地下街の歴史
小田原地下街は、昭和51年11月に小田原地下街株式会社が運営する「アミーおだちか」として開業し、市民の買い物に利用されました。しかし、平成3年をピークに売り上げ減少をたどり、平成14年に運営会社である小田原地下街株式会社が民事再生法適用を申し立てました。 「アミーおだちか」の運営は、新たに地元団体により設立された株式会社アミーおだちかが引き継ぎましたが、売り上げが回復せず、平成19年6月に「アミーおだちか」の営業を終了しました。
その後、小田原市、地元経済団体を中心に小田原地下街の再生が検討され、平成21年4月に、小田原市は、「小田原地下街は、小田原の地域資源やなりわい文化などの情報発信機能などを備えた新たな施設として再生を図る」という方針を決定しました。
これに基づき、平成23年3月に小田原地下街の敷地の半分を所有するJR東日本及びそのグループ会社である湘南ステーションビルと小田原地下街の再生に関する基本事項について合意し、小田原地下街の再生について具体的な検討に入り、 平成24年6月に小田原地下街を中心市街地の活性化及び地域振興の拠点施設として、地域資源の活用や回遊性の向上など、新しい価値を備えた公共空間として再生させることを目的とする小田原地下街再生計画を発表するとともに、 平成25年4月には小田原地下街再生事業実施計画を策定し、地下街の再開に向け、実施設計やテナント誘致等の具体的な作業を開始しました。
平成26年1月には小田原地下街の愛称を公募し、同年4月「HaRuNe小田原」に決定しました。
そして平成26年11月に「HaRuNe小田原」として、小田原地下街は新たな一歩を踏み出しました。
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(昭和50年)小田原駅東口地下街工事
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(年代不明)小田原地下街
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(昭和53年)地下街完成後の小田原駅東口広場
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(平成3年)小田原駅東口駅前
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