小田原市

平成26年度第3回まちカフェ 「動く市政教室~市長と話そう~」

11月17日、第3回「まちカフェ」を「動く市政教室(※)」の中で開催しました。

「動く市政教室~市長と話そう~」と題して、公共施設見学の行程中に市長との懇談会を実施した今回は、2つの事業を合同で開催することで、テーマを明確にでき、皆様からより効果的にご意見をお聴きできるのではないかと考え、イベント会場以外で実施した初の試みです。

今回のテーマは「生産からつながる食」です。

 

(※)「動く市政教室」とは

公共施設を市のハイブリッドバスで回りながら見学し、市民の皆様に市政への理解を深めていただき、施設や市政へのご意見をいただくことで市政に反映させることを目的に実施しています。

懇談会のようす

懇談会のようす(学校給食センター2階会議室にて)


はじめに ~市長からひとこと~

市長

冒頭で、加藤市長から現在市が取り組んでいる施策についての説明をしました。ここでは、その概略を掲載します。

●「弁当の日」の実施

 市内全11 の中学校を対象に、各学校で生徒自身が弁当を作り学校に持参する「弁当の日」を制定しました。弁当作りの体験を通じ、生徒自身に食に関する知識や選択する力を身に付け、食に対する感謝の気持ちを醸成し、友達や家族とのコミュニケーションの機会を増やすことを目的に実施しています。また、弁当の日にちなんで「中学生のお弁当レシピコンテスト」を開催し、上位20人のレシピ集を作成していく予定です。

●学校給食展の開催

 保護者や地域のかたに給食への理解を深めていただくことを目的に、啓発やアンケート調査を行っています。

●学校ホームページでその日の給食内容を発信

 小学校、中学校の給食は、献立または今日の給食の写真を、各学校のホームページで順次掲載しています。 じょjs

●食生活改善事業の実施

 小田原市食生活改善推進団体に事業を委託し、一般市民や親子、保育園児などを対象に食育実践活動などを実施していただいています。

●魚ブランド化促進事業

 「小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会」を立ち上げました。中でも食育に関しては学校給食に注目し、平成26年6月に早川小学校をモデル校とし、同9月から毎月1回、小田原の地魚(未利用・低利用魚)を学校給食で提供しています。昨今の魚離れが進む中、魚食の普及に取り組んでいます。  


    

皆さんからのご意見(抜粋)

魚は食べたいが、経済面も課題

  • 魚はとても美味しいので日頃から食べたいが、魚は肉より高く、成長期の子どもがいると消費量も多いため、経済面で考えると魚より肉料理の方を選んでしまう。家計を支える主婦としては、やはり経済的な面も考えないといけない。
カマス

▲骨抜きカマスの切り身

 市長のコメント

 アジは食べたらとても美味しい魚なだけに難しい問題です。私は毎日、魚市場のホームページを見て水揚げについての情報を得ていますが、最近はアジがあまり獲れず、単価にも影響してしまっているのだと思います。今はカマスやいわし、小振りの魚などの青魚が大量に獲れているようです。なかなか流通のない魚でも、我々の方で加工の手間をできるだけ省き、家庭では一手間かけるだけで食べられるような物を商品化していこうと考えています。アジの他にも、栄養価のある青魚は多くありますので、できるだけそういう魚も活用してほしいと思います。ただ、毎食という訳にもいかないと思いますので、日々の食卓の中で地元の魚も一定の率で消費していただけると良いと思います。


食卓に並び易い食材とは

  • 食卓に並び易い食材を考えるとき、主婦は調理後に出るごみのことまで考える。魚は丸ごと一匹買うと、ごみが多く出ることが難点である。
試食用カマス棒

▲当日試食したカマス棒(1切れは実物の3分の1の大きさ)

市長のコメント

翌日に燃せるごみの収集があればよいが、そうでないと家庭内にごみが溜まってしまうというご意見だと思います。我が家では段ボールコンポストを実施しています。それを実施することで、シンクにゴミが溜まりませんので、実施している家庭では問題はないかと思います。そういう意味では、あらかじめ処理済みの食材であれば使いやすいということだと思います。


カマス棒へのアイデア

  • カマス棒(※)の骨を抜いた部分にチーズやきゅうりと梅干しなどを入れたらおいしいのではないだろうか。空洞部分に色々な食材を詰めていくと、味のバリュエーションも増え、若いかたにも受けるのではないだろうか。
カマス棒の試食

▲「小田原おさかな応援まつり」でカマス棒をPRする加藤市長ら「お魚たべ隊」

 市水産海浜課のコメント

 

11月22日・23日にハルネ小田原で「小田原おさかな応援まつり」を開催し 、カマス棒の販売やカマスの骨抜き体験(1日先着100名)などを実施します。また、今後は加工業者に技術を伝え、骨を抜いたところにチーカマのように詰めたり、梅肉を詰めたり、大葉を巻いて提供するなど、それぞれ事業者の特色を出した形での売り出しを考えています。平成27年度以降は市民の皆さんからアイデアをいただき、カマス棒のコンテストや、カマスのレシピ集を作成したいと考えています。

