て研修を行いました。近くの里山を登り、確認するべきポイントや道なき道を歩いて新たな発見をする楽しみを学びました。
最後は、白糸川で子どもたちを伴って活動した際の注意点や見守りポイントを確認しながら、受講生たちも川に入り、実際川に入っている時の子どもの目線や行動を考えました。


特別編第2回「自然観察マスターになろう」

自然観察

特別編第2回目は、自然界の案内人プロナチュラリストの佐々木洋さんをお招きし、わんぱくらんどにて、身近な動植物の魅力や不思議な点を観察しました。
普段何気なく見かけている植物や生物を違った視点から説明できるよう、詳しく説明を受けた後、動植物を見つけるビンゴゲームを行い、ビンゴカードに記載されている動植物の解説をしてもらいました。

自然観察

また、自然に生息している植物の気持ちを考え、ストーリーを作る体験や秋にしか見られない植物、昆虫の解説をしてもらい、普段見ないような部分に自然界の素晴らしい世界が広がっていることを学びました。
テレビやラジオで活躍する講師の軽快なトークで解説していただいたので、参加者の笑顔が絶えない素晴らしい研修となりました。


特別編第4回「グローイングアップ・ワイルド」

クモの巣をつくってみよう

特別編第4回目はおだわら自然楽校受講生でもある石川聡之さんに講師をお願いし、環境教育プログラムである「グローイングアップ・ワイルド」の資格取得研修を行いました。
最初は参加者同士のアイスブレイクも兼ねていくつかのプログラムを実施しました。その後、環境教育についての説明やモールを使った標本作り、動物の人形を使ったカモフラージュについてのプログラムを実施しました。

無事に資格取得できました

後半は生物の成長過程が記載されているイラストを使ったプログラムや、リアルに作られているイモムシグミでおやつプログラムを体験しました。
最後は3グループに分かれ、テキストに記載されているプログラムを選択して企画し、他のグループの参加者に実践しました。
研修終了後は、子どもたちにグローイングアップ・ワイルドのプログラムを実施できる「エデュケーター(指導者)」の講習修了証を授与されました。



指導者の活動実績

「おだわら自然楽校」で学んだ指導者たちは、ひとりでも多くの子どもたちに感動や体験が得られる機会をより多く提供するため、小学校が実施する体験学習や地域で実施する体験学習に出向き、小学校や地域の体験学習活動をサポートしています。

5月 桜井小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
富士見小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
6月 矢作小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
酒匂小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
芦子小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
7月 富水小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
町田小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
大窪小学校(4・5年生)宿泊体験学習への支援
下曽我小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
下中小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
足柄小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
「あれこれ体験in片浦(1)」の企画・運営(5・6年生対象)
8月 「あれこれ体験in片浦(2)」の企画・運営(5・6年生対象)
10月 早川小学校(4・5年生)宿泊体験学習への支援
11月 国府津小学校(5年生)宿泊体験学習への支援
桜井小学校アウトドアクラブへの支援
12月 千代小学校アウトドアクラブへの支援
3月 「あれこれチャレンジin片浦」の企画・運営(4・5・6年生対象)
自己紹介
問題出題
野外炊事

集合写真
キャンプファイヤー
集合写真


平成29年度受講生募集~子どもたちはみなさんの力を必要としています~

指導者養成

「おだわら自然楽校」では体験学習を通じて子どもたちが楽しさだけでなく、辛いことや嫌なことを乗り越えてたくましく生き抜く力、困難な状況にもかかわらず、しなかやに適応し生き延びる力とというという、、を身につけてもらうことも目指し、研修でいろいろな知識や技術を学んだ受講生が、ひとりでも多くの子どもが体験学習の機会が得られるようこれからも支援を続けます。


「おだわら自然楽校」では平成29年度の受講生を募集します。4月の広報小田原、市ホームページで第1回研修のお知らせをしています。体験学習に興味のある方は、青少年課までお問い合わせください。詳細をご案内いたします。

「『おだわら自然楽校』の実践報告」が、「紀要」冊子に掲載されました。

紀要第2号冊子

国立青少年教育振興機構青少年教育研究センターが発行する「紀要第2号」に、小田原市の取組みとして「『おだわら自然楽校』の実践報告」が掲載されました。
 

小田原市における青少年の健全育成の柱である「指導者養成研修事業」「指導者派遣事業」「地域・世代を超えた体験学習事業」の3事業について、平成22年度にスタートしてから3年間の取り組みの詳細が掲載されています。
 

下記のリンクからご覧いただけます。




最終更新日:2017年04月03日


この情報に関するお問い合わせ先

子ども青少年部:青少年課 育成係

電話番号:0465-33-1723
FAX番号:0465-33-1723


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