市長の日記

市長の日記

2019年11月11日(月)

全国報徳サミット筑西市大会ほか

 先週はずっと、爽やかな秋晴れが続きました。週末ごとに雨や台風のあった9月から10月と打って変わり、週末に組まれた諸行事はどこも賑やかな笑顔にあふれていました。
 7日は2件の受賞報告がありました。まず、昴書道会の安藤穂弦さんが第58回伊勢神宮奉納書道展にて最高位の文部科学大臣賞を受賞されたこと。1万点を超える出品の中からの受賞は、たいへんな名誉で、同席された大島会長もたいへん喜んでおられました。出品されたのは中国にかつて存在した国「北魏」の石盤に刻まれた「造像記」にある言葉を臨書した作品であり、独特の筆遣いを習得されたご苦労なども含め、今後への抱負を聞かせて頂きました。

 もう1件は、小田原市消防職員の安髙(あたか)さんが、神奈川県自動車安全運転競技大会にて最優秀賞を受賞されたこと。入庁5年目、現在栢山出張所の消防副士長として日々活動する中で身に着けてきた運転技術が評価されたものであり、今後の組織的レベルアップにも繋がる嬉しい報告でした。

 夕刻は、国際医療福祉大学の皆さんと毎年この時期に行っている代表者懇談会。大学側からは大友学長、松谷副学長、黒澤学部長らをはじめとする皆さん、市側からは、私、時田副市長、文化部長ほか関係部局長らが臨席。お互いから要請している取り組みへの対応状況や、それぞれの事業についての近況報告、今後に向けての課題などが共有されました。成田市に開設しすでに3年目に入った医学部の活況、近々開業を控えている成田国際空港至近の最新機能を整えた新病院の準備など、国際医療福祉大学の事業領域は益々拡大しており、医療看護人材の育成における実績は群を抜いています。本市の医療・介護分野でも様々にご協力・ご参画頂いており、今後の更なる交流・連携の進化に向け、和やかな懇談の場となりました。
 8日から9日にかけて、全国報徳サミット筑西市大会に参加してきました。筑西市は圏央道などを使えば3時間とかからない位置にあり、二宮尊徳先生が生涯で最も苦労した桜町での報徳仕法実践地と隣接する、かつての下館藩に相当します。桜町での仕法が成功を収めたのち、近隣で財政窮乏がひどかった下館から仕法の依頼を受け、尊徳先生自らが現場で指導をされた気風が、今も伝わっています。
 初日は、報徳仕法関連の視察。筑西市西部の棹ヶ島(そうかじま)地区は、報徳仕法がしっかりと行われ人心も農産も復興出来た地域。二宮先生が寄留した名主宅、丸太をくりぬいて作った懸樋(かけひ)を渡して水路を分流させ耕作地を拡大した遺跡、村民が寄りあい心を集める依り代となるように建立された八幡神社などをご案内いただきました。おそらく、50代半ば、心身ともに脂の乗り切った二宮先生が、村民と共に荒れ地の開拓や水路の開削に共に汗を流していたであろう様子が、目に浮かびました。

 筑西市にこの夏オープンしたばかりの、茨城県内で最大の道の駅「グランテラス筑西」の一画に、二宮先生廻村之像が設置され、この日サミット開催に合わせて関係者も参加しての除幕が行われました。筑西市では、市内で活動される報徳壱圓塾の皆さんらが、推譲によって貯めた資金を用いて、まだ金次郎像が設置されていない市内十数校の小中学校に全て像を設置されたとのこと。また、すべての小中学校で映画「二宮金次郎」の上映も行ったそうで、熱心な活動に頭の下がる思いです。

 2日目は市内の明野公民館にてサミットが行われ、会場では各地から参加された多くの懐かしい皆さんと再会。大会は、地元の小学生による報徳の紙芝居や市民団体のアトラクション、尊徳7代目子孫の中桐万里子さんのご講演、そしてゆかりの市町首長らによるパネルディスカッションと続き、盛会裏に閉幕。来年は報徳実践の中心的存在である掛川市が会場となります。

2019/11/11 13:33 | 未分類


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