市長の日記

市長の日記

2010年03月26日(金)

合併検討 一旦終了

 昨日は、「小田原こどもの森公園わんぱくらんど」が、長年の整備を終えてグランドオープンする4月1日に先立っての、完成記念式典が行われましたが、菜種梅雨と言うべき、あいにくの冷たい雨。当初は、新たに整備された芝生広場で、ほころび始めた桜などに囲まれての式典予定でしたが、入り口の駐車場にテントを多設して実施。それでも、多数のご来賓や関係者の皆さんが集い、城山幼稚園の園児の皆さんらも加わってのテープカットが行われました。わんぱくらんどという、このあたりでは最大規模の公園施設のオープンですから、気持ちのよい晴天を望みましたが、雨。しかし、二宮先生の道歌「夕立と姿をかへて 山里を恵むなさけぞ はげしかりける」を思い起こし、自ら納得していました。この雨で草花が元気に芽吹き、育ち、4月に入れば、きっと多くの家族連れで賑わいを見せることでしょう。

 午後、2市8町に係わる二つの会議が続けて開かれました。
 まず、県西地域2市8町広域市町村圏協議会。ここでは、これまでに設置してきた、いわゆる上郡主体の「あしがら広域圏ネットワーク」、下郡による「西さがみ連邦共和国」も含めた3つの広域連携組織を統合し、将来における一体化を視野に入れた、課題解決のための新たな組織として「(仮称)神奈川県西部広域行政協議会」を設置する方向を確認しました。防災、広報、環境などの基礎的分野において活動を共に行う「常設部会」のほか、特に高次の検討が必要と認められる課題を随時設定して解決に向けた調査研究などを行う「特定課題検討部会」を設置。この特定課題については、今のところ「消防組織の広域化」と、「地域医療体制」に取り組む予定。さらに、昨日私から提案したのは、これ以外にもこの地域圏が抱える重要課題についての取り組み。農業振興、森林保全、広域観光、企業活動誘致および雇用促進、そして、人づくり。これらは、小田原市単独でも新年度以降力を注ぐ予定ですが、同じやるなら、広域圏で力を合わせて取り組みたい、小田原市は先頭にたって汗をかく覚悟だ、と投げ掛けをしました。

 引き続き、県西地域合併検討会。3年間にわたる合併検討の多角的な議論の末、将来的な一体化の必要性は認識を共有しつつも、現時点での2市8町そろい踏みでの任意合併協議会設立は難しく、合併検討はここで一旦終息させることとしました。今後は、新たな広域行政のステージで課題解決に具体的に取り組むと共に、合併については、この間の成果を活かして、各自治体が主体的に判断する、としました。後半では、各市町の首長から、この結果についての感想と、今後への基本スタンスが語られました。小田原市としては、2市8町の広域での絆をより強化することが基本であり、新しい広域行政のステージで汗をかく覚悟を伝えると共に、合併協議に積極的な市町からの申し入れがあれば真摯に対応する、との基本スタンスを提示しました。

 これで、2市8町の合併議論は仕切りなおし。10の自治体が、合併するかしないかという政治的判断を含む、態度表明の難しい状況の中、長い歴史の中で共に歩んできた絆を改めて確認した3年間であり、私はこの間の経験と議論は確実に次のステップへの土台になると確信しています。まずは、具体的な課題解決作業に、みんなでガップリと取り組むことが肝要です。

2010/03/26 09:00 | 未分類


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