記者発表 資料

 
記者発表 資料
発信日 2019 年 02 月 21 日 公開日 2019 年 02 月 25 日
担当課 企画部:企画政策課 電話番号 0465-33-1315
事業名称 小田原競輪の今後に向けた検討結果について
サブタイトル  
事業内容 【検討の経緯】
 競輪事業は昭和24年に開始し、その収益から市の一般会計に繰出金を支出することで、これまで市の財政に貢献してきました。しかし、平成24年度、平成27年度および平成29年度は一般会計への繰出しを継続しているものの、実質的な単年度収支は赤字となり、今後も、単年度収支の赤字が予測されます。
 また、施設全体の老朽化が進んでおり、都市計画上の制限などもあります。
 平成20年2月の小田原市競輪事業検討委員会の報告書では、「小田原競輪は、基本的には存続させるが、赤字、もしくは赤字が予測される状況となった場合には廃止を検討する。」とされていることを踏まえ、小田原競輪の今後の方向性について、廃止ありきでは無く存続も含めさまざまな角度から検討を進め、この検討結果を報告書(添付資料を参照)として取りまとめました。

【検討の概要】
1 検討会議
 平成30年11月に、「小田原競輪の今後に向けた検討会議」(構成員は、企画政策課、公共施設マネジメント課、財政課、事業課、都市計画課、みどり公園課の課長級および担当職員)を設置して、検討会議を4回開催。今後の収支見込み、施設の状況および未着手の経営改善策について整理した上で、検討結果について提示しました。

2 検討内容及び検討結果
(1)検討内容
 ア 今後の収支見込み
  このまま何も対策を講じない場合には、平成32年度以降一般会計へ
  の繰出金が捻出できず赤字となる見込みです。
 イ 未着手の経営改善策
  民間包括委託や他場借上げによるミッドナイト競輪、ガールズケイ
  リンについては、他場での実績もあり、収支改善が期待できます。
 ウ 施設の状況
  全体的に老朽化が進み、耐震診断は平成8年度以後には実施してい
  ないことから、来場者の安全を確保するために最低限必要となる
  改修費用を把握する必要があります。
(2)検討結果
 検討会議では、小田原競輪の今後の方向性について、未着手の経営改善策を実施した場合の効果額と、来場者の安全を確保するために最低限必要となる施設改修の費用を試算した上で判断すべきであるとしました。

3 市としての今後の対応
 上記の検討結果を踏まえ、今後は、収支改善が期待できる民間包括委託や他場借上げによるミッドナイト競輪、ガールズケイリンについて検討を進めるとともに、施設に関して所要の調査を早急に実施して現状把握を行ってそれぞれの効果額・経費を試算し、それを踏まえて小田原競輪の今後の方向性を判断することとしました。
添付資料1 小田原競輪の今後に向けた検討会議報告書
添付資料2  
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