市長の日記

市長の日記

2018年10月23日(火)

いっせい防災訓練

 21日、小田原市内では「全市いっせい防災訓練」が実施されました。
 従来、市が主催する住民参加型の防災訓練としては、関東大震災の発生日である9月1日付近で行う「総合防災訓練」が中心でした。これは、毎年会場を各地域の持ち回りとし、ひとつの会場内で様々な訓練を行う、いわゆる展示型の訓練スタイル。市長以下市執行部、防災部、消防本部、自衛隊や警察など、関係団体が一堂に会し、発災から初動、救出や消火訓練、各種インフラの緊急復旧、避難所開設に至るまでの、一連の流れを確認するもので、もちろん有意義なものです。しかし、実際の災害発生時、特に地震災害においては、全市が一斉に被災する中、基本的には地域の皆さんたちだけで対応する必要があることから、数年前より全市一斉で、地域ごとに避難所開設などを行う、より実際時に近い状況設定での訓練を行ってきました。今年が4回目となります。
 全国的な晴天に恵まれた中、8時の防災無線を合図に、広域避難所を開設する単位となる各小学校区の住民の皆さんが活動を開始。広域避難所である各小学校に住民が集結、避難カードに登録をするところから始まって、実際に体育館などに避難所を開設する手順を確認しながら、訓練を進めて頂きました。避難所開設や初期対応に関連するどの取り組みを訓練対象とするかは、各地区の判断で選択されており、防災倉庫からの各種資機材の搬出、炊き出し作業の手順確認、仮設トイレの組み立てと設置、広域避難所に実際に大勢の住民が入った場合の密度の確認、消防団と連携した救護法、要援護者の受け入れ、運動場での初期消火訓練など、各会場で様々な訓練が展開されました。並行して、各地域に住む市職員らにより、MCA無線による災害対策本部との通信確認と訓練状況の報告、体育館に敷設した電話回線を利用しての災害時緊急電話の開設なども実施。

 私は他の公務との兼ね合いもあり、国府津小学校と下府中小学校のみ、皆さんの訓練の様子を拝見しました。いずれの会場においても、市職員らはあくまで「配備職員」として、住民の皆さんに混ざって訓練に参加するのみで、基本的には各地区の自治会連合会の会長さんや地区社協の会長さん、そして小学校の校長先生たちが指揮をとりながら、訓練は実施されていました。つい先日の台風24号通過時にも、曽我、下曽我から橘にかけての地区では広域避難所を開設したばかりで、慣れている側面も一部ありましたが、実際にやってみないとわからないこと、確認して初めて分かることなどもあり、やはり何回も訓練しておくに越したことはありません。
 市では、近年厳しさを増している災害発生状況への地域としての対応能力を高めるべく、この「いっせい防災訓練」も含め、従来から取り組んできた総合防災訓練、水防訓練、災害対策本部設置訓練などの各種訓練事業の体系や役割を改めて整理確認し、より効果的かつ実践的な訓練メニューへの絶えざる見直しを進める予定です。

2018/10/23 13:52 | 未分類


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