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広報おだわら 第970号

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広報おだわら 第970号

平成20年9月1日 発行

#01:小田原用水
#02:快適なまちの生活を支える下水道 24時間ずっと私たちの生活を見守り続けています
#03:高齢者の出会い・ふれあい・生きがいが、そこに シルバーパワーが元気なまちを創ります
#04:9月20日〜26日は「動物愛護週間」 見つめ直そう! 動物との絆を
#05:いざというときの119番通報 緊急時のみ、落ち着いて、正確にダイヤルしましょう
#06:情報公開制度・個人情報保護制度の運用状況
#07:議会映像のインターネット配信を開始
#08:SHISEI〜至誠・市政〜
#09:おだわらインフォメーション Odawara Infromation
#10:小田原の伝統が、"時"をつなぐ!
#11:キラリ☆若人!
#12:ニュース NEWS
#13:身近にある小田原の史跡〜久野・二川地区編〜
#14:今月の笑顔
#15:クローズアップ Close Up 注目の情報をお届け!
#16:学校自慢!
#17:おだわら花通信


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※以下のページは、目の不自由なかたでもご利用いただけるよう、市販の音声読み取りソフトに対応するため、文字データのみを記載しました。
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まちづくり情報誌 広報 小田原
9/1─10/1
平成20年9月1日発行 No.970
========目次========
#01:小田原用水
#02:快適なまちの生活を支える下水道 24時間ずっと私たちの生活を見守り続けています
#03:高齢者の出会い・ふれあい・生きがいが、そこに シルバーパワーが元気なまちを創ります
#04:9月20日〜26日は「動物愛護週間」 見つめ直そう! 動物との絆を
#05:いざというときの119番通報 緊急時のみ、落ち着いて、正確にダイヤルしましょう
#06:情報公開制度・個人情報保護制度の運用状況
#07:議会映像のインターネット配信を開始
#08:SHISEI〜至誠・市政〜
#09:おだわらインフォメーション Odawara Infromation
#10:小田原の伝統が、"時"をつなぐ!
#11:キラリ☆若人!
#12:ニュース NEWS
#13:身近にある小田原の史跡〜久野・二川地区編〜
#14:今月の笑顔
#15:クローズアップ Close Up 注目の情報をお届け!
#16:学校自慢!
#17:おだわら花通信

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#01:小田原用水
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徳川家康が江戸の治水工事のお手本にしたといわれ、今も小田原城のお堀を潤しています。
450年以上にも及ぶその流れは、小田原の歴史を深く刻み続けています。

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#02:快適なまちの生活を支える下水道 24時間ずっと私たちの生活を見守り続けています
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自然の恵みが豊かな小田原市。その都市の環境を支えている下水道。
下水道の整備は昭和34年から始まり、身近な川や海の環境を守り続けてきました。
今後もその維持と整備を進めていく必要があります。
9月10日は『下水道の日』。この機会にもう一度、下水道を見つめてみましょう。
問 下水道総務課 電話0465-33-1611 

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助成制度があります
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浄化槽やくみ取り便所を使用されていて下水道に切り替えるかたは、工事費に対する助成制度をご利用ください。
1 下水道の切り替えに対する補助金
 接続できるようになってから 
    1年以内 3万円
2年以内 2万円
3年以内 1万円
 新築してから7年以内 7万円
2 下水道の切り替えに対する貸付金
 大便器1つにつき40万円以内
 総額400万円以内
※1と2の併用はできません。
 詳しくはお問い合わせください。

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下水道利用上の注意
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●台所では生ごみや油は流さないでください。
●トイレに排せつ物やトイレットペーパー以外のものを流さないでください。
●洗濯での洗剤は適量を使用しましょう。
●ごみや砂利はマンホールに捨てないでください。
●下水道管に薬品・ガソリンなどを流さないでください。
●雨水は、下水道管には流さないでください。
●マンホールは無断で開けないでください。

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使用料って何に使われるの?
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皆さんからいただく下水道使用料は、下水道管、ポンプ場、終末処理場の維持や修繕のほか、下水道を整備する際に借りたお金の返済に使われます。

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下水道ふれあいまつり
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日時 9月13日土曜日 10時〜15時 (模擬店などの無料チケット配布は14時30分まで)
場所 扇町しらさぎ広場(扇町6丁目、扇町管理センター内)
内容 下水処理場見学、子供学習室、管渠調査用テレビカメラ展示、模擬店、ゲーム、小田原囃子演奏、小田原ちょうちん踊り、フリーマーケットなど
問 財団法人県下水道公社企画課 電話0463-55-7211(内線234)

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#03:高齢者の出会い・ふれあい・生きがいが、そこに シルバーパワーが元気なまちを創ります
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今世紀半ばには、約3人に1人が65歳以上の高齢者になります。
ますます、「誰もが暮らしやすく、活力のあるまち」をつくることが求められます。
老人クラブやシルバー人材センターは、高齢者の皆さんが生きがいを持ち、ふれあいを実感することができる場所です。この機会に、ぜひ加入してみませんか?
問 高齢介護課 電話0465-33-1841

ボランティア活動や仕事を通じて「長年の経験や技能を生かして働きたい」「地域社会に貢献したい」「生きがいの充実を図りたい」…老人クラブとシルバー人材センターは、そういった思いを抱いている高齢者の皆さんとともに、歩み続けています。

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老人クラブ
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市老人クラブ連合会事務局 電話0465-32-5800

