小田原市

梅のつぼみがふくらむ頃

小田原邸園物語

「谷崎くん、久しぶりだね。小田原にいるって聞いたけど何してるの?」
 
大学を卒業してから2年後のある日、偶然再会した透と桜子。
 
清閑亭、小田原文学館、松永記念館の三つの邸園(邸宅+庭園)を舞台に、透と桜子の二人の日常が交差する様子が、二人のメールのやりとりを通して紡がれます。
小田原の魅力を発信する新しいかたちの物語。
ぜひご一読ください。
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2015年04月30日(木)

4月30日 20:34

谷崎くん
 

世間はもうGWだとか。町もどこかソワソワしてるね。
私の方はどうにか元気にやってます。


遅ればせながら、「せいかんてい」のブログ見たよー。
あの大屋根に谷崎くんが乗っかってる姿を想像して、ちょっと笑った。
屋根の上からはどんな景色が見えるのでしょう?

とにかく色々大変そうですね。イベントやまち歩きやカフェも、全部やってるの?
ちょっと興味がわいてきたので、そのうち必ず行きますね(とかいって、いつになることやら、ですが)。

小田原は、谷崎くん的にはどんな町ですか?


東京はーーー。
そうね、建物やギャラリーやショップはたくさんあって魅力的だけど、真ん中の方は最近ちょっと息苦しい。
空は狭いし。
こないだ若冲&蕪村展、行きました。雨の平日だったから比較的人も少なくて楽しかった。
行った?
若冲たまらん。
でも、そんな若冲ラブな視線にも、オリパラに向けた和カワイイ系ピクトグラムのデザイン案を探すあさましさが入り込んだりして、何事も純粋に楽しめないのってどうなのかしら?
隣のフォトサロンを見ながら、若干ベタかもだけど、田中長徳さんが切り取る小田原とかも見てみたいと思いました。


またメールします。

桜子

2015/04/30 20:34 | 君とみたい桜がある

2015年04月21日(火)

4月21日 22:56

桜子さんへ
 

すっかり葉桜の季節ですね。


清閑亭では喫茶もやっているんだけど、
桜の週末はお客さんがひっきりなしで、
1日中台所と客席の往復でお昼が抜きになる日もありました。
今は落ち着いたけど、「春が秋」と言われる楠の落葉掃きが大変です。
雨も多いから、落葉が溜まらないように閉館後に雨どいの掃除もしたり。

そんなわけでなかなか東京に行けない最近ですが、
観たい展覧会もあるので、今度の連休に行こうと思っています。
 

久しぶりに桜子さんから写真の話が聞けて、
荒木と三人で写真談義をした頃を懐かしく思い出しました。
卒業以来会ってなかったけど、荒木も元気そうだね。


僕は写真では森山大道が好きだけど、
あんなふうにかっこよく街の雰囲気を切り取ることはできなくて、
自分の気に入った風景をシンプルに撮ってます。

小田原の街なみを撮ってもらうとしたら、誰が良いだろう?
時々そんなことを考えます。
桜子さんだったら誰を選びますか?今度そんなことも話してみたいです。



 

2015/04/21 22:56 | 君とみたい桜がある

2015年04月10日(金)

4月10日 01:09

谷崎くん
 

元気そうですね。
花の季節は街も浮かれていて、特に都会は少しはしゃぎすぎかなと思ったりして、
逆にしょげます(名前のせいもあるのでしょう)。
でも今日は雪も降ったから、花の空もようやく落ち着く気配で、
私も寝ながらお返事書きます。


写真ありがとう。
最近はあまり持ち歩かないけど、祖父が愛用してたニコンFM2が私のメインキット。
ネガから浮かび上がる像は、デジカメよりやさしいから好きです。
あの頃の写真で意識していたのは、実はデ・ルカでした。
建築では土門拳や岡本太郎や、杉本博司も好きだったな。
今でも街なかのスナップ写真はカルティエ・ブレッソンを目指している傾きがあるのです。


小田原の文学館は曽根達蔵の設計らしいねー。
びっくり
「曽根中條のペアリングは建築界のレノン・マッカートニーだ」とか、
誰かが言ってたけど、たしかに。
小田原文学館も、曽根にしてはちょっとシンプルすぎるかな、とも思ったけど、
寄木の床やサンルームの無理のなさが、小笠原伯爵邸と通じてると感じました。
90才を過ぎたおじいちゃんが日がな一日のんびり過ごすには
あのくらいのシンプルさで十分なのかも。


とにかく谷崎くんの小田原は、
あれこれ仕事以外のことを考えさせてくれるから、今の私にはありがたいよ。

これから少しハードなので、すぐメールに返信できなくなるかもしれないけど、
ごめんなさい。
落ち着いたら連絡するよ。


ではこちらこそ長くなりました、谷崎くんもからだに気を付けて。

追伸
そうそう、こないだ東中野の駅で偶然、荒木くんに会ったよ。
伊藤先生のゼミで一緒だったアラショーこと荒木翔太くん。おぼえてるよね?
お互い仕事帰りだったから、荒木くん行きつけのお店で焼き肉ごちそうになっちゃった。
荒木くんも谷崎くんに会いたがってたよ。
谷崎くんはあんまり東京に来ることはないのかな?
では

桜子

2015/04/10 01:09 | 君とみたい桜がある

2015年04月08日(水)

4月8日 20:23

桜子さんへ


先日は会えなくて残念でした。
いろいろと大変だったみたいだね。


でも、文学館の前の西海子小路の桜、見られたようでよかったです。
西海子小路は清閑亭にも近いので、お昼にパンを買いがてら散歩する通りです。
この季節は桜がきれいで本当に和みます。


こちらは、5日の日曜日に桜にちなんだ邸園めぐりを行いました。
文学館、清閑亭の見学と天守閣の夜桜をみるツアーです。
小雨降るあいにくのお天気だったけど、参加してくれたお客さんは楽しんでくれたみたいです。


イベントのなかで「俳句を詠んでみよう」という企画があって、
桜の季節の雨を、俳句の季語で「花の雨」ということを知りました。
きれいな言葉だなと印象に残りました。


小田原城と夜桜の写真を添付しました。桜子さんは、写真見るの好きだったかなと思って。

写真は撮り続けているけど、あまり上達しないみたいです。
4日の皆既月食も、写真が撮れたら送りたいと思っていたんだけど、
その日に限って、空を見上げるのを忘れてしまいました。


少し長くなりました。


今週は雨が多いですね。今日は、東京は雪だったとか。
花冷えの季節、ご自愛ください。


2015/04/08 20:23 | 君とみたい桜がある

2015年04月02日(木)

4月2日 22:12

谷崎くんへ


実は今日、小田原に行ってきました。

文学館の前の道の桜はきれいでした。
でも私の方は大事な資料を会社に忘れてしまい、ちょっとそれどころではありませんでした。
千代の小学校あたりものんびりしてそうで、いいな~と思いました。


今日は少し疲れたかも。
小田原まわりの後始末をして、さっき帰ってきました。
これから明日の準備をします。


谷崎くんも体に気を付けて。
ではでは。

桜子

2015/04/02 22:12 | 君とみたい桜がある

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