水路は庭池とつながっており、ガラス戸を開けば、目前の庭の景色と足下の流水の音が一体となって感じられたのではないでしょうか。
この旧松本邸は、流水庭園を好んだ山縣有朋の影響が幾所に見受けられるとのことです。
海を見るため敷地に山まで作ってしまうとは、驚きました。
建物は傷みが気になる箇所が所々ありますが、これだけ残る別邸建築と庭園、地域に寄与する景観は大変貴重かと思います。
小田原の近代別荘文化を伝える一つとしても、ぜひ長く残していって欲しいと思いました。
市では今後、催事や意見交換を通じて活用方法を検討していくとのことです。
6月21日(火)には、「お庭お掃除会&意見交換会」も開催されるようです。こちらのお申し込みは清閑亭(0465-22-2834)まで。
(そうこ・記)
【公開日】
木曜~日曜日
午前11時~午後3時
祝日を含む週の公開日は変更する可能性があります。
入場無料
【問い合わせ】
0465-33-1722(小田原市文化政策課)
https://conv.bingocms.tech/field/lifelong/culture/event/p20642.html