第1回目「螢田に蛍を育む会」の活動現場を訪問 8月13日(日)
カワニナの捕獲作業を手伝う市長
蛍川護岸の草刈りを実施
平成29年度第1回目の現場訪問は、「螢田に蛍を育む会」の活動現場である通称「蛍川」を訪問しました。
蛍川とは小田原アリーナ東側にある水路のことで、「螢田地域に蛍を復活させたい」と願う団体が、この地を活動拠点に決め、約20年間活動を続けています。
平成29年度からは、ゲンジボタルが生息できる環境を整備する「ゲンジボタル繁殖3カ年計画」に取り組んでいます。
その初年度に行っている「ゲンジボタル生息環境整備事業」の一環として実施する、蛍川でのカワニナの生育活動に参加しました。
前半では、蛍川上流部に生息するカワニナを網ですくって捕獲。水が綺麗な水路では、シジミや水生生物の姿も見ることができました。
後半では、蛍川で団体が川の流れを部分的に減速するために沈めたU字溝とグリ石のそばにカワニナを放流。その後、川を覆い隠している護岸の繁茂した雑草の草刈りを行いました。
蛍川とは小田原アリーナ東側にある水路のことで、「螢田地域に蛍を復活させたい」と願う団体が、この地を活動拠点に決め、約20年間活動を続けています。
平成29年度からは、ゲンジボタルが生息できる環境を整備する「ゲンジボタル繁殖3カ年計画」に取り組んでいます。
その初年度に行っている「ゲンジボタル生息環境整備事業」の一環として実施する、蛍川でのカワニナの生育活動に参加しました。
前半では、蛍川上流部に生息するカワニナを網ですくって捕獲。水が綺麗な水路では、シジミや水生生物の姿も見ることができました。
後半では、蛍川で団体が川の流れを部分的に減速するために沈めたU字溝とグリ石のそばにカワニナを放流。その後、川を覆い隠している護岸の繁茂した雑草の草刈りを行いました。
活動参加後は、団体との懇談会を実施。蛍の繁殖活動や、6月に実施している鑑賞会「ホタルを慈しむ集い」の活動報告をいただき、会員それぞれの活動に至った経緯や現在の課題など、さまざまな意見交換を行いました。
「人が住んでいる身近な環境に蛍がいる、人と蛍が共存する環境をつくりたい」と松谷会長。ゲンジボタルの繁殖活動に熱心に取り組み、「螢田に蛍を復活させたい」という会員の熱い想いは、市民に螢田という地名を大切にしてほしいという気持ちが表れていました。
「人が住んでいる身近な環境に蛍がいる、人と蛍が共存する環境をつくりたい」と松谷会長。ゲンジボタルの繁殖活動に熱心に取り組み、「螢田に蛍を復活させたい」という会員の熱い想いは、市民に螢田という地名を大切にしてほしいという気持ちが表れていました。
蛍をイラストしたオリジナルTシャツ
蛍の幼虫の餌になるカワニナ
カワニナを移殖
カワニナ捕獲メンバーと市長
発足当初から会を支える松谷会長
懇談会のようす
「螢田に蛍を育む会」の皆さんと
「螢田に蛍を育む会」の紹介
団体概要 | 小田原には「螢田」という地名がありながら、その蛍が減少していることから、蛍が美しい地の復活を目指し、平成9年に会長の松谷さんらによって発足。 |
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活動内容 | 通称「蛍川」を拠点に、次の活動を実施。 ・蛍の繁殖活動および餌となるカワニナの生育活動 ・6月に「ホタルを慈しむ集い」を開催し、市民向けに蛍の鑑賞会とミニ音楽会などを開催 ・平成29年度より「ゲンジボタル繁殖3カ年計画」を策定し、蛍の減少原因を判明させ、その対策を講じる。 |
活動日 | 原則毎月第2日曜日 |
問い合わせ先 | 代表:松谷会長 連絡先:0465-23-2680 |
市長の日記から(一部抜粋)
2017年08月15日(火)
13日は、「市長の現場訪問」として、「螢田に蛍を育む会」の活動現場をご一緒させて頂きました。その名のとおり、螢田にはかつて民家の庭先も含め季節になればあちこちに蛍が飛ぶ環境がありましたが、宅地化や水路の整備が進んだ現在、その姿をみることは激減。何とか蛍が飛び交う空間を残そうと、会長の松谷良峰さんを中心に有志の皆さんが平成9年より活動を開始。小田原アリーナの東側を流れる小川(通称:蛍川)で清掃等を行い、ゲンジボタルの繁殖や生態系保護を継続されています。また、「蛍を慈しむ集い」など、鑑賞会も開催。地域の子どもたちなどから期待を集めています。この日は、蛍の幼虫のえさとなるカワニナの捕獲と放流、蛍川両岸の草刈りなどを実施。ビッショリ汗を流したあと、アリーナ会議室にて活動の経緯や課題、今後の取り組みなどを詳しく伺いました。たくさんの蛍が舞うふるさと蛍田を目指しての尊い活動。市としてもしっかり応援したいと思います。
13日は、「市長の現場訪問」として、「螢田に蛍を育む会」の活動現場をご一緒させて頂きました。その名のとおり、螢田にはかつて民家の庭先も含め季節になればあちこちに蛍が飛ぶ環境がありましたが、宅地化や水路の整備が進んだ現在、その姿をみることは激減。何とか蛍が飛び交う空間を残そうと、会長の松谷良峰さんを中心に有志の皆さんが平成9年より活動を開始。小田原アリーナの東側を流れる小川(通称:蛍川)で清掃等を行い、ゲンジボタルの繁殖や生態系保護を継続されています。また、「蛍を慈しむ集い」など、鑑賞会も開催。地域の子どもたちなどから期待を集めています。この日は、蛍の幼虫のえさとなるカワニナの捕獲と放流、蛍川両岸の草刈りなどを実施。ビッショリ汗を流したあと、アリーナ会議室にて活動の経緯や課題、今後の取り組みなどを詳しく伺いました。たくさんの蛍が舞うふるさと蛍田を目指しての尊い活動。市としてもしっかり応援したいと思います。
この情報に関するお問い合わせ先
企画部:広報広聴課
電話番号:0465-33-1261
FAX番号:0465-32-4640