市長室

令和2年(2020年)新年のごあいさつ

 明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、よき新年をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

 平成から令和へと新たな時代を迎えた2019年、持続可能な地域社会に向けてこれまで行ってきた取り組みの多くが、形になってくる一年でした。

 お城通り地区再開発事業の広域交流施設ゾーン整備は、皆さんの目に見える形で工事が進み、施設の愛称も「ミナカ小田原」に決定しました。市民ホールについても工事が着実に進んでいます。皆さんに愛され使っていただけるよう、新しい「器」に「魂」を入れていきます。そのために、それぞれ来年度、再来年度のオープンに向けて、滞りなく準備を進めます。

 日本中を熱狂の渦に巻き込んだラグビーワールドカップ2019では、オーストラリア代表ワラビーズが事前キャンプを小田原で行いました。市民の皆さんが、まさにワンチームとなり、ワラビーズを歓迎。この盛り上がりを、東京2020オリンピック・パラリンピックにつなげていきましょう。

 また、2か年にわたり実施してきた北条早雲公顕彰五百年事業や、漁港の駅TOTOCO小田原のオープンによっても、小田原の魅力を国内外に発信。多くの人が集まる機会を創出しました。

 稼働から30年以上経過している市立病院に関しては、県西地域の基幹病院として地域の皆さんにより質の高い医療サービスを提供するため、建て替えに向けた計画を策定しています。令和7年度の開業を目指して検討を進めています。

 また、近年、我々の想定を大きく超えた異常気象や災害が起きています。一昨年の猛暑を受け、全市立小中学校の普通教室などへのエアコン整備を6月末までに完了。工事期間も短い中、受注した市内業者をはじめ事業に関わる全ての人が総力を挙げ、一致団結したオール小田原の力が現れた取り組みだったと感じています。

 10月には、台風19号が東日本に未曽有の雨風をもたらし、本市においても、記録的な台風となりました。開設した避難場所への避難者は7,000人を超え、各地で浸水などの被害が発生。今回の経験を糧に、検証や反省をしっかりと行い、防災体制をより強固なものとし、「いのちを守る取り組み」を強化していきます。

 今年は市制80年の節目の年です。先人たちから受け継いできた小田原を、より豊かにして次世代につないでいく使命が私たちにはあります。そうした中で環境分野では、環境省「地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」の活動団体に選定されました。また、地域循環共生圏を目指す具体的な取り組みとして、電気自動車を活用した「脱炭素型地域交通モデル構築事業」にも選定。2050年までの脱炭素社会、CO2排出量実質ゼロに向けて、しっかり取り組んでいきます。

 また、市長就任当初から市民の皆さんと協働で進めてきた、持続可能な地域社会の創造、さらに、「いのちを守り育てる地域自給圏の創造」などの取り組みが高く評価され、「SDGs未来都市」、並びに「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。

 今後は、国からの支援も追い風にして、民間団体や市民の皆さんとともに、これまでの取り組みを強化していく所存です。そして、その屋台骨を支えるために不可欠な「人」の力を、座学と実践の学びを通じて郷土愛や分野ごとの理解を深める「おだわら市民学校」などにより、地域全体として育んでいきます。

 市民の皆さんの暮らしそのものを持続可能なものとし、それが目に見えて分かる形として享受できるよう、揺るぎない「市民の力で未来を拓く希望のまち」の実現に向け、引き続き全力を尽くしてまいります。

 本年も皆さんにとって、明るく健康で、幸せに満ちた年となるよう心からお祈りいたします。

 令和2年元旦

小田原市長  加藤 憲一

小田原市役所
住所:〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地(郵便物は「〒250-8555 小田原市役所○○課(室)」で届きます)
電話:0465-33-1300(総合案内)

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