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2016年07月29日(金)

松竹大歌舞伎・観劇記(前編)

「松竹大歌舞伎」ポスター「松竹大歌舞伎」ポスター
今年も、「松竹大歌舞伎」が7月5日に小田原市民会館大ホールへやって来きました。昨年は、9月1日に小田原では16年ぶりとなる「松竹大歌舞伎」が上演されましたが、今年も昨年に引き続いての開催です。5月8日のアナウンサーの葛西聖司氏による「歌舞伎プレセミナー」を聞いていたので、「鳴神」への期待が膨らみました。(私は当日PRESSの腕章を付けて、記録係としてカメラ撮影を担当しました。

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2016/07/29 08:45 | 芸術

2016年07月22日(金)

みんなで作る、みんなの「おだわら市民ミュージカル」

小田原市民会館の開館55周年に向けて、「オリジナルミュージカル」を参加者の皆さんと一緒に作るワークショップが6月25日(土)から始まりました。
カリキュラムは演劇基礎、劇作、ダンス、歌、発表会の予定で組まれ、平成29年1月15日(日)まで全17回に及びます。
講師の先生は、西川信廣氏(演出家・文学座)、篠原久美子氏(劇作家)、上田享氏(作曲家)、室町あかね氏(振付)、満田恵子氏(歌唱指導)5名の方々です。
 
この事業は、平成28年度小田原市文化創造担い手育成事業『おだわらリボンシアタープロジェクト』として、芸術文化創造センターのオープンに向け、歴史ある小田原と小田原市民会館の文化を見つめなおし、受け継いでいくプロジェクトです。
今年度の参加者は33名。これから心をひとつにして、市民の感性とイマジネーションによる『小田原の歴史や文化を織り込んだミュージカルを』を作り、平成29年夏の「小田原市民会館大ホールでのオリジナルミュージカル公演!!」を目指します。

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2016/07/22 08:48 | 芸術

2016年07月19日(火)

アウトリーチ事業・狂言「柿山伏」

会場の全景。児童の後は父母席会場の全景。児童の後は父母席
「アウトリーチ」と聞いても、まだ多くの方には馴染みがないでしょう。小学生の保護者の方であれば、ご存知かもしれません。アウトリーチを直訳すると「手を伸ばす」ですが、転じて、「援助が必要な所への出張や派遣」という意味があります。そこから、芸術文化の分野では、音楽やアートや演劇などの芸術家が通常の活動会場を飛び出して、観客の生活の場に出向いて働きかけをすることを云います。具体的には、学校や公共施設などで芸術普及活動を行うことです。学校でのアウトリーチは、日ごろ芸術文化に接する機会が少ない子どもたちに、プロの芸術家による本物の演奏や演技を観てもらおうとする試みです。そして、ただおとなしくかしこまって観るだけでなく、プロの指導の下で演技や演奏を自ら体験する機会も設けられていることも、アウトリーチの特徴と云えます。

小田原市文化部文化政策課では、このアウトリーチ事業を数年前から積極的に取り組んでいます。平成27年度には、アウトリーチを24件実施しました。平成28年度も引き続き、多くのアウトリーチ事業を計画していて、その実施を進めています。前々からアウトリーチ事業の現場を訪れてみたいと思っていたところ、小学校で「狂言」のアウトリーチがあると聞いて、取材を申し込みました。今回は、アウトリーチ事業の現場からのレポートです。
 

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2016/07/19 10:00 | 芸術

2016年06月17日(金)

富士山を撮った川田文夫写真展が開催されました。

 小田原市在住のアマチュアカメラマン川田文夫氏の主に富士山の写真約40点からなる写真展が開催されました。

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2016/06/17 11:43 | 芸術

2016年05月20日(金)

