小田原市

市内における定年帰農を支援する取り組みについて

市では、市内における定年帰農を支援するモデル事業を、平成27年度から開始しました。

事業の目的

農業の現場では、担い手不足と耕作放棄地の増加が大きな課題です。
この課題を解消するとともに、プロダクティブ・エイジング(生涯現役社会)の実現を目指し、平成27年度から定年帰農者農業支援事業をモデル事業としてスタートさせました。

事業の概要

定年等を迎えた市民を新たに雇用し、市内の担い手がいない農地あるいは耕作放棄地を新たに借りて農業経営を行う農業生産法人やNPO法人等の団体、先進農家等に対し、定年帰農者に係る賃金の一部、指導者への謝礼、肥料等の消耗品費相当額等を奨励金として交付します。
これまでの取り組み事例
番号 農業者名 定年帰農者雇用人数 経営面積
1 伊豆総業株式会社 1名 5,251平方メートル(米神)
2 矢郷農園 1名 5,972平方メートル(米神)
3 株式会社おだわら清流の郷 6名 19,058平方メートル(曽比)

各取り組みについて

伊豆総業株式会社

レモンの苗木(平成28年3月時点)

伊豆総業株式会社は、平成27年10月1日から市内で就農しました。
約5反の耕作放棄地を復活させ、地元農家の指導を受けながらレモンを栽培しています。

平成27年10月のようす

草刈り途中のほ場のようすです。

平成28年4月のようす

植えつけたレモンの苗木が根付き、花芽もつきました。

草刈り作業のようす

定年帰農者の方は、草刈りや苗木の世話など、レモン栽培の全般に関わる作業をされています。
前職は農業とはかかわりなく、全く「畑違い」の仕事に就かれましたが、大変熱心に作業に打ち込まれていました。


矢郷農園

矢郷農園のオリーブ畑
小田原市の認定農業者である矢郷農園は、みかんやキウイフルーツ、レモンなどを広く栽培され、現在はオリーブにも取り組んでいます。
オリーブ畑

元みかん園のオリーブ畑は、傾斜があり作業が大変です。

草刈り前の畑

草が生えた畑に苗を植え付けるため、草を刈っていきます。

草刈のようす

定年帰農者の方が手慣れた様子で草刈を進めていきます。
矢郷農園で、草刈以外にも柑橘などの栽培方法を学んでいます。


株式会社おだわら清流の郷

生き生きハツラツ農園
株式会社おだわら清流の郷は、農家と農業を守り、地域の活性化を目指すために2012年に発足した農地所有適格法人です。
曽比地域で約2町歩の農地を耕作して米と野菜を生産する、地域農業の大切な担い手です。
作業のようす

この日は、定年帰農者の方々が、ネギのマルチ張りと定植を行っていました。
「青空の下で皆で作業する、今までの仕事と全然違うことができて楽しい」と、和気あいあいとした雰囲気で作業されていました。

湘南一本の収穫

神奈川県の育成品種である「湘南一本」を収穫しました(真ん中の大きいネギ)。
太く、きれいで、焼いただけでも甘くおいしく食べられます。
ネギは抜いた後、外側の土がついた部分をむき、洗浄して出荷します。
出荷・調整作業も、定年帰農者の方々が行います。

調理後

収穫した秋の新ジャガと湘南一本


最終更新日:2017年02月15日


この情報に関するお問い合わせ先

経済部:農政課 農林業振興係

電話番号:0465-33-1494


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