市長の日記

市長の日記

2010年03月30日(火)

東曲輪歴史公園

 昨日は季節はずれの寒波で、市内は冷たい雨、山は久野あたりから上は大雪で、芦の湯では40センチも積もったようです。降雪には強い箱根新道ですら通行止め。昨夜、8時過ぎに帰宅したときには既に煌々と満月が輝いておりましたが、今朝は相当に冷え込んだようで、結露が凍って窓が開きませんでした。箱根などの路面凍結が心配ですが、桜と菜の花の向こうに真っ白な箱根連山が輝く、珍しいも美しい景色が、今日は楽しめそうです。

 29日、八幡山古郭東曲輪(はちまんやまこかくひがしくるわ)歴史公園の開園式が行われました。この場所は、北條時代における小田原城の中心部をなしたところでありながら、その後国鉄の軌道敷の横断や宅地開発の中で史跡としての保全整備が手付かずだったところに、高層マンション計画が持ち上がった経緯がありました。歴史上の重要な場所、しかも天守閣と正対する位置に高層マンションがそそり立っては、史跡整備上は勿論のこと、景観に著しい打撃を与え、城山周辺の良好な住環境に影響をもたらすとして、周辺住民の皆さんや歴史文化団体の関係者などがたいへん精力的に活動され、小田原市の粘り強い努力も相まって、マンション建設は撤回され、国指定史跡として用地が確保されて、歴史公園として整備されるに至ったものです。まさに、市民の力が死守した、小田原にとっての大切な場所、というべきでしょう。

 桜の花が二分、三分とほころびながらも、たいへん寒い朝でしたが、関係者の皆さんが集い、ささやかな開園式。テープカットの後、そろって歩き初めを行い、展望広場へ。眼前には、手の届きそうなところに天守閣が聳え、北は丹沢から西は石垣山まで、そして正面には小田原城跡の緑と市街地、その向こうに広がる相模湾が、まさに一望できます。小田原城を含めた小田原の恵まれた地勢を概観するには、今のところ最高の場所と言って良いのではないでしょうか。天守閣越しに相模湾から昇る日輪を捉えるにも、絶好のポイントでしょう。
 ぜひとも、多くの市民の皆さんに、そして小田原を訪れた方々に、この場所に登って頂きたい。そして、この小田原の素晴らしさを味わって頂きたいものです。

2010/03/30 09:00 | 未分類


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