研修派遣の報告

小田原市では、男女共同参画社会づくりに向けて、小田原男女共同参画推進サポーターに登録している市民の方を研修などに派遣しています。

平成30年度男女共同参画フォーラムにサポーターを派遣しました!
【平成30年12月7日(金)  於 横須賀市役所

~「サンデーモーニング」コメンテーター大崎さんに学ぶ~
男女共同参画型の防災で、あなたの明日を守る方法

講 師    大 崎 麻 子(おおさきあさこ)氏
国際協力・ジェンダー専門家、内閣府男女共同参画連携会議有識者議員
<プロフィール>
米国コロンビア大学国際公共政策大学院で国政関係修士号を取得
国連開発計画(UNDP)に入局。ジェンダー平等と女性のエンパワーメントの推進を担当し、世界各地で女子教育、雇用・起業支援、政治参加促進、紛争・災害復興などのプロジェクトを手がけた。
現在はフリーの国際協力・ジェンダー専門家として、国内外で幅広く活動中。公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事、サンデーモーニング(TBS系)レギュラーコメンテーター等を務める。東日本大震災の被災地での女性支援を機に、日本国内のジェンダー問題にも取り組んでいる。
大学院在学中に長男を、国連在職中に長女を出産し、途上国への子連れ出張も多数経験。
著書に「女の子の幸福論 もっと輝く明日からの生き方」(講談社)、「エンパワーメント 働くミレニアル女子が身につけたい力」(経済界)

内容

  • ジェンダー平等&女性のエンパワーメントは国際社会共通の目標である
  • 平常時から災害に強いコミュニティづくりが重要
  • 一人ひとりのエンパワーメント(女性のエンパワーメント)が必要
  • ジェンダーの視点は防災・災害の国際基準である
  • 男女で災害が与える影響には違いがある
    女性が抱えた困難、女性たちの声を知ろう!
  • スフィア・プロジェクトとは 紛争や災害の被害者が「尊厳ある(避難)生活」を送れるようにするための最低基準のこと
  • 実際に体験した人々の話や、データに学ぶことは重要
  • これからの防災は、地域の防災力と自助、共助、公助である。
    共助を機能させるためには、地域の人々の多様性を理解し、地域の人々が力を発揮できるようにする。
    そのためには、協議と協働が不可欠。
  • 女性が力を発揮できる地域とは??
     →家父長制、固定的性別役割分担、年功序列などの価値観の転換
     →ケアワークの分担
     →女性のエンパワーメント
    ★★★男性中心型では、災害にも弱い→地域社会が持続しない★★★
 
参加3人の写真

参加者の感想など(一部抜粋)
遠藤 豊子さん
男女共同参画の推進を目指して、様々な角度からの取組を進めている「小田原えがりて」の代表をされています。
平成29年度におこなった「家事・育児アンケート」の結果をもとに、平成30年度はパパのための「調理体験教室」を開催します。
この講演会で印象に残った文言、驚いたこと、学んだことは
・災害時の女性の声・・・避難所で夜になると男性が毛布の中に入ってくる。周りの女性も「若いから仕方ないね」と見て見ぬふりをして助けてくれない。→受講者たちからも「こんなことがあるの?ありえない」との声、しかし災害は平常心を失わせるもの。
・講師の子育ては仕事と同時にやってきた。
・エンパワーメントに必要なものは健康、教育、生計手段、参画。
等々・・・
全体をとおして、
講演の前提に、一貫した考え方「男女共同参画がなければ防災は無理」とにかく「防災は男女共同参画でしないといけない」があり、聞いている私もぶれずわかりやすかった。そして、話もデータも視点が違いグローバルでした。日本だけでなく国連という場での職業経験や震災の被災地での女性支援活動の経験から、国際的な規模・視野からの話が聞けました。また、受講生を納得させるデータ・資料を使っての説明は日本と他国との違いについて気づかされました。
佐藤 宏子さん
男女共同参画の勉強を継続して続けられている佐藤さんは、地域でも防災リーダーとして活躍をしています。
「男女共同参画型の防災」とは何かな?と思いながらフォーラムに参加しました。近年の防災に関して有識者からは「女性防災リーダーの必要性・女性の声を防災に!」とお決まりの言葉が出る。しかし現状はなかなかそのようにはいかない。
講師の大崎さんならズバリと切り込んでいただけると期待しました。でも切り込む前に、まだまだ、皆さま方に災害現場の状況が伝わっていないことに気づきました。
まずは、被災体験からよく起こる問題を地域の皆様にお知らせをして、それを解決する方法を、多様性のある考えをもって議論することが大切なことと思いました。それこそ防災・減災につながると思います。東日本大震災での現状を目視し、現地の方からのお話を聞くたびに、地域コミュニティーの大切さを感じています。個々の個性と意見と地域性を生かして、老若男女問わず人として何ができるのかを考え、お互いを尊敬しあえる地域を目指して、自己のエンパワーメントとレジリエンス力を豊かにするとともに、今回のフォーラムで得たことを地域と共有して活用したいです。
堀 朋子さん
得意なことを持っている女性たちが、自身が持っているスキルを生かして自己実現を目指しながら、様々な講座やイベントを企画している「たのしい輪の会」の代表です。新たに「おだわら子ども防災」にも所属し、男女共同参画の視点から、また子育て中の親として防災の取組も始められました。
世界的に活動経験豊富な講師の、国内外の実体験を聞くことができ、視野が広まった。特に東日本大震災の被災者が遭遇した困難や不便や危険については、耳を疑う内容も多く、大変驚いた。現状として避難所運営にあまり女性が参加していないということは今まで特に深く考えずにいたが、今回実態を知り、その必要性をとても大きく感じた。
また、講師の「防災はできないが、減災はできる」という言葉が深く心に残った。防ぐことができない災害に対して、いかに少ない被害と苦痛で乗り切り、再興に向けて動き出すための力を身につけておくことの大切さを、団体としても個人としても、一人でも多くの人に伝えていけるように努めたい。
受講後、さっそく今回の内容や感想を、おだわら子ども防災の会員で共有し、今後にどう生かしていくか話し合いを持った。以前から継続しているタウンセンター等での座談会をはじめとする機会の中で、今回の内容をコツコツと地道に身の回りの人に話し、投げかけていき、現状の問題点や減災に向けての取組の大切さに「気づきあえる人」を増やしていく活動を続けていこうと思う。

