市長の日記

市長の日記

2013年02月15日(金)

長興山枝垂桜のクローン

 入生田の長興山には、樹齢350年と言われる有名な枝垂桜があります。小田原藩主だった稲葉正則が植えたと伝えられ、樹勢の衰えが見えはするものの、見事な枝ぶりは多くの来訪者を魅了し続け、今でも花の時期には全国波でTV中継されるなど、小田原が誇る桜でもあります。
 この桜の組織を培養して育てたクローン桜2本が、既に4年目となり、樹高4mほどに育ちました。14日、その植樹式が、わんぱくらんどと、長興山枝垂桜の所有者である入生田・紹太寺にて行われました。私は、わんぱくらんどでの式に参加させて頂きました。
 
 クローン技術で協力されたのは、住友林業。もともと、森林資源の保全や育成に向けた研究に取り組んでおられますが、その中で、樹木の芽の一部組織からクローンを育てる技術を確立されています。各地の銘木や老木などからクローンの苗木を育てる取り組みに対し、紹太寺の武内住職が賛同・協力をされ、筑波にある同社の研究所で大切に育てられてきたものです。
 植樹には、武内住職、住友林業の梅咲理事・研究所長をはじめ、市議会・教育委員会・わんぱくらんど管理者、そして私ども市職員らが参加。これらのプロセスが順調に進むよう、特に尽力された市議会の大村議員も、感慨深げに見守っておられました。
 
 2本育てられた苗木のうちの1本を、武内住職から小田原にご寄贈頂くこととなり、場所として、子どもたちも含め多くの方々が通年来所されるわんぱくらんどが選ばれました。ここには既に、多方面から桜の植樹がなされており、7種類210本の桜が楽しめます。そこに、これから年数をかけて、枝垂桜の大樹が育つことになります。
 場所は、わんぱくらんどの管理棟前の、芝生の傾斜地。樹高4m程度ですので、周囲にあるカエデや、隣のケヤキの高木と並んで、まだまだ赤ちゃんといった風情ですが、枝垂桜は育ちが早く、10年もすれば相当大きな木になるとのこと。花も、早ければ来年にも楽しめるかもしれないそうです。長興山の枝垂桜と同じように、100年、200年、300年と、長寿桜になることを祈ります。

2013/02/15 13:21 | 未分類


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