《青年時に出会った作家にシュッビッダーズがいた。
ジャンク(廃品)によるコラージュの世界が広がった。
MERZ(メルツ)が繰り返し制作された。
メルツバウも構築された。第二次世界大戦では収容所に収容された。
収容所の中では、ウルルソナタが響いた》
(飯室哲也/展示図録より)
その後、もう一人作家さんに話を聞くことができました。
板敷の間の方に作品を展示している堂免(どうめん)和実さん。
《魚類や動物、地平線にまで広がる植物の群生など圧倒的な生命が漲っている様子に魅了され制作している。それは、生まれる前の記憶に遡っていく気がする》
(堂免和実/展示図録より)
気がつけば1時間近くが経過。
はじめは古民家を少し見学するつもりが、なんとも不思議な一期一会になりました。
自由なモダンアートも面白いですね。
モノを通じて観るのは、結局、自身の内面なのかもしれませんが。
(そうこ記)