現在、155クラブが活動しており、清掃活動や友愛訪問のボランティア活動、温泉旅行のレクリエーションのほか、さまざまな活動を各地域ごとに行っています。

☆会員募集
お住まいの地区の老人クラブ会長か、市老人クラブ連合会事務局に直接ご連絡ください。

老人クラブ連合会会長
小瀬村 武二さん
年齢を重ねるにつれて出不精になりがちな高齢者の皆さん、同じ地域の同年代のかたと一緒に活動してみませんか?さまざまな活動によって地域のために"何か"を感じ、ほんのささいなことでも、目を向け、耳を傾けてほしいです。地域に根付いたかたに、地域が必要とする人になってほしいと思っています。
また、活動を通してとにかく楽しんでいただきたいということもあります。自由に何でも言い合える交流の場、"友だち感覚"がとても大切だと思っているからです。新たな"出会い・ふれあい・生きがい"のために、ぜひ、ご自分の地域の老人クラブに顔を出してみてください。

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シルバー人材センター
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電話0465-49-2333

シニア世代の会員の皆さんに、さまざまな仕事を提供しています。
現在、約1,000人の会員のかたが、長年にわたり培った豊かな知識や経験を生かし、地域社会に貢献しています。

☆会員募集
直接ご連絡ください。市内在住、健康で働く意欲のある、おおむね60歳以上のかたが対象です。年会費は2,500円です。

シルバー人材センター会員
木村 和子さん
登録して丸4年が経ちました。介護施設でシーツやタオルの交換、クリーニング物の整理せいとんなどをしています。
出勤は月に8日ほどです。ご年配のかたとの出会いやふれあいを大切に、とても充実した日々を過ごしています。
小野 明子さん
登録して6年半になります。介護施設でデイサービス利用者向けの調理を担当しています。
出勤は月に6〜7日程度、忙しい毎日を送っています。責任感の重さと生きがいが、自分自身を成長させてくれていると思います。

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2級ホームヘルパー講座受講者募集
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日時・場所 11月12日水曜日〜12月22日月曜日 9:30〜16:30(全18回) いそしぎ
対象 市内在住で就職を希望する60代前半のかた50人
申込 10月20日月曜日まで(必着)に、往復はがきに住所・氏名などを書いて、県シルバー人材センター連合会(〒231-0026 横浜市中区寿町1-4 電話045-633-5432)まで郵送してください。

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#04:9月20日〜26日は「動物愛護週間」 見つめ直そう! 動物との絆を
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「人と動物の調和のとれた共生」を目指して
動物愛護週間は、「動物の愛護及び管理に関する法律」において、命ある動物の愛護と適正な飼養を、市民の皆さんに理解と関心を深めていただくために設けられています。
問 環境保護課 電話0465-33-1481

県では核家族化の進行、飼養動物の伴侶化といった現状を踏まえ、飼い主、地域住民、行政など動物にかかわるすべてのかたがたとともに、メインテーマである「人と動物の調和のとれた共生」の実現に向けて取り組んでいます。
そして、平成20年度に、「神奈川県動物愛護推進計画」をスタートさせました。
計画の実現に向けた取り組みの一部をご紹介します。
●引き取り数減少への対応
致死処分される動物を減らすため、不妊去勢手術などによる繁殖制限の普及啓発や終生飼養の指導を行います。
●所有明示措置の推進
犬の登録及び鑑札装着やマイクロチップ装着の推進、動物の所有者を明らかにすることの重要性の啓発を行います。
●動物による危害や迷惑の防止
飼い主のかたなどに動物の適正な飼い方を広く知ってもらい、動物に関する危害や苦情の減少を目指します。
●遺棄・虐待の防止
動物の愛護と適正な飼い方の徹底により、遺棄や虐待に関する問題を減らすことを目指します。

この機会に、飼い主としてのマナーや責任をもう一度、考えてみましょう。

★飼う前に習性などをよく調べ、最期まで飼うことができるかを、よく考えていますか?
★鑑札や名札、マイクロチップなどを付け、飼い主が分かるようにしていますか?
★ふん尿や汚物は、適切に処理していますか?
★犬は放し飼いにせず、散歩するときは必ずリードを付け、行動を制御できる人が行っていますか?
★飼い猫が他人の敷地を荒らしたり、ふん尿で汚したりしないよう管理に努めていますか?(迷惑をかけないよう屋内で飼うことも一つの方法です)

"家族の一員"として
小田原獣医師会会長 OKどうぶつ病院 獣医師
神谷 圭一さん
興味本位で飼ったが手に負えない、子どものために飼ったものの飽きてしまい面倒を見切れないなど、さまざまな相談をいただきます。
また、身がってな放し飼いは他人へ危害を加える危険性があり、ふん尿の後始末の不徹底は感染症などの原因にもなります。
つまり、いろいろな意味での"準備不足"が、動物の立場を追い込んでいます。家族の一員が増えるそのとき、もう一度、考えてみましょう。
動物も、人と同じ尊い命の持ち主です。正しい飼い方を学び、深い愛情を注ぎ、生涯を終えるその日まで、温かく見守ってあげてください。

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#05:いざというときの119番通報 緊急時のみ、落ち着いて、正確にダイヤルしましょう
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救急の日(9月9日)に伴い、市民の皆さんとともに救急業務や救急医療への理解と認識を深めます。
問 警防課 電話0465-49-4440

「救急の日」は、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に、昭和57年に定められました。
本市消防本部の救急出場件数は、平成19年中は9,223件(1日平均約25件)で、1時間に1回以上の割合で救急車が出動したことになります。
また、救急車が事故現場に到着するには約6分ほどかかりますが、1分1秒の遅れが傷病者の生死に大きな影響を与えることになります。
落ち着いて、正確に119番通報することで、救急車は早く到着できます。