 

 市長のコメント 

小田原と言えば「アジ」というイメージがありますが、これからはそこに「カマス」も加えて考えてほしいと思います。カマスは刺身にしても焼いても美味しく、肉にくせのない魚で応用範囲が広いのが特徴です。


(※)カマス棒とは

 平成25年に小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会が神奈川県水産技術センターに委託をし、開発をした未利用・低利用の魚(カマス)を特殊な器具を用いてカマスの中骨を抜いた加工用素材で、「北条一本ぬきカマス(通称カマス棒)」として平成26年11月にデビューしました。 

カマス棒パンフレット  PDF形式 :391.2KB


小田原の農作物のPRを

  • 久野地区ではキノコの栽培をしているが、市民の認知度は低いと思う。他市からの来訪者に小田原の農業をPRする方法はあるが、肝心な市民に対し「小田原の農業はこんなことをやっている」ということをぜひPRしてほしい。例えば毎月10日など日を決めて、「小田原の農作物PRの日」を制定するなどして市民に周知してほしい。

 市長のコメント

 現在、小田原の農地から季節ごとにどのような作物が取れるかが分かるパンフレット「おだわらを食べようMAP」を作成していますが、久野のキノコも生産者は皆熱心に取組んでいただいていますが、まだ市民にはPR不足であることも事実だと思います。最近は生産者が減り、収穫量も減少しているため、例えば朝ドレファーミなどでも必ずしも地元産だけでなく、北海道産などが置かれている状況です。ハルネ小田原にも地元食材を扱う店も入っていますが、皆さんにもできる限り地元産を買ってもらえるよう、PRしていきたいと思います。 

おだわらを食べようMAP  PDF形式 :5.1MB


テーマに関する以外のご意見

「道の駅」の設置を

  • 観光客を呼び、地元の農産物や特産物などの販売やPRをするには「道の駅」が有効だと思う。そのため、市内にも道の駅を設置してほしい。
地産地消

 市長のコメント

 近隣では南足柄市が大型直売所の設置について検討していて、大井松田のインターから関本に続く道の途中を考えているようですが、位置形勢が難しいとも聞いています。現状では、国道1号線沿い(風祭)に鈴広の観光販売所があったり、小田原駅周辺では今月にハルネ小田原がオープンし、地場産の物を多く取り扱っています。行政として道の駅を設置するという考えは、現在のところありません。しかし、地元の産物を売っていきたいという思いはありますので、道の駅という形ではありませんが、他のやり方でPRしていく方法を考えていきたいと思います。 


庶民派ブランドの発案を

  • 小田原どんをいくつか食べてみたが、器は良い物を使用しているが金額設定が高いと思う。もう少しロープライスで美味しく食べられる物を考えてほしい。例えば身欠きニシン(ニシン蕎麦)のように、カマスをそばに載せて提供するなど、誰もが気軽に食べられるブランドを作ってほしい。
  • カマス棒などのように、もっと単価を下げ低価格で観光客に提供できるブランド物を作り、観光客にもPRしてほしい。
小田原漆器

 市長のコメント

 小田原どんは行政も関わっていますが、基本的には地元の飲食店や商業者のかたに企画していただいています。昨今のB級グルメが流行する中で、小田原はあえてそうではない路線で進め、高級な 伝統工芸品である小田原漆器の器に盛り、小田原の食材を使用し、観光客に対してもおもてなしの心で提供するというものです。 

小田原でしか食べられない」と言う付加価値を幾つも盛り込んだ 小田原でしか食べられない」と言う付加価値を幾しかし、ご意見にもありますように、もっと市民の声を聞いて、庶民的な価格で食べられるようなものを検討する必要があるかもしれません。皆さんの声は飲食店のかたがたにも届いていると思いますが、今後は味や盛り付け方法などについても、ご意見を聞きながら研鑽していきたいと思います。


その他のご意見

  • 小田原城址公園周辺(三の丸売店など)に食堂を設置してほしい(「近くに小学校があるため、反対。市は観光面だけでなく市民を守るという立場からも、いろいろと方策を考えてほしい」という別意見も有り)。
  • その他紙ごみの分別(「燃せるごみ」にその他紙を入れずに分別しリサイクルするもの)が徹底されていない。市の財政にも影響することだと思うので、今後も継続して市民に周知してほしい。
  • 橘地区の今後の発展について
  • 小田原駅構内のエスカレーターについて
小田原魚市場

小田原魚市場

漁場などの説明

漁場などの説明

調理場のようす

調理場のようす


懇談会のようす(2)

懇談会のようす(2)

学校給食の試食(盛り付け準備)

学校給食の試食(盛り付け準備)

試食した給食

試食した給食(カレーライス・いんげんとコーンのソテー・牛乳)


最終更新日:2016年08月09日

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