市長の日記

市長の日記

2019年10月16日(水)

被災対応、漁師のさばフレーク

 台風 19 号による各地の被害状況が、次第に明らかになってきました。上信越~東北地方の数十か所におよぶ河川決壊がもたらした浸水被害は、その数と発生エリアの広さにおいて、かつて無かったものです。秋が深まり寒さがつのる中、自宅の惨状に途方に暮れ、避難生活を余儀なくされている皆さんの辛さは、察するに余りあります。
 そして、累積雨量 1000 ㎜を越えた箱根。全山で過去にない降雨量があり、それに伴う芦ノ湖の水位上昇による施設冠水、土砂崩れ、鉄道と幹線道路の寸断、施設の被害など、台風の傷跡は深刻です。近隣では南足柄での土砂崩れ、山北などでの断水などの被害が報告されていますが、県西地域の経済活動に大きな役割を果たしている箱根の状況に対しては、近隣市町ができる限りの支援をしなくてはならないと考えています。
 被災された市民の皆さんへは、災害廃棄物の処理、罹災証明の発行、当座のお住まいの支援などを進めるほか、小田原市社会福祉協議会ではボランティアを募集し、片付けのお手伝いを始めています。台風 15 号で甚大な被害を受けた千葉方面には、南房総市に罹災証明発行支援で資産税課職員を、また避難所での健康管理などで健康づくり課職員を派遣していましたので、こうした職員のノウハウを本市の被災者支援に役立てることができると考えています。
 近隣市町からの支援要請に対しては、断水が続いている南足柄市に給水車を派遣したほか、送水管が土砂災害で破断し断水が続く熱海市にも給水車を派遣。台風 19 号関係ではないですが、先の台風に伴う水害でひどく被災した佐賀県多久市での土木復旧作業を支援するべく、嚶鳴協議会のご縁を通じて、建設部職員を派遣。苛酷な被災の現地で実際に支援活動を行うことは、本市の災害対応力の強化にも繋がるものであり、可能な限り取り組ませて頂く考えです。
 台風前の話題になりますが、 8 日、小田原地魚大作戦協議会の田川さんと市川さんが来室。 9 月に販売が開始された新商品「漁師のさばフレーク」のご報告を頂きました。

 小田原漁港周辺で水産関係の仕事に従事する若手が結集して誕生した小田原地魚大作戦協議会では、これまでにも漁港横の通りの命名、とろサバ棒など食べ歩きに適した商品の開発、「港の夜市大作戦」など、これまでになかった様々な活動で水産分野から地域活性化にご貢献を頂いていますが、イベント系でなく息の長い効果が見込めるものとして、小田原の魚を生かした新たな商品の開発にも取り組んでおられます。その一環として開発したのが、小田原の定置網で獲れたサバを活用したフレークです。
 小田原の定置網では、サバ、イワシ、ソーダガツオなどの青魚が、かなりまとまった量で水揚げされるのですが、なかなか付加価値が付けにくく、また一尾丸ごとで購入し家で調理することが少なくなった現在、家庭で気軽に、たくさん食べてもらうには、商材としての工夫が必要。そうした中、子どもからお年寄りまで、手軽に食べられるフレークに着目。加工技術を持つ市川さんの会社(株式会社鮑屋)にて加工、「漁師の」と銘打ったように、豪快にたくさん食べられるよう、やや大ぶりの瓶詰めとし、大漁旗をイメージした元気いっぱいのデザインラベルで商品化されたものです。
 サッパリした味付けで、ご飯にかけても、パスタに和えても、お茶漬けにしても、かなり食が進みます。またお土産にも最適。賞味期限は常温保存で 6 か月。売り上げの一部は協議会の活動資金となり、さらなる地域活性化へと活かされます。多くの皆さんに食べて頂きたいと思います。

2019/10/16 11:24 | 未分類


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