【救急出場件数、搬送人員比較】
事故種別、平成19年出動件数・搬送人員、成18年出動件数・搬送人員、前年比較出動件数・搬送人員 の順
火災事故 85件・11人、72件・8人、+13件・+3人
自然災害事故 1件・1人、0件・0人、+1件・+1人
水難事故 3件・0人、12件・6人、−9件・−6人
交通事故 999件・1,036人、1,103件・1,142人、−104件・−106人
労働災害事故 80件・81人、92件・89人、−12件・−8人
運動競技事故 90件・93人、90件・97人、0件・−4人
一般負傷事故 1,203件・1,133人、1,202件・1,135人、+1件・−2人
加害 101件・93人、71件・64人、+30件・+29人
自損行為 143件・118人、113件・91人、+30件・+27人
急病 5,546件・5,277人、5,301件・5,022人、+245件・+255人
転院搬送 690件・691人、663件・663人、+27件・+28人
医師搬送 0件・0人、0件・0人、0件・0人
資器材等輸送 14件・0人、21件・0人、−7件・0人
その他 268件・10人、254件・13人、+14件・−3人
合計 9,223件・8,544人、8,994件・8,330人、+229件・+214人

119番通報前に確認しておくこと
次のことを落ち着いて、正確にお知らせください。
■火災・救急の区別 
「火事です」または「救急です」とはっきりと、伝えてください。
■場所 
住所は正しく、詳しく。目印になる店の名前なども言い、場所を分かりやすく伝えてください(できるだけ2つの目標を!)。
■関係者、傷病者の情報
 氏名、年齢、性別を伝えてください。
■火災・救急・事故などの状況 
火災・救急・事故などの状況を正確に、分かりやすく伝えてください。
■通報者の氏名・連絡先 
「私の名前は、○○○○です。電話番号は、△△-□□□□です(特に携帯電話などからの通報の場合は、その旨を伝える)」と通報者を明らかにして、伝えてください。

携帯電話からの119番通報も増加
加入者の増加で、国民の2人に1人が持つという携帯電話やPHSなどの移動電話からの119番通報も、急激に増えています。
しかし、移動電話は通報者の現在地が分かりづらい場合が多く、災害発生場所を聴き取るのに時間がかかる傾向にあります。
携帯電話やPHSから119番通報する場合は、付近の目標となる建物や住居表示板などに示されている所在地を確認してから、通報してください。
■所在地・目標物を確かめましょう。
■携帯電話やPHSであることを告げましょう。
■運転中に通報する場合は、安全な場所に一旦停車をしましょう。
■電話番号は、すぐ言えるようにしておきましょう。
■高速道路を走行している場合は、方向、上り、下りなどの車線を確認しましょう。

救急車の到着に際して
119番通報時に「サイレンを鳴らさないで欲しい」というかたがいますが、サイレンは止められません。
救急車・消防車は、緊急自動車です。赤色灯をつけサイレンを鳴らして走行するように法律で義務付けられています。
サイレンの音が近づいてきたら、迅速かつ確実な処置を行うために、できる限り外に出て合図・誘導をしてください。

市の救急車事情と利用のお願い
市では5台(実動用)の救急車を運用しています。119番の出動要請を受けると、最寄りの消防署・分署から救急車が出動しますが、その救急車の出動中に、同じ地域で救急要請が発生した場合は、次に近いところから出動することになります。
急を要する病気やけがではなく、便利なので救急車を利用するというような出動が増えると、生命に危険がある傷病者を待たせてしまうことになります。
救急車は、心疾患、脳疾患などの緊急を要する病気や大出血を伴うけがなどで生命に危険がある人のためにあります。
救急車の利用について、ご理解とご協力をお願いします。

【本当にあったこんな救急要請】
119番通報内容→救急隊到着時の実際の状況 の順
●乗用車同士の交通事故により、負傷者がいます。→事故当事者同士のトラブルから、腹いせに救急要請。
●0歳の娘が泣き止まないので救急車をお願いします。→泣き止まないだけで救急要請。緊急性はなし。
●主人が苦しがって、うなっています。→「夢を見てうなされていただけ」と本人談。
●吐き気と嘔吐が続いています。→外出用に着替えて、ソファーに足を組んで救急隊の到着を待っていた。
●慢性的な腹痛が続いています。→両手に荷物を持った状態で自宅前で救急車を待っていた。
●助けて!」の声で通報。→電気コタツに電気が入らないとのこと。

命をつなぐ!〜通信指令室〜
警備第2課長補佐(指令担当)
齊藤 充行さん
まちを、地域を、市民の皆さんの命を守るために救急車は日夜、走り続けています。
さまざまな119番通報をいただきますが、その約6割を占めるのが急病でご家族を気遣う通報や屋内外でのバイスタンダー(患者の近くにいたかた)による通報です。
この時期は残暑の影響もあり、熱中症なども多く見受けられます。熱中症は体温調節が効かずに家の中で倒れてしまうこともあり、決して侮れません。
緊急を要するとき、慌てずに落ち着いて、詳しい状況を知らせてください。皆さん一人一人の"かけがえのない命"、一緒に守り抜いていきましょう。
また、そういったときこそ応急的な処置の重要性が高まります。普通救命講習などを受講し、ぜひ、その大切さを学んでいただきたいと思います。

救急の日に関連して9月7日日曜日10:00から14:00まで、ダイナシティイースト1階にて『救急フェア2008』を開きます。ぜひお越しください。

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#06:情報公開制度・個人情報保護制度の運用状況
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市民の皆さんの請求に応じて、市の公文書を公開する情報公開制度と、市が保有する個人情報を本人に開示などをする個人情報保護制度。これら2つの制度の平成19年度運用状況をお知らせします。
問 行政情報センター(総務課内) 電話0465-33-1288

