検査

各種運動負荷試験について

Treadmill(トレッドミル)検査

 トレッドミル検査とは、ベルトコンベアーの上を歩いてもらい心臓へ負荷をかけます。その時には、上半身に電極をつ け、運動中の血圧・心電図波形をモニター画面に表示観察しながら、変化を調べていきます。(ベルトコンベアーの速さは段階的に速くなり、傾斜もきつく なります。)

 

検査時間は個人差に寄りますが以下のことにより心臓専門医師の判断で終了となります。

 (1)脈拍の上昇

 (2)胸部症状

 (3)心電図変化

 (4)血圧上昇・下降

 (5)足の疲労

 (6)息切れ

 

次の様な目的で行われます。

 (1)狭心症など冠動脈疾患の診断

 (2)各種不整脈の検出

 (3)薬剤効果の判定

 (4)心筋梗塞後の運動能力の判定等

 

【検査時の注意点・お願い】

個人の身体能力・日常生活により運動能力は違います。

当日の体調・膝や腰・足が痛い等症状がありましたら運動前にお気軽にご相談下さい。 

 (1)汗拭きタオル

 (2)運動しやすい服装(ズボン・Tシャツ)

 (3)運動靴(普段履き慣れたウォーキングシューズ等)

を準備していただくようお願いいたします。

トレッドミル

Master(マスター)負荷心電図

 一定時間に規定速度で階段昇降運動をしていただき、運動前と運動後の脈拍が上昇した時の心電図波形変化を見る検査です。

 

 検査方法は年齢・性別・体重により階段を行き来する速度が決定します。階段は、片方ずつ(足をそろえない様に)昇り、床には、両足着いて回ります。一定時間の階段昇降が終了しましたら、直ちにベットに横になり運動後の心電図を暫く、時間を追って記録していきます。

マスター

小田原市立病院

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