市長の日記

市長の日記

2018年12月11日(火)

板金の柳川さん、『美しい久野』の皆さん

 9日あたりから、急に冬らしくなってきました。北の方からは大雪の便りが届き、関東内陸部では各地で結氷、小田原でも今朝あたりは本格的な冷え込みとなり、今夜は箱根あたりが雪になるかもしれません。年の瀬がヒタヒタと迫る中、明日から来週までの一般質問、それへの準備作業などで、しばらくは庁内にカンヅメとなります。
 先週7日、2組の皆さんから嬉しい報告がありました。

 お一人は、「卓越した技能者(現代の名工)」を受賞された、(有)柳川板金工業所の柳川辰男さん。柳川さんは、住宅屋根・神社・仏閣・稲荷などの屋根工事や飾り物を、ご自身が考案した多様な加工道具を用いて製作する技能を有しておられ、特に銅板を打ち出して加工する鬼飾り・鬼面・文字看板製作を得意とする、業界内でも数少ない名工。現在も、現役の職人として現場に立ちながら、伝統的技能を伝えるために若手後継者育成の中心的指導者として、市内はもとより県内でも活躍されています。
 気さくなお人柄で、産業まつりや地域イベントなどでお会いすると、いつもお声をかけて頂き、板金ワークショップなどでは子どもたちにも優しく手ほどきをされています。以前いただいた、精緻な技巧が施されている特製の如雨露(じょうろ)や折り鶴は、今も市長室に飾らせて頂いております。これからも大ベテランとして、業界の発展にご尽力頂けるよう、元気でご活躍頂きたいと思います。

 
 もう一組は、平成30年度「豊かなむらづくり全国表彰事業」で農林水産大臣賞を受賞された「美しい久野里地里山協議会」の皆さん。久野地区の美しい里地里山を持続させるため、様々な分野における保全や再生の活動を地域全体として実施すべく、平成21年度に設立された団体。地元で活動されている諸団体が連携・協力しながら、農地や森の再生、登山道や渓流の整備、各種環境調査、親子向けイベントの開催などに精力的に取り組んできました。こうした活動が久野地域における自然環境や住環境の改善、ひいては地域社会全体の活性化に貢献しており、全国の農山漁村における「むらづくり」の優良事例であるとして表彰されたものです。

 この日、報告のために来庁されたのは、現会長で茶農家の田中康介さん、前会長で久野地区各種団体会議の発起人である星野清治さん、副会長で小田原植木社長の近藤増男さん、副会長で「野遊び」の主催者である近藤忠さん、久野地区自治会連合会長の駿河寛さんなど、久野で活躍されている錚々たる皆さん。私も市長就任のはるか以前からお世話になってきている皆さんであり、今回の受賞報告をたいへん嬉しく聴かせて頂きました。
 久野に根を張った活動をされている、力量の高い様々な分野の人たちが連帯し、地域のために力を合わせている久野の活動のひとつの原点は、平成当初のころに起こった産業廃棄物焼却場の建設計画に対する反対運動にあります。10年ほどにわたり、久野の環境を守るために粘り強く活動された中で、住民の結束力と環境への意識が大きく高まりました。それが、今も久野の地域力のベースになっていると、私は感じていますし、その力が、近年は環境を守り子どもたちを育てる活動へと展開することで、大きな成果となっています。今回の受賞をさらに励みとされ、更に活動を発展させて頂きたいと願っています。

2018/12/11 12:03 | 未分類


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