●情報公開制度の運用状況
情報公開制度により公文書の公開請求を行ったかたは238人、請求件数は544件でした。
主な請求内容・処理状況は、【表1】のとおりです。
【表1】情報公開制度の運用状況
請求内容、担当課、決定、非公開理由 の順
1 建築計画概要書、建築指導課、公開 
2 小田原市中高層建築物等の建築及び開発事業に係る紛争の調停等に関する条例に係る様式第1号に係る写真綴り、開発審査課、公開
3 小田原市指定ごみ袋仕様書、環境政策課、公開
4 立入検査結果通知書、消防総務課、公開
5 境界確認報告書、建設政策課、一部公開、印影偽造防止のため

●個人情報保護制度の運用状況
市が保有している個人情報の開示の請求を行ったかたは53人、請求件数は57件でした。また、市が保有している個人情報の内容の訂正を求める請求や、その取り扱いの利用停止を求める請求は、ありませんでした。
主な請求内容・処理状況は、【表2】のとおりです。
【表2】個人情報保護制度の運用状況
請求内容、担当課、決定、不開示理由 の順
1 市立病院のカルテ、経営管理課、開示 
2 市立病院のレントゲン写真、開示
3 家屋見取図調査書、資産税課、開示
4 要介護認定に関する主治医意見書及び認定調査票、高齢介護課、開示
5 協定道路同意書、建築指導課、一部開示、開示請求者以外の個人情報が含まれているため

また、財団法人小田原市公益事業協会、財団法人小田原市学校建設公社、財団法人小田原市体育協会、株式会社小田原水道サービスセンターの4団体が情報公開、個人情報保護制度の指定団体となっていますが、平成19年度は、いずれの団体にも請求はありませんでした。

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#07:議会映像のインターネット配信を開始
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議会の傍聴機会の拡大を図り、市民の皆さんへ迅速かつ正確な市政情報を提供するため、9月2日火曜日に開会する9月定例会から、本会議のようすをインターネットで配信します。
問 議会総務課 電話0465-33-1761

■公開予定の映像と内容
映像の種類、公開時期、概要 の順
ライブ映像、本会議開会中のみ、本会議開会から終了まで議場のようすを、そのまま放送します。
録画映像、本会議終了後、おおむね5日以内、日付や議員名などから、見たい場面を検索できます。
録画映像、定例会閉会後約4か月後、会議録と議会映像がセットになり、映像とリンクした会議録の発言部分が同時に表示されます。
※録画映像では、日程(開催年、定例会、臨時会など)・キーワード(発言内容)・発言者別など、さまざまな条件指定により、視聴したい映像の検索が可能となります。
■視聴方法
1 インターネット環境が整っているパソコンで、市議会公式サイト(https://conv.bingocms.tech/citycounc/gikai.html)にアクセス
2 サイト内の「議会中継」のバナーを選択
3 視聴したい映像(ライブ、録画など)を選択
4 視聴を開始
■その他
○インターネット接続には、ADSL接続以上の高速回線でのご利用をお薦めします。
○ネットワークの混雑や、接続しているプロバイダーの状況、パソコンのCPU、メモリーなどが不足している場合は、うまく視聴できないことがあります。あらかじめ、ご了承ください。

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委員会の会議録をインターネットで公開します
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現在、市議会公式サイトでは定例会などにおける本会議の会議録を公開していますが、9月から新たに常任委員会(総務・厚生文教・建設経済)の会議録も公開します。
なお、市役所の行政情報センターでも本会議や常任委員会の会議録が閲覧できます。

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#08:SHISEI〜至誠・市政〜
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広域圏の強い絆を
文 加藤憲一
就任以後、心を砕いていることのひとつに、いわゆる2市8町の広域圏でのコミュニケーションがあります。それぞれに固有の歴史と個性を持つ2市8町をエリアとして、ここ数年来、広域合併を視野に入れた検討が続けられてきました。平成19年頃から急速に強まっていた合併への動きは、私が市長に就任し、「市民生活に密着した福祉・医療・教育などの懸案事項の解決を優先させて頂きたい」と表明したことにより、その推進は減速をしています。8月4日に行われた2市 8町の首長による合併検討会でも、22年3月という合併新法の期限内合併にとらわれず、方針を決めてゆくことが確認されたところです。
「合併の機運しぼむ」「後退」などの声もきかれますが、私は、この地域圏がより確かな絆で一体化を果たしてゆくために、そして何よりも、時代の変化に適応した地域運営の仕組みを創り地域住民の暮らしの安全と安心を確保するために、今ここでしっかりと時間をかけ、礎を築いて進むことが必要だと考えています。
人口減少・少子高齢化・税収減少などの社会的趨勢の中、これまで行政が担ってきた様々な公共サービスを、地域住民の皆さんにも担って頂き、共に社会を支えてゆく「協働」の形を、地域の中に育てていかなくては、今後の地方都市の先行きは開けません。「持続可能な市民自治のまち」を掲げている所以ですが、その取り組みは、顔の見える地域コミュニティ単位(連合自治会・小学校区など)で行ってこそ、効果をあげることができると考えています。
小田原において、「持続可能な市民自治のまち」の基本的な仕組みが先行導入され、人口1万人程度の地域コミュニティを基礎として市民生活を共に支えあってゆける地域運営が実現できれば、とかく広域合併の弊害として指摘されている「市民生活の末端に行政サービスが行き届かなくなる」懸念は大幅に解消され、広域化による様々なメリットを喜んで受け入れる準備が整うことでしょう。「急がば回れ」であります。また、現段階で着手のできる、地域医療、消防、ゴミ処理、防災、交流人口の拡大などの連携分野にも着実に取り組んでおくべきでしょう。
富士・箱根・丹沢・曽我丘陵に抱かれ、水系を共有し、歴史と文化の厚い堆積を誇り、ありとあらゆる産業が存在し、交通至便・気候温暖な、国内でも比類なき豊かさをもつ2市8町の広域圏。一体化に伴い総合力が十全に発揮され、地域住民の豊かな暮らしが実現されるよう、各市町の経験豊富・個性豊かな首長諸先輩方と協力しながら、着実に歩みを進めたいと考えています。

