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2015年06月23日(火)

上府中公園クラフト市「カミイチ」に行こう!!

みなさんカミイチって行ったことありますか?
毎月、小田原球場のある上府中公園で開催されているクラフト市です。今では100店舗以上のクラフト作家やキッチンカーが出店する賑やかなイベントになっています。
今回はカミイチを主催する和田さんにカミイチの魅力を伺ってきました。

■カミイチに行ってみよう!
さて、最初にカミイチを仮想体験してみましょう。
カミイチに行くにはまず国道255線を桑原の交差点を右折し、上府中公園へ向かいましょう。通りに面した上府中公園の入り口からカミイチはスタートします。
まずはたくさんの三角形の小旗があなたを出迎えてくれます。入り口すぐのところでキッチンカーが両脇に並んでいてとってもおいしそう。
入り口から大池に沿って小さな屋台のお店がびっちり両脇に並んでいて、たくさんのお客さんが見ています。人が多くてちょっと歩きにくいくらいです。木工、服飾、キャンドル、ガラス細工にアクセサリーと並んでいるお店はさまざま、中にはパン屋やお菓子やさんもあります。
噴水前の広場まで100メートルぐらいお店がびっちり並んでいるのを通り過ぎるとお店の壁も無くなったかなぁと思ったら池沿いに曲がってキッチンカーが並んでいました。カレーにピザにラーメン屋さんまであって美味しそうです。
 
さて、さっき通った時に気になったお店を覗いてみましょうか?

■カミイチってこんな感じ
カミイチはプロからアマチュアまで小田原市内外のクラフト作家さんが集まって作品を販売します。ジャンルも日用雑貨からアクセサリー、楽器、Tシャツなどバラエティーに富んでいて、ひとつひとつお店を覗いているだけで楽しく、時間をわすれてしまいます。
作家さんとお客さんが仲良くなったり、お目当ての作家さんだけでなく、カミイチで新しいお気に入りの作家さんを見つけたり、作家さん同士が仲良くなってコラボ商品を開発したり、別のイベントに一緒にさんかするなどカミイチを通して色々な人がたくさんの繋がりを作っていくのがカミイチの魅力と和田さんは教えてくれました。

■The beginning of カミイチ
ことのはじまりは、和田さんが切り盛りする喫茶店、nicocafeにアートやクラフトなどのさまざまな作家さんたちが遊びに来たことから始まります。
小田原ではフリーマーケットは開催されていましたが、「大磯市」や「ごてんばアートクラフトフェア」などのクラフト市が無いので以前からやってみたいと思っていた和田さんがnicocafeの2階で仲間数人と始めたクラフト市の「ニコイチ」からスタートしました。最初の「ニコイチ」は、2011年4月に開催され、東日本大震災の直後となった為、急遽チャリティーイベントに企画が変更され売り上げの一部が寄付されました。出店者十数名にも関わらず多くの人たちが参加し、和田さん達は手ごたえを得たそうです。
和田さん達は早い段階で大きな会場でやりたいと考えていましたが、なかなか場所を借りることができず1年ぐらい過ぎてしまいます。そんな中、nicocafeに音楽イベントの企画を個人的に持ち込んだ上府中公園の関係者との縁で、カミイチが2012年12月上府中公園で開催されることになりました。
初めてのカミイチは20店舗ぐらいからスタートしましたがまさかの大雨、2回目は強風、それでも沢山のひとが遊びに来てくれ、毎回気候に左右されることが多かったのですが、悪天候も楽しもうと続けているうちにお客さんは自然と増えていったそうです。
"超悪天候だったので、逆にどんな天気でもなんとかなると思えるようになりました。今でも毎回天気は、ハラハラしますが。"とのことです。
■これからのカミイチ
今までカミイチは上府中公園だけでなく、いろいろな場所で開催されています。いろいろなイベントで開催のお誘いが来るそうです。
ハコイチ・・・彫刻の森美術館やポーラ美術館で
出張カミイチ・・・小田原城で年2回づつ
カモイチ・・・食品市場で
夏に入る7月から9月のカミイチは暑さを避けるため夕方からの夜市となり、電球に照らされたアジアの夜市のような雰囲気になるとのことなので楽しみです。
今後はキッチンカーを増やしたり、音楽のライブなども取り入れていきたいとのことでした。
"盛り上げる為にでは無く、楽しいから入る。それが結果的に街の盛り上がりになった。"
お話を伺っていて印象的な言葉でした。

2015/06/23 10:57 | コミュニティ

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