「歌舞伎プレセミナー」

「歌舞伎プレセミナー」ポスター「歌舞伎プレセミナー」ポスター
 今年も「松竹大歌舞伎」が小田原へやって来きます。公演日は、7月5日(火)です。歌舞伎公演の前に、昨年に引き続いて、元NHKアナウンサーの葛西聖司氏による「歌舞伎プレセミナー」が5月8日小田原市民会館小ホールで開催されました。昨年も葛西さんのプレセミナーを聴くことで、歌舞伎をより楽しく見ることができました。今年も歌舞伎の本番を観る前の勉強に、プレセミナーへの期待が高まります。

「歌舞伎プレセミナー」

 2時開演時には、用意した席はほぼ満席となりました。会場は、昨年と同じように部屋の中央を通路にして、その両側に座席が向い合せなるように椅子が並べられていました。万雷の拍手で葛西さんが登場すると、葛西さんは、座席の配置を「向かい合った皆さんが、お互いに眠らないように見張るためですよ」と冗談を飛ばして、さっそく観客の笑いを誘っていました。葛西さんは通路を行ったり来たりして、話しを続けます。目の前に葛西さんが歩き、その顔を近づけて語り掛けられると、自分だけに話しかけられているように感じてしまいます。

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2016/05/20 11:36 | 芸術

2016年04月22日(金)

■小田原の街でこんな美術展■ アートとは何かを考えさせる「小田原 アート パーティー」

「芸術」といっても、いまでは「アート」というカタカナ語が幅を利かせて芸術というとなんか古臭い感じがする世の中になったようだ。とりあえず「アート」という言葉を借りるとして、あること(もの)が「アート」であるかどうかの境目がなくなってきた。どう感じるかは受け手の自由でもあるが、送り手が「結界」を創り、これは「アート」であると宣言することが多い。美術館の閾を跨げば、とにかく中にあるものは「アート」であるという前提ができるが、壁に張ったり、板に乗せたり、蓋を被せたり、題名をつけたりすると、あらゆるものが「アート」になる。いったん「アート」になると、日常を離れて独り歩きする。

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2016/04/22 11:30 | 芸術

2016年04月08日(金)

小田原文学館「牧野信一とサクラの花びら」展

 今、西海子(さいかち)小路は桜並木が満開で、見事なピンクのトンネルができています。田中光顕伯爵の別邸であった「小田原文学館」の庭の桜も満開で瀟洒な洋館に映えています。この小田原文学館を会場に、3月20日~4月24日までの期間で特別展示『牧野信一とサクラの花びら』展が開催されています。
 

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2016/04/08 14:15 | 芸術

2016年03月04日(金)

小田原文学館「北原白秋―詩人の見た風景」

「小田原文学館」は、西海子(さいかち)小路にある田中光顕伯爵の別邸であった瀟洒な洋館です。この小田原文学館を会場に、1月23日~3月16日までの期間で『北原白秋―詩人の見た風景』展が開催されています。昨年、生誕130年を迎えた詩人・童謡作家として知られる北原白秋の「生誕130年記念交流特別展」です。「交流」とあるのは、白秋は九州福岡県柳川市に生まれ、東京、三崎、小田原と生涯に30回も転居した関係で、白秋にゆかりのある柳川、三浦、小田原の3市が交流する一環として行われているからです。

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2016/03/04 10:57 | 芸術

2016年03月01日(火)

松永記念館 庭園呈茶を楽しむ

手を伸ばせば、春に触れられそうな季節になりました。

春は、今年もちゃんと、私たちのもとにやってきてくれそうです。

春への想いを募らせながら、陽気な日に、板橋にある松永記念館へ行ってきました。

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2016/03/01 10:06 | 芸術

2016年02月25日(木)

第9回文化セミナー「小田原文化財団とODAWARA」に参加して

2月11日(木)に、小田原市民会館で第9回文化セミナーが開催されました。今回のゲストは、小田原文化財団プロデューサーの足立寛氏でした。市民会館本館6階の第7会議室は本館で最も大きな会議室ですが、開会時には満席となる盛況でした。杉本博司氏が主宰する「小田原文化財団」への市民の関心の高さが感じられました。
 

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2016/02/25 11:23 | 芸術

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