平成29年度社会参画活動推進事業にサポーターを派遣しました!
【平成29年10月14日(土)  於 かなテラス(県立かながわ男女共同参画センター)】

『自分らしさをいかした地域参加のすすめ』

プログラム  1 新しい取り組みのお話
       2 会場も交えながらインタビュー形式で地域の課題の解決策を探る             
       3 みなでアイデアを出し合う
★佐藤 宏子さん
  佐藤さんは、長年男女共同参画について学習を積み重ねていらっしゃいます。男女共同参画啓発イベントの実行委員や市の審議会委員、自治会活動など、様々な場面でご活躍です。また、最近は「和のこころを伝える会」メンバーとして活動を始められました。
  感想(抜粋)*********************
パネラーの方から、ご自身の地域での様々な取り組みについてご紹介がありました。
各地域で成功された事例のお話を聞いて、私の地域も行政と協働でほぼ同じ感じで取り組んでいますが、自治会加入率はどうだろう?何が違うのだろう?と思いました。
地域の住民にまちづくり委員会の活動が理解されていないのかもしれない。年齢、性別、地域性など様々な要因が、自治会の担い手確保の大きな壁となっているもかもしれません。今までの長い年月受け継がれたことを急速に変えると、多くの反発があることも否めません。お互いの信頼関係ができるまでのがまんも必要かもしれません。事例をお聞きして、いろいろなことを考えました。
男女共同参画も自治会活動も理解を得るためには、地道な活動になりますが、多くの方の夢のある楽しい意見を取り入れる機会がもっとあるとより地域も発展すると思いました。
パネリストの方の、先人を尊敬して、地域色を生かし、楽しい夢のある事業をすること、いろいろな方のお手伝い(ちょいボラ)をいただくことで理解が深まる。そして非難の言葉はエールと考える、とお話しされていたことが心に響きました。
今回の講座でお聞きしたことを、地域の方や、各所で活躍するサポーターにもお伝えをしたいと思います。

『女性の活躍推進講演会』にサポーターを派遣しました!
【平成29年7月31日(土)  於 横須賀市役所】

【働き方改革とワーク・ライフ・バランス~男性管理職が語る実践ノウハウ】
                   講師 渥美 由喜(あつみ なおき)氏

★鈴木 律子 さん
鈴木さんは、現在、おだわら男女共同参画啓発イベント実行委員会の委員長として、「おだわらの風」47号の企画・編集にかかわっています。
感想(抜粋)**************
2016年、安倍政権による経済対策の一つとして、「働き方改革」が打ち出された後、各方面で「働く」ことへの視点がより強く意識され、ワーク・ライフ・バランスの重要性が注目されています。
講師の、渥美氏は、夫婦共働き、2児の父親(育児休業を2回取得)、7年前から、親の介護に奮闘されている、まさに、ワーク・ライフ・バランスを日々実践されている方です。
社員の育成、人間関係問題、マネジメント方法から介護について、女性の視点から見た働き方など、ご自身の経験を含めながら、お話しされていました。現在、携わっているおだわらの風では、働くこと、ワーク・ライフ・バランスのことなどから、自分らしく生きることをテーマに取材、編集を進めています。ほかの委員のメンバーとともに、この講演会で聞いたことを活かしながら、より学習を深め、おだわらの風の制作を進めていきたいと思います。
★渡辺 久子さん
渡辺さんは、新日本婦人の会小田原支部の会長を長年務められています。また、小田原のえがりての創立メンバーでもあり、日々、男女共同参画社会を目指す活動をされています。
感想(抜粋)**************
高齢化社会の中で、労働人口の減少は避けて通れない問題である。現在の職場の主体となっている男性についても、将来起きるであろう介護等のリスクは避けられない。WLB(ワーク・ライフ・バランス)を考慮した働き方改革は必ず取り組まなければならない課題である。また、WLBをうまくとりながら働いている人は、商品開発などでも生活者の立場から、結果として業務に貢献できることも多いというお話もあった。
また、働き方改革のもう一方の課題は、女性の活躍だ。女性の働き方を見つめるうえで、目に見える環境も整えていくという点はとても新鮮に思えた。
今、小田原えがりてで取り組もうとしているテーマが、この講演に沿ったものであったので、メンバーに内容を十分伝え、活動に活かしていきたいと考えている。

最終更新日:2019年01月09日


この情報に関するお問い合わせ先

市民部:人権・男女共同参画課

電話番号:0465-33-1725


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