26日、「小田原七福神会」の皆さんより、東日本大震災で被災した自治体の子どもたちへと、ご寄付を預かりました。来室されたのは、潮音寺の安藤康哉住職、圓福寺の木内雍明住職、大蓮寺の戸松良明住職、世話役を務めるポスト広告の石黒さん。
七福神会は、小田原城下に点在する7つの寺院を繋ぐ形で、20年ほど前に発足。毘沙門天(久野・潮音寺)、満願弁財天(城山・福泉寺)、寿老人(城山・鳳巣院)、大黒尊天(城山・蓮船寺)、恵比寿神(南町・報身寺)、福禄寿(南町・大蓮寺)、水掛布袋尊(本町・圓福寺)、そして報徳二宮神社で構成されており、最近では各寺院を巡るバスツアーなどが企画されているほか、御朱印ブームもあり訪れる人も増えているようです。
これまでにも被災地支援の活動などをされており、今回も震災発生から8年を迎える中、改めてご寄付をお預かりしたものです。以前は報徳の関係で小田原とご縁の深い、相馬双葉地方の5市町村へとお預かりしましたが、今回は、放射能汚染の影響でいまだに住民の帰還が進んでいない浪江町・大熊町・飯舘村の2町1村の子どもたちへ届けてほしいとのお話でした。私からは、つい先日浪江町を訪ねた時の様子や、一部避難区域が解除されているものの住民がなかなか戻ってきていない状況など、被災地の現状をお伝えし、確実にお届けする旨お話をさせて頂きました。
七福神会の皆さんから、市長室にと、各寺院の御朱印が捺されたありがたい色紙を賜りました。各寺院はもちろん個別には存じておりますが、七福神を繋いで巡らせていただいたことはありません。これを機に、一度七福神巡りをさせて頂きたいものだと思いました。
(本日から市議会3月定例会の代表質問が始まりますので、日記更新はしばらくお休みします。)