小田原市

第6回目「小田原点訳赤十字奉仕団」1月18日(火)

「小田原点訳赤十字奉仕団」の活動を訪問しました。

市長も皆さんに教わりながら実際に点字を打ちました

団体の皆さんは、日ごろより視覚障がい者への情報提供として市発行の各種刊行物の点訳を行うなど地域に密着した活動を行ってくださっています。市長も皆さんに教わりながら実際に点字を打ちました。


懇談会

その後、懇談を行いました。団体の皆さんが、活動を行うことになったきっかけなどを伺うことができました。多くの会員の皆さんが、活動を始められてから20年以上も経過しているということでした。


市長の日記から

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平成23年1月19日(水)「点訳赤十字奉仕団」
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 18日、「市長の現場訪問」として、「小田原点訳赤十字奉仕団」の皆さんの活動現場をお訪ねしました。視覚障がいをもつ人のために、様々な情報などをま とめた点訳資料を作成、利用に供する作業をボランティアで行っておられます。1969年に発足、現在会員数は約50名。行政情報や地域のホットニュースな どをまとめた月刊情報誌「シックススター」の作成や、視覚障がいの方からリクエストされた話題の出版物などを点訳されています。また、視覚障がい者との交 流活動も行っておられます。
 
 私も点字というものの存在はもちろん知っていますが、その読み方や、ましてどのように作られているかということは、全く知りませんでした。昨日お訪ねし た、点訳奉仕団の皆さんの活動拠点である社会福祉センター4Fのボランティア活動室には、点字を亜鉛鋼板に打ち込むための特殊な打刻機や、それを紙に転写 するローラー、またパソコンから出力して印字する点字プリンターなどの機械が揃っており、その中で点訳奉仕団の皆さんが役割分担をして作業に打ち込まれて いました。
 
 流れとしてはこうです。まず、月刊の情報誌に掲載すべき情報を選別し、ページ構成する。その素材となる情報文を、点字として読みやすくするため、文節の 区切りなどを考慮して点字文として再構成する。それを、亜鉛鋼板に打刻する。打ちあがった亜鉛鋼板が原版となり、それに紙を挟んでローラーを通すと、いわ ゆる点字が刻印された用紙が出来上がる。点訳に間違いがないか、出来上がった用紙を目視で丹念に確認し、間違いがあれば原版である亜鉛鋼板をポンチなどで 修復する。間違いがなければ、一枚一枚印字し、それを手作業で製本する・・・。たいへんに、時間と手間、そして根気と正確さが求められる作業です。これ以 外にも、話題の小説などを点訳し、点字本として製本していく作業が、地道に続けられており、その積年の作業の成果が、ボランティア室の書架にびっしりと並 んでいました。

 点字は、ヨコ5ミリ、タテ8ミリくらいの小さな領域に、ヨコ2列×タテ3列、計6つの凸面を打つようになっており、その位置と組み合わせで、仮名と数 字、アルファベット、基本的な記号などが表現される仕組みです。ベテランぞろいのボランティアの皆さんは、目視で点字をすらすらと読まれていました。「読 むこと自体は1年もすればできるようになりますよ。」とのことでしたが・・・。私も実際に点字を打つ作業をさせて頂きましたが、まことに根気の要る作業と いうのが実感です。
 
 活動状況を拝見し、点字作成の作業を実際に教えて頂いた後に、参加されていた十数名の会員の皆さんと懇談。多くの方は20年以上、長い方で半世紀近く、 短い方でも数年は取り組んでおられるそうです。キッカケとしては、広報などで点訳の講習会の情報に触れ、何か役に立てればとの思いで始められた方が多いよ うです。たいへん地道な、しかしそれを必要としている人たちが待っている作業を、丹念に続けられているこの点訳奉仕団の活動は、本当に尊いものだと感じま した。

最終更新日:2011年03月26日

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