市長の日記

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2018年09月27日(木)

もあ展、邸園文化賞

  3連休の中日となった23日は、晴れ間がのぞき暑すぎず寒くもない、お彼岸らしい穏やかな天候。朝一番で東富水地区の健民祭を訪ねた後、各所を廻りました。
  耐震を含めた改修工事がこの夏に終了した白秋童謡館では、無尽蔵プロジェクトで発足した「ものづくり・デザイン・アート」の取り組みに参加している工芸作家や芸術家の皆さんによる「もあ展」が開かれていました。「もあ」とは、「ものづくり」と「アート」の頭文字を繋げた呼称。伝統技術に裏付けられた緻密な組み立てや厳格な工程を伴う工芸の世界と、囚われのない自由な発想や表現手法で生み出されるアートの世界が、毎年の「もあ展」の活動を通じて相互に融合・触発を重ね、毎年とても興味深い作品が生まれています。今年は、「白秋童謡100年」を記念し、「童謡」をテーマとした作品が多数つくられました。個性的な各作品は、伝統的な和風建築の白秋童謡館の様々な空間に居場所を得て、とても魅力的でした。
  「もあ」の活動を支えて頂いている、箱根物産連合会の露木清勝さん、若手の寄木細工作家グループである「雑木囃子(ぞうきばやし)」の露木清高さん、小田原鋳物を支えている柏木照之さんにご案内頂き、それぞれの作品の成り立ちや、作者の思いなどについて解説してもらいました。この活動に参加している作家さんたちの進境ぶりや、異なるジャンル間での交流が進むことで拓かれていく世界観や表現手法への感慨を訊きながら、この活動の意義を改めて感じました。「もあ展」は10月8日まで、白秋童謡館にて開かれています。多くの皆さんに観て頂きたいです。

  午後には、箱根湯本ホテルにて、「湘南邸園文化祭2018」のキックオフイベントが開かれました。文字通り、相模湾沿岸に展開する湘南各地に遺されている、歴史的建造物や庭園をもつ、明治から昭和初期に造られ政財界の交流や文化活動の舞台ともなった数々の「邸園」を繋ぎ、その価値を再発見するとともに現代における活用を進めていくための取り組み。9月から12月にかけて、現在も50近く存在する各邸園において、様々なイベントが展開する文化祭です。小田原では、清閑亭、松永記念館、小田原文学館などが主要な会場となります。
  キックオフイベントの中で、「邸園文化貢献賞」の授賞式がありました。邸園を活用した優れた取り組みを表彰する制度で、邸園の所有者と、その活用者の双方が表彰されます。今年は小田原の取り組みである「小田原邸園文化ネットワーク」が表彰対象となり、邸園所有者として小田原市に、その活用者として「小田原まちづくり応援団」に、湘南邸園文化祭連絡協議会会長の内藤英治さんからそれぞれ表彰状が手渡されました。前の所有者であった第一生命から譲渡を受けたものの、まだ何ら活用がされていなかった清閑亭に手を入れ、管理活用を小田原まちづくり応援団の皆さんに託し、清閑亭を拠点に文学館・松永記念館を含めた3館連携を共に進めてきた歩みを振り返り、感慨深いものがありました。
  国の支援も受け、西海子通りに面した広大な敷地を持つ「旧松本剛吉邸」の公有化を進めるなど、小田原では今後もより一層の邸園文化振興を進めていきます。

2018/09/27 10:25 | 未分類


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