24日から25日にかけての2日間、国立市において「第9回平和首長会議 国内加盟都市会議総会」が開かれました。初日は開催地である国立市が取り組んでこられた様々な平和への活動を紹介するプログラム「ピースフロム国立」が披露されました。私はこの時間帯には間に合わなかったのですが、冒頭から参加した本市総務課長の報告では、永見・国立市長による取り組み紹介、くにたち原爆・戦争体験伝承者講話、市民合唱団による平和組曲の合唱、青少年「平和と交流」支援事業参加者からの発表など、層の厚い、そして多くの市民が参加して取り組まれてきた平和活動の紹介が続き、会場では静かな感銘に包まれたようです。
私はその後の歓迎レセプションから合流、会長の松井・広島市長、副会長の田上・長崎市長をはじめとする多くの加盟首長の皆さん、国立で平和活動をされている皆さんらと歓談。特に、小田原で昨年から取り組んでいる次世代平和継承事業「ワールドキャンプ in Odawara」でお世話になっている長崎の皆さんへのお礼を、田上市長に改めてお伝えしました。
25日は午前中いっぱいをかけて、総会を開催。平和に関する取り組み事例紹介、世界情勢の共有と平和首長会議の活動報告および各種議案審議、そして最後に会議総括文書の採択と続き、閉幕となりました。
平和首長会議の総会には、公務の都合で参加できない年もありますが、たいへん大事な取り組みであり、これまでも可能なかぎり参加をしてきました。その度に、各地で行われている熱心かつ地道な平和活動に感銘を覚えるとともに、小田原でもより一層の取り組みをしたいものだと、思いを新たにします。来年度は市制80周年でもあり、何か企画の上積みができないか、考えてみたいと思います。