市長の日記

市長の日記

2018年10月15日(月)

報徳サミット小田原市大会

 12日・13日にわたり、全国報徳研究市町村協議会の総会、そして第24回全国報徳サミット小田原市大会が開催されました。

 協議会には、報徳にご縁のある全国17の市町村が加盟しており、今回のサミットにはこのうち14の市町村から首長や教育長らが出席。12日の総会では、事業および予算についての審議、東日本大震災を契機に平成24年から始めた「子ども支援部会」の活動報告、ドラマ化への要望活動の状況、掛川市と豊頃町などが始めている地域物産交流「互産互消」事業の報告などが行われたほか、各地での報徳関係の取り組みについて情報交換。この中で、去る6月27日にご逝去された浪江町・馬場町長の後任として着任されている吉田町長に、現在の浪江町の様子などを詳しくご報告いただき、まさに復興はまだ道遠し、の感を一同で共有しました。 

 翌13日のサミットは、市民会館の2階席まで埋まる、各地からの報徳関係者らの参加の中、盛大に開催。城北中学校吹奏楽部の素晴らしい歓迎演奏に始まり、開会行事、小田原の5人の小学生たちによる作文発表、報徳二宮神社の草山明久宮司による基調講演、そして参加首長らによるパネルディスカッション、最後は映画「二宮金次郎」の試写版完成の紹介と、盛りだくさんのプログラムとなりました。
 今回のサミットは、これまでの定式化されたサミットへの反省と、今後に向けた私たちの決意を込め、「報徳の原点から見直す~未来へ向けたひとづくり・まちづくり」とテーマを定めました。単に二宮先生の教えを学び顕彰するだけでなく、今日的課題に向け報徳の訓えを継承する立場にある私たち協議会加盟市町村の実践を問う内容とすることを目指したのです。そうした中で出色だったのは、草山宮司の講演。「報徳流地方創生術」と題したお話の中で、「今こそ実践すべき報徳」との観点に立ち、「報徳思想」を学ぶだけではなく、「報徳仕法」を実践すべきときに来ていると、自ら取り組まれている「小田原柑橘倶楽部」などでの様々な地域資源活用型の事業を紹介され、実践こそ大切であるとの力強いメッセージを発してくださいました。
 

 続くパネルディスカッションでは、私が司会進行を務め、参加した首長6名と草山さんとのやり取りを通じて、各地で取り組まれているひとづくり・まちづくりの取り組みを情報共有。草山さんのお話に刺激を受けた各首長からは、どちらかと言えば「教えの普及」に偏っている現在の取り組みに加え、今後は地域経済活動などまちづくりでの実践に取り組んでいきたいとの表明が相次ぎました。
 最後は、五十嵐匠監督、金次郎役の合田雅吏さん、妻のなみ役の田中美里さん、大久保忠真公役の榎木孝明さんが登壇。予告編の上演に加え、作品が出来上がったことが紹介されました。私からも、「生きた金次郎を見た人は、この中にはいません。これからは、この映画に登場する合田金次郎を通じて、その姿と生き様を知ることができます。ぜひ多くの皆さんに観て頂きたい」と、呼びかけをさせて頂きました。

 閉会式では、栢沼教育長朗読によるサミット宣言を採択し、来年の開催地である茨城県筑西市の教育長に、歴代開催市で受け継がれてきた金次郎像を手渡して終了。実行委員、関係者、そして職員らの工夫と努力により、中身の濃いサミットとなったことを有難く思うとともに、無事に開催市としての役割を終え安堵しています。(この日の午後に試写が行われた、映画「二宮金次郎」のことについては、明日の日記で触れます。)

2018/10/15 13:15 | 未分類


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