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#09:おだわらインフォメーション Odawara Infromation
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生誕160年、益田鈍翁の記憶〜Do You Know 鈍翁? 3〜
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郷土文化館では今秋、益田鈍翁の生誕160年を記念して、松永記念館で特別展を開きます。
ここでは、鈍翁の人物像と、鈍翁から始まった小田原の近代茶道の歩みをシリーズで紹介します。
問 郷土文化館 電話0465-23-1377

鈍翁が掃雲台に移り住むと、鈍翁と親しい山縣有朋、野崎幻庵、原三渓ら各界の名士たちも小田原、箱根に住み、別荘を構えて、茶人文化が花開きました。
鈍翁は、掃雲台で茶会を開いて人を招き、収集した美術品を惜しげもなく公開し、世間から『利休以来の大茶人』と呼ばれました。
しかし、晩年になると、その茶は次第にわびた茶へと発展し、なすことまでもが静寂を極めるという境地に達したと伝えられています。
「一昨年も去年も今年も 一昨日も昨日も今日も 茶に暮らしけり……」
茶会には、後に板橋に老欅荘を建てることになる松永耳庵も呼ばれました。耳庵が茶の湯を始めたのは60歳。そのきっかけも、鈍翁がいささか強引に引き込んだ感がありましたが、鈍翁は耳庵の中に『近代数寄者』の後継者としての素質を見いだしていました。当初は茶道に関する知識がなかった耳庵は、実業界で見せた勤勉さをここでも発揮して、鈍翁の茶や古美術の知識を吸収していきました。
耳庵は後年、鈍翁の茶の湯について、「翁の茶事の特色を為すものは客を愛し、客の喜ぶのを喜ぶと云うことである」と語っています。それは、耳庵の茶の湯の中でも、精神的な柱として大切に引き継がれていきました。

鈍翁ゆかりの品や情報をお持ちのかたがいらっしゃいましたら、ぜひ郷土文化館までご連絡ください。

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合併検討会情報 〜今後の検討に向けて〜
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問 企画政策課 電話0465-33-1239

本市では6月から7月までに全9回の市民説明会を行い、約420人のかたにお集まりいただいたほか、各団体の依頼により約370人のかたを対象に、本市としての市町合併の考えをお伝えしてきました。
意見交換では、「合併特例法の期限(平成22年3月末)までに合併できるよう検討を進めて欲しい」「合併による課題についてもっと詳しい情報が必要」などさまざまなご意見をいただきました。
これらの結果は今後詳しくお伝えします。

これからも2市8町で合併の検討を続けます

それぞれの市町で住民説明会が行われたことを踏まえ、8月4日に平成20年度第1回委員会(会長・加藤憲一小田原市長)が行われました。
委員会では、これまでと同様に2市8町の枠組みで検討を続けることが確認されました。
また、平成22年3月末までに合併の方向性を示すための調査・研究として、加藤会長から
1 住民説明会で寄せられた意見の集約と検証
2 合併後に生じた課題とその解決策の先進事例の検証
3 任意合併協議会※のあり方の研究
という3つの提案があり、活発な議論が行われました。
また、提案のほかに県西地域の将来像や広域連携の推進についてもさらに踏み込んだ検討が必要という意見も挙げられ、今後協議を進めていくことになりました。県西地域合併検討会の検討状況などは、ホームページをご覧ください。
https://conv.bingocms.tech/gappei/
※任意合併協議会とは、行政・議員・住民が一緒になり、合併に向けて具体的な検討を行う組織です。

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防災メモ〜県内の活断層をご存じですか〜
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問 温泉地学研究所 電話0465-23-3588
  防災対策課 電話0465-33-1855

県内の断層は、ずれの方向により、縦ずれ断層と横ずれ断層に分けることができます。
さらに、縦ずれ断層は正断層と逆断層に、横ずれ断層は右横ずれ断層と左横ずれ断層に分類できます。
今年5月に中国・四川大地震を発生させた断層は逆断層タイプで、龍門山断層(ロンメンシャン断層)と呼ばれています。
また、6月の岩手・宮城内陸地震も、岩手県南部から宮城県北部にまたがって存在する逆断層タイプの活断層によって発生したと考えられています。
では、県内の主な活断層には、どのようなタイプが存在しているのでしょうか。
三浦半島で確認されている断層群は、北西—南東方向に延び、断層の南側が相対的に西の方向に動く右横ずれ断層タイプです。
県中央部には伊勢原断層が南北方向に、県西部の丹沢山地の南麓から大磯丘陵西縁にかけては神縄・国府津—松田断層帯が北西—南東方向に延びています。これらの断層は、すべて逆断層タイプであることが確認されています。
このように、県内では逆断層と横ずれ断層タイプの活断層が発達しています。フィリピン海プレートの運動が地下の岩盤を相模湾の方向から水平に圧縮していることに起因しています。

温泉地学研究所では、県内の活断層付近の地震活動や神縄・国府津−松田断層帯にかかわる測量などの観測を行っています。
観測結果は、温泉地学研究所のホームページで、ほぼリアルタイムにご覧いただけます。

