市長の日記

市長の日記

2018年11月01日(木)

老舗陶器店がカフェに

  11月に入りました。今朝はぐっと冷え込でおり、そろそろ暖房器具も欲しくなる季節です。

  昨日の日中、城山陸上競技場に立ち寄り、ピッチでトレーニングを行っているワラビーズの皆さんの様子を確認。チームマネージャーであるパトリックさんから、競技場の芝のコンディションがとても良いこと、滞在中のヒルトンではジムの設備も含めたいへん満足されていること、全体としてキャンプは順調に進んでいることなどを伺い、ホッと安堵しました。加えて「この施設、そして小田原でのキャンプは、とても良い。ラグビーだけでなく、陸上など他の種目も含め、もっと誘致できる」との感想も。今日は休養日、明日2日がトレーニングの最終日となります。小田原キャンプで得られた成果をもって、来年への飛躍を遂げてほしいと願います。

  29日、国道一号線の箱根口交差点近くにある、旧江嶋屋陶器店に伺いました。この建物を大幅に改修し、今月中旬からカフェがオープンする予定であり、それに先立っての試食会が催されたものです。

  この「江嶋屋」は、もとは現在中心市街地にある茶舗「江嶋屋」から明治期に暖簾分けされた店で、高級陶器などを扱っており、つい最近まで営業されていました。現在の建物は大正12年に建築されたもので、小田原市の「歴史的風致形成建造物」にも指定されています。今回、江嶋屋ゆかりの皆さんが発起、「小田原さかな普及の会」の理事でもある岩田雅子さんを中心に、カフェとしてのオープンを目指し改修に着手。社会資本整備総合交付金の適用も受け、作業が進められてきました。
  岩田さんもメンバーである「小田原さかな普及の会」の皆さんには、その名の通り、小田原の魚をもっと知って食べてもらうべく、様々なメニュー開発にご協力頂いてきており、特にその中では「かます棒」などのPRに取り組んで頂いています。今回のカフェオープンに当たっては、こうした取り組みを通じて培われた地産地消への思いも、メニューに反映されることになります。
   店内に入ると、陶器店営業の頃に所狭しと並んでいた陶器やガラス製品などは片付けられ、地場木材も活用したテーブルや椅子、内装に加え、木材を格子状に組んだ独特の天井のある空間に出迎えられます。1階奥には、北原白秋や、小田原三茶人(松永耳庵、益田鈍翁、野崎幻庵)らも通ったという店の名残を遺す茶室がそのままあり、往時の名店であったことを伺わせます。2階は西欧の建築様式を取り入れた、壁面や間仕切りに曲線をもつ特徴ある空間。

  試食には、①減塩かます棒ドッグランチ、②かます棒の玉子とじ丼、③日本茶と水羊羹、という豪華メニュー。①では、奥の厨房で揚げたばかりのかますを具材にしたホットドッグが実に美味しく、和風ミネストローネや、板橋の下田豆腐店のお豆腐や豆乳を用いた小付け、サラダや和風ピクルスとならび、いずれも減塩が施されていますが十分に美味しい仕上がりとなっていました。②は、カツの代わりにかます棒を玉子でとじた丼で、初めて体験する味に感動。③は陶器の店ならではの器も楽しめます。
 

  ツーデ―マーチが開催されるまでに開店したいとのことで、今のところ11月15日オープンの予定だそうです。小田原のまちあるきエリアの中に、またひとつ、素敵な拠点が生まれます。ぜひ多くのお客さんをお迎えし、賑わってほしいと思います。

2018/11/01 11:46 | 未分類


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