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広報小田原 第1128号

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広報小田原 第1128号

平成27年4月1日 発行

#01 小田原セレクション2015 市民が選んだ小田原みやげ
#02 小田原の文化を伝え、つなぐ 小田原文化レポーターを募集!
#03 地域で支える子ども会
#04 里地里山を未来に引き継ぐ
#05 防犯灯が一斉にLEDになりました
#06 第6期おだわら高齢者福祉介護計画を策定
#07 未来に伝える 小田原の文化遺産6
#08 小田原地下街 HaRuNe小田原 4月のイベントインフォメーション
#09 おだわら情報
#10 〈連載〉探訪 わがまちの歴史資源/〈連載〉キラリ 若人
#11 〈連載〉みかんちゃんとジョー君の社会科見学
#12 〈連載〉おいしいよ!おいしいね!おだわらっこの給食


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#01 小田原セレクション2015 市民が選んだ小田原みやげ
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【問】産業政策課 電話 0465-33-1515

豊富な地域資源を持つ小田原には、地域に長く根づいてきた名産品・特産品があります。
多岐にわたるそれらの品々は、用途に応じてより輝きを増します。
テーマに添った商品を市民が推薦し、市民が中心となって選ぶ「小田原セレクション」。
選ばれた商品は、小田原の魅力を高めるため、市内外に発信していきます。

謹上蒲鉾 鈴廣 かまぼこの里
ぷちかまパーティーBOX 鈴廣 かまぼこの里
地魚づくり 鈴廣 かまぼこの里
小田原かまぼこ「北條」 いせかね
小田原蒲鉾 特撰 極(白・赤) 有限会社山上蒲鉾店
旬彩揚 株式会社丸う田代
杉兼の焼ちくわ 株式会社杉兼商店
どうぶつかまぼこ 詰合せ(5本入) 株式会社籠淸
小田原を鯵わおう 有限会社早瀬幸八商店
昔ながらの田舎梅干 250グラム 神尾食品工業株式会社 梅の里 かみお
雲上 小田原・十郎梅ブランド向上協議会
金印塩辛 元祖糀入 株式会社美濃屋吉兵衛商店
豆大福 有限会社伊勢屋
伊勢屋のおはぎ 有限会社伊勢屋
小田原 ジャンボ おはぎ 甘味喫茶 岡西
ちぃずお月さま ケーキショップ スウィート・ベリー久野店
一夜城 ヨロイヅカ・ロール 一夜城 Yoroizuka Farm
五郎力餅 曽我乃正栄堂 本店
小田原パネティッシモ フルーツいっぱい 菓房赤い実株式会社
コケッコー 有限会社栄町松坂屋
お菓子のういろう 株式会社ういろう
虎朱印 株式会社正栄堂菓子舗
小田原城最中 最中工房 小田原種秀
小田原「城下町もなか」 本町風月堂
小田原梅わいん 小田原酒販協同組合
片浦レモンサイダー 小田原柑橘倶楽部
イタリアンジェラート 農事組合法人 小田原牧場アイス工房
あじ麺のたれ 株式会