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『ねんきん特別便』の確認をお忘れなく! 
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問 社会保険事務所 電話0465-22-1391

年金記録を確認するための『ねんきん特別便』(緑色の封筒)が10月までに、すべての現役加入者に届きます。
自営業、専業主婦、学生などのかたは直接、本人の住所に届けられます。
また、会社勤めのかたには、所属先(協力が得られた場合)または直接、本人の住所に届きます。
年金記録に「漏れ」や「間違い」がない場合も、回答にご協力ください。

【おわびと訂正】
広報おだわらいふ8月15日号2ページでお知らせした「スポーツ&レクリエーションフェア・赤ちゃんダービー参加者募集」のメールアドレスは、正しくは「suporeku@city.odawara.kanagawa.jp」です。おわびして訂正します。

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#10:小田原の伝統が、"時"をつなぐ!
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問 文化財課 電話0465-33-1714
  小田原民俗芸能保存協会実行委員会 電話0465-43-0956

民俗芸能保存協会 後継者育成発表会
日時:10月5日日曜日 開演13:00(開場12:30)
場所:生涯学習センターけやき 
それぞれの地域や時代で、人の心の"よりどころ"となってきた民俗芸能。
小田原にも、さまざまな民俗芸能が息づいています。民俗芸能の後継者育成に取り組む小田原民俗芸能保存協会では、加盟する7団体が集まり、若手後継者や小・中学生が日ごろの練習成果を発表します。

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相模人形芝居下中座
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代表:岸忠義 電話0465-43-0956
江戸時代、関西から人形遣いの一行が興行の途中に下中村に伝えたのがはじまりです。
 大阪の文楽と同じく3人遣いを特徴としています。
国指定重要無形民俗文化財

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曽我別所寿獅子舞保存会
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代表:川久保昌之 電話0465-42-0137
江戸時代から伝わる「囃子獅子舞」の系統で西湘地区では曽我別所だけの貴重な芸能です。
市指定無形民俗文化財

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小田原囃子多古保存会
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代表:下田誠一 電話0465-34-2820
多古白山神社の祭囃子で、江戸葛西囃子系の小田原囃子です。今年の夏には、全国こども民俗芸能大会に関東地区代表として出場しました。
県指定無形民俗文化財
かながわ民俗芸能50選

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小田原ちょうちん踊保存会
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代表:秋山定之 電話0465-74-4651
童謡「お猿のかごや」で知られる小田原ちょうちんを守り広めるため考案された郷土芸能です。
小さな子どもでも、すぐに踊れます。

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根府川寺山神社鹿島踊保存会
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代表:宮川俊一 電話0465-29-0660
福おどりは根府川の道祖神祭で子どもたちが踊っていました。一時の中断を経て、小学4・5・6年生が1月14日のどんど焼きで踊っています。

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栢山田植歌保存会
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代表:日比野幸子 電話0465-36-4878
農家の女性たちが田植えの調子を取るために歌ったものです。
歌詞には農作業のようすや鶴亀、豊作への祈りが込められています。

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小田原市山王原大漁木遣唄保存会
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代表:末弘勝 電話0465-34-0413
大漁木遣唄は相模湾の漁民に古くから歌われていました。
漁業の仕事唄と婚礼や神社祭礼時の儀式唄を兼ね、全国的にも珍しいものです。
市指定無形民俗文化財

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#11:キラリ☆若人!
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みなぎる可能性、描く夢、そして、奏でる未来。
このコーナーでは、若者たちの活躍する姿やメッセージをお届けします。

小田原女子短期大学
食物栄養学科
まもなく食欲の秋。食に関するさまざまな出来事が続く今、その道のエキスパートを志すかたの存在は、とても心強い限りです。子どもからお年寄りまで安心で安全な食事ができるように日々、栄養の勉強に取り組まれています。
「『アレルギーのかたのための食事』や『一人暮らしの高齢者でも簡単に作れるメニュー』がゼミのテーマです。簡単メニューでは市販のポテトサラダをスープにというような面白い試みもしています。将来は、保育園や幼稚園で子どもたちを栄養士としてサポートしていきたいと思います」(熊谷里実さん、栄町在住)
「ゼミでは『児童文学と食べ物づくり』を学んでいます。魔女の宅急便のキキのケーキや天空の城ラピュタに出てくる目玉焼きパンなど、絵本の思い出を料理で再現しています。ユニークで夢があると思いませんか?これからもずっと、心の栄養の大切さを学び続けていきます」(藤田愛さん、曽比在住)
「ゼミのテーマは『発酵食品について』。枝豆から味噌を造ったりなど、とてもユーモアがあって面白いことばかりです。卒業後は、お年寄りの皆さんを身近に感じられる現場で、出会いやふれあいを第一に考えながら栄養士として頑張っていきたいと思います」(後藤奈津美さん、秦野市在住)
「8月に行われた『第2回おだたん食育村』では、小学生の親子の皆さんに手作りうどん体験をしていただきました。夏休みのよい思い出になったと思います。来年2月に開催予定の第3回食育村では、若い女性のかたと食事づくりをします」と柔らかな笑顔で答えてくれた3人。未来の"食育の担い手"を予感させてくれました。

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#12:ニュース NEWS
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地域の安全を自分の目で確かめよう!〜キッズセーフティマップ(小田原市版)をご活用ください〜
問 学校保健課 電話0465-33-1691

