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2018年06月21日(木)

『ギャラリー碧(へき)』

小田原市曽比在住の女流画家豊島シズ枝さんが、「絵を身近に感じてもらいたい」との思いにより、2018年3月から自宅にあるギャラリーで個展を開かれています。

開催日:毎月1日~10日
時 間:午前10時~午後6時
入場料:無料

4回目になる6月ギャラリーを訪れてみました。
作品はサムホールから50号の大小合わせた30点ほどでした。

■豊島シズ枝さん(95)は国展新人賞、近代美術奨励賞等の数々の功績を残してきたほか、小田原の女流画家の育成に尽力したことなどが評価され、市民功労賞を受賞されました。
作風の裸婦のどっしりとした描き方は綺麗で特徴的です。

画伯は人物を描くうえでは、人間のデッサンが絵にとってとても必要なものと話されました。「人間は百人百様だからモデルのデッサンをして、この首はどこから生えているのか?腕はどうなっているのか?そういうことを研究することだ」ということでした。
モデルさんの美しい線をみつけることが、勉強なのだそうで、裸婦をデッサンして70年、裸婦は生涯のモチーフになるそうです。
展示すべての作品にコメントを書かれていました。心に残り、ここにご紹介させていただきます。

■『結』 右から2番目
1981年作
黄金比とは違う方法で比率を考え試してみました。
新しい仕事です。

■『忍ぶ』
何も考えないのがよい。
色も型もまだまだとおもっていたが、思考の無い自由さがこの仕事となった。
まだ先をやらねばと思い気持ちを忍んだ。

■『出を待つ』
出番を待つときの体の表現をスケッチした。
実際は着物をまとっているが、何も着ていない状態でなければ、本当の視線がわからない。

■『庭さき』
黄色一色の作品になった。
静かな安定したデザインが風景と合って、休んでいるポーズにふさわしい作品ではある。

絵は毎月入れ替えるそうです。
自由に観ることができる絵に出会え、美しいものに浸ることができます。
2~3回訪れた後に感じたのは、❝芸術がちょっとだけ読み取れるようになっているような感覚❞でした。次回の展覧が楽しみになる、また訪れたい!と思う感動を覚えるギャラリーでした。(MOKO:記)

2018/06/21 15:58 | 美術


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