7日、先月より行われていた平成24年度決算特別委員会の審議を踏まえ、委員長報告、質疑、討論の後に、各会計の採決が行われ、全会計について全会一致もしくは賛成多数によって決算が認定されました。これにて、長丁場だった市議会9月定例会は閉会。
これから、秋の諸行事のシーズンが本番を迎えます。昨年は小田原で開かれた全国史跡整備市町村協議会の全国大会、姉妹都市である日光市との交流事業、漁港をもつ市町村の漁業関係者の全国大会、報徳ゆかりの市町村からなる報徳サミット、先人に学ぶまちづくりを進める市町村からなる嚶鳴フォーラムなど、全国各地で行われる諸行事への出張が続くほか、週末ごとの健民祭、毎週末に小田原城二の丸広場などで開催されるイベント、文化団体の諸行事などで、10月のスケジュールは一杯になっています。
一方、来年度予算編成に向けた庁内での作業も本番となってきます。三大案件などの大型事業がいよいよ具体化する局面に入り、財政面では優先順位をつけ無駄なく、しかも効果的な予算配分が従来以上に求められます。細かな部分も含め、十分に意を用いるつもりです。
また、地下街、お城通り地区再開発、芸術文化創造センターについては、これまで積み重ねてきた作業が実を結び、ようやく「懸案」と言われ続けてきた状況を解決するところまで来ています。ここからの詰めは、事業の成否を決める重要な工程。十分な情報発信と、関係各方面の協力体制の構築に全力を注ぎます。