小学校の児童の皆さんに「キッズセーフティマップ」を配布します。この冊子は、小学生向きに「防犯、防災、交通事故」に対する知識と「安全マップの作り方」をイラストを交えて、オールカラーで分かりやすく紹介しています。
また、子どもたち自身が「安全マップ」を作成できるように、住宅地図データを使用した各小学校区の白地図を添付しています。通学路上の危険箇所や「SOS!こども110番かけこみ所」など、いざという時に逃げ込める安全な場所、地震などの災害が起こった場合の避難場所を調べ、書き込むことができるよう、具体的に示しています。
子どもたち自身が通学路を中心とした安全な場所と危険な箇所に気づき、知り、対処できる方法を身に着けるとともに、学校、家庭、地域が連携して温かく子どもたちを見守り、ともに学び、安心、安全な小田原を実現していきましょう。
学校での社会科の授業や総合学習あるいは家庭で話し合いながら、地域の「危険な場所」と「身を守る場所」を自分の目で見て再点検し、安全マップを作ってみてください。

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#13:身近にある小田原の史跡〜久野・二川地区編〜
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私たちの身近に数多く残る史跡は、それぞれの土地の成り立ちや先人たちの暮らしぶりを静かに物語っています。
日々変化するまちなみの中で、郷土の歴史を記憶にとどめ、次の世代に伝えていきましょう。今回は久野・二川地区。
問 文化財課 電話0465-33-1714

扇町の白山神社の近くにあるおじさんの家に遊びにやって来た太郎君。おじさんから久野・二川地区の史跡の話しを聞くことができました。

太郎 あっ、太鼓の音が聞こえる!
おじ そうだね。太鼓と鉦、それに笛の音色、白山神社の祭囃子の練習が始まったのかな。白山神社は多古の鎮守で、10月上旬(今年は12日)の祭礼で小田原囃子が奉納されるんだ。多古の小田原囃子は江戸時代中期に江戸から伝えられたといわれ、地元の人の愛情と熱意で今日まで受け継がれてきたんだよ。
太郎 そうかぁ、伝統ある音色なんだね。 お祭りと言えば、前におじさんに井細田のお祭りに連れて行ってもらったことがあったよね。ちょうちんがいっぱいの所。
おじ ああ、足下地蔵尊のことだね。お祭りは、1月24日と8月24日だったかな。本尊のお地蔵さんは、22cmの像で、一方の足をあぐらに組んで、もう一方の足は下げているんだ。鎌倉時代に造られたと銘記されているんだよ。江戸時代に城主稲葉正則が同型の大型像を造らせて、胎内に納めて信仰したと伝えられているんだ。このお地蔵さんは、別名はなとり地蔵、延命地蔵としても知られているよ。
太郎 へぇ、そうなんだ。あそこでお水をくんでいる人がたくさんいたよ。
おじ そうだね。境内のわき水は延命水として人気があるんだよ。
太郎 僕も飲んでみたい!!
おじ そうか、きっと長生きできるね。
ところで太郎は本光寺に行ったことがあるかい? おじさんが小さいころには、本光寺の御会式の万灯行列を見に行くのが楽しみだったんだ。昭和40年ごろを最後に行われなくなってしまったんだよ。
太郎 御会式? 万灯?
おじ 御会式というのは、日蓮聖人の命日(10月13日)を中心に行われる法要のことで、本光寺では12日に行われていたんだ。夜には、明かりをともした宝塔を紙で造った花で飾り付けし、纏や太鼓の音色に先導されて練り歩く万灯行列が、大変なにぎわいだったんだよ。
太郎 昔はいろいろな行事があったんだね。
おじ そうだ、久野に変わった慣習があったそうだよ。虫塚さんと呼ばれる祠(供養塔)があるんだけど、江戸時代には、そこに水田地帯の町田村などから稲の害虫を虫送りする行列がやって来たそうなんだ。ほかにも、子どものかんの虫、夜泣きや病気を治めるとして信仰されていたんだ。お礼に、二股大根をささげる風習があるんだよ。
太郎 面白い!!
おじ 久野・二川地区だけではなく、小田原にはたくさんのお祭りや年中行事があるんだ。調べてみるといいよ。

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『身近にある 小田原の史跡 川西版』を刊行しました
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この本を片手に、小田原のまちを歩いてみませんか。
販売場所:行政情報センター(市役所4階)、市立図書館、かもめ図書館、文学館/1冊700円

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#14:今月の笑顔
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元気あふれる人たちの笑顔は、見ている人たちにも力を与えてくれるもの。
このコーナーでは、みんなが元気になるように、すてきな笑顔をお届けします。

読売巨人軍・外野手
田中 大二郎さん(小田原市出身)
178センチ、81キロ。
涼しい笑顔とは好対照な真っ黒に日焼けした両腕とたくましい太もも。
もののふ(武士)の風格が漂うその姿は、プロ野球伝統球団のユニフォームがよく似合います。
富士見小学校1年生から野球を始め、明徳義塾中学校(高知)へ野球留学、酒匂中学校に戻った後に東海大相模高校へ進学と野球一筋の人生を送ってこられました。「がむしゃらに、ひたすら、白球を追いかけていました。今の自分の礎となったころです」甲子園での活躍などが実を結び、一昨年晴れて読売ジャイアンツへ入団、2年目の今季は初の1軍公式戦出場も果たされました。
「目標は1軍定着です。原監督からも『頑張れよ!』と言われていますし、何よりもファンの皆さんからの温かい励ましに勇気づけられています」  
昨年、今年と地元小田原での凱旋試合も経験。「とても、緊張しました(苦笑)。でも、ふるさとで試合ができることは本当にありがたいですし、その喜びをかみしめていました」日々の鍛錬を惜しまない努力の人。
「自分の夢に向かって、決してあきらめずに突き進んでください。必ず、かないます」おだわらっ子へメッセージを託してくれた20歳の若武者は「僕も"小田原出身"という誇りを胸に、頑張ります!」と締めくくってくれました。
自身の可能性と小田原市民の夢を乗せた大きなホームランを、東京ドームで放つその瞬間まで。頑張れ、田中選手!!

