ピアノ:永井李枝さんとチェロ:ピーティ櫻さん1時45分から、ミニ演奏会が始まりました。永井李枝さんのピアノとピーティ田代櫻さんのチェロの二重奏です。最初の曲は、スペインのチェロの巨匠であるカサド作曲のチェロの小品「親愛の言葉」です。チェロ演奏にマッチしたスペインらしい情熱的な曲でした。2曲目は、フランスのフォーレ作曲「夢のあとに」で、打って変わって幻想的なしっとりとした曲で、思わずチェロの音色に身を委ねてしまいました。夢から目覚めた現実のもの悲しさでしょうか。最後の曲は、サンサーンス作曲の「白鳥」です。バレエ「白鳥の湖」の「瀕死の白鳥」の場面で流れる曲で有名ですから、誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。瀕死の白鳥が死を迎える様子をチェロが静かに描いていきます。