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2014年08月28日(木)

堤千恵子先生による書道指導者養成講座へようこそ!

皆さま こんにちは小田原市文化レポーターの みつるです。
今回は8月10日の午前9時~12時迄小田原市川東タウンセンターマロニエで開催された「書道指導者養成講座」(書道指導者育成協会主催)をご紹介します。

「書道指導者養成講座」はこの回で2014から始まって4回目となります。
指導にあたる堤 千恵子先生によるとこれまでに受講した受講生の数は15名、今回は9名でした。

堤先生はスクールボランティアや高校等、実際の学校現場で書道を子ども達に教えています。
この講座を開講した理由は「学校現場や地域社会で、書道を理論的に子ども達とコミュニケーションをとりながら指導できる指導者が減ってきている」 「書道という文化を残したい」だそうです。

他の書道教室との違いは「筆の持ち方、縦線、横線の書き方から1から学べ、楽しくコミュニケーションしながら指導法が会得できる」ところです。
この講座は是非小中学校の学校の先生や現在書道教室を開いている先生にも、初心者にも受けて欲しいです。

この日はインタビューさせていただいた後、実際に受講させていただきました。
講座の内容は
1.初回の人のための事務連絡
2.書道の練習 書道指導の講義 堤先生の添削
3.相互添削と振り返りの3つから成り立っていました。
1.初回の人の為の事務連絡では
「書道指導者育成協会」の説明とこの講座を6回受けて基礎コースが終わり、指導者コースを受けると、会に入会でき、「会所属の教育書道指導士」として様々な場面で書道の指導ができるという説明がありました。
2. 講義&書道の練習 添削 では
実際に縦線、横線、左払い、右払い、点画等、初歩の初歩から4字熟語迄受講生のレベルに応じた練習メニューをこなして、堤先生に添削していただき、指導のコツも講義形式で教えていただきました。
3.相互添削 と振り返り でした。
これが、他の書道講座にないこの講座の特徴だと思います。
「相互添削」では受講生同士が実際に机を挟んで向かい合い、実際に指導する現場を作ります。受講生同士が互いに書を見せて朱で添削しながら受講生同士で相手を小中学生に見立てて、どういう点が良いか、どうしたらもっとうまくなるか講評しあいます。僕の場合余計な一言を言ったり、ついつい相手の目を見ないで半紙と対話状態だったので
側で堤先生が「そこ つっこまなーい」
「目をみて!」とかアドバイスが飛び交っていました。
振り返りでは相互添削で「どこが難しいかどうしたらいいか?」感じた事を皆で共有しました。
個人的に言うと「自分より上手で直す所が見つからない」という時はどうしたらいいのかな?
というのは課題でした。

インタビューや講義の中で堤先生がよくおっしゃっていたのは
書道を子ども達に教える時に必要なのは書道の技術と励ましやアドバイス等の対話であるという事でした。
「ここが良くない!ここも良くない! 」と指摘するだけでは子ども達は次に進めない。「こは良いね、次はこうしてみたら?」と励ましとアドバイスがあれば子ども達も次の目標が見え、
「指導してもらって、字もうまくなって楽しい!」と書道が好きになってくれるということでした。

僕も実際に指導してもらって楽しくなって書道好きになりました。
今回受講していた女性の方も講座を受けて将来書道の指導がしたい!と笑顔でおっしゃっていました。
書道という日本文化守っていきたい。後世に伝えていきたい!と思います。
★このブログを読んでいただいた皆さまへ
もしこの記事を読んで興味がある方、以下に電話連絡またはメールお願いいたします。
電話 0465450015 メール life-sol@fuga.ocn.ne.jp
書道指導者育成協会 事務局
受講料は体験(1回コース3000円)
基礎コース(6回18000円)です。
次回は9月14日9時30分~(初回の人は9時から)
の予定です。

みつる

2014/08/28 11:17 | 美術

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