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#15:クローズアップ Close Up 注目の情報をお届け!
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「広域証明発行サービス」を開始!〜小田原市、大井町、箱根町の身近な手続きが、より便利になります〜
問 市民窓口課 電話0465-33-1381

10月1日から、仕事や学業などで昼間、お住まいの市町で証明書の交付が受けられないかたのために、最寄りの行政窓口(小田原市、大井町、箱根町)で、左表の証明書などの交付を受けられるサービスを始めます。
受付日時 月〜金曜日(祝日、12月29日から1月3日までは除きます)午前8時30分から午後5時まで
手数料 交付請求した住民の住所地・本籍地の市町の手数料条例に基づく金額
取扱窓口 小田原市、大井町、箱根町の本庁舎とアークロード市民窓口

取扱業務(小田原市、大井町、箱根町に住所を有するかたに限ります)
取れる証明書→請求できるかた の順
 住民票の写し※住民票の除票は除く→本人及び同一世帯のかた※除票者は除く
 印鑑登録証明書→本人及び同一世帯のかた
 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)・戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)※小田原市、大井町、箱根町に本籍があるかたに限る、※除籍・改製原戸籍は除く→小田原市、大井町、箱根町のいずれかに住民登録または外国人登録があるかたのうち、○本人及び同一戸籍のかた○戸籍の記載により現在、配偶者であることが確認できる外国人のかた ※除籍者は除く

※代理人による請求、第三者からの請求、公用の請求は受け付けません。
※窓口に来られるかたの本人確認をしますので、運転免許証などをご持参ください。
※印鑑登録証明書の請求の際は、印鑑登録証が必要です。

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#16:学校自慢!
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このコーナーでは、小・中学校でのユニークな取り組みを紹介します。
子どもたちの生き生きとした表情を見ると、小田原の未来も安心!という気持ちになりますね。
問 教育政策課 電話0465-33-1671

今月号は…久野小学校(児童数:345人)
「伝統の地域力」が息づいて
他校から参観に来られたかたは「どのクラスも落ち着いた雰囲気で授業されていますね」と驚きます。久野小は長い間、地域のかたに支えられてきました。それが、落ち着いた雰囲気の礎となっています。
久野小を支えているいくつかの例を挙げます。学校から歩いて3分ほどのところに学校農園があり、稲作や畑作活動を全校で営んでいます。農園は地域のかたに貸してもらっているほか、農業協力者(スクールボランティア)のかたの支援もあります。子どもたちの大好きな樹木園も、おやじの会の皆さんが整備してくれました。おやじの会の皆さんの"手弁当"です。会のTシャツも作るほど、熱心に活動してくれます。
防犯ボランティアの皆さんは、下校時刻が予定より遅れても、応対してくれます。本当にありがたいことです。「GOOD MORNING」朝会は、校長先生の英語のあいさつから始まります。昨年度、県教育委員会より英語活動の推進委託校に選ばれ、全校で英語活動の実践を始めましたが、そこでも、保護者の英語ボランティアの皆さんの協力があります。
地域の教育力の低下が言われて久しいですが、久野地区の教育力は生きており、落ち着いて授業ができる礎になっていると実感します。久野には、古墳がたくさんあります。昔からの営みは遺跡として残されているだけでなく、良き伝統として地域の皆さんに受け継がれ、子どもたちをはぐくんでいます。

水野 凜さん(6年生)
学校の運動場の横に、樹木園というところがあります。その樹木園にはたくさんの木があり昨年、きれいに整備され、久野小みんなの憩いの場となっています。また、昨年から始まった英語活動はゲームや歌があり、楽しいです。これからも、いろいろな英会話を覚えていきたいと思います。
上村 悠夏さん(6年生)
学校の裏には、大きな学校農園があります。どの学年も、さつまいもやいちご、トマトなどを育てています。もち米は、5・6年生で田植えや稲刈りをしています。取れたお米は、給食の人気メニューの1つ、中華おこわとして、全校のみんなで食べます。私たちが育てたお米を使って、調理員さんが一生懸命作ってくれるおこわは、最高です。

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#17:おだわら花通信
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さまざまな花に彩られ、四季折々の表情を見せるおだわら。
これから毎月、花の名所を紹介します。

その17 小田原フラワーガーデン
問 フラワーガーデン 電話0465-34-2814
  https://conv.bingocms.tech/public-i/park/o-furawa.html

クダモノトケイソウ(英名:パッションフルーツ)はブラジル南部原産で、トケイソウ科のつる性多年草です。
トケイソウよりも花が大きく、さわやかで芳香があり、果実の大きさが特徴です。果実は長さ5〜10cmの球形で、最初の緑色が熟すると、濃い紫色になります。
果物用として広い範囲で栽培されていて、生で食べたり、ジャムやジュースにも加工できます。
トロピカルドーム内(有料)で見られます。

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広報おだわら September.1, 2008 No.970
【発行】小田原市
【編集】広報広聴室
Copyright(C),9.2008 City of Odawara.
〒250-8555  神奈川県小田原市荻窪300番地
(TEL)0465-33-1261
(FAX)0465-32-4640
○「広報おだわら」1日号は自治会配布、15日号「おだわらいふ」は新聞折り込み。
市役所、支所・連絡所、マロニエ、小田原駅、郵便局などでも配布しています。
○小田原市の市外電話番号は0465です。

広報おだわらは、資源保護のため古紙100%の再生紙を利用しています。

7月1日現在 小田原市の人口198,792人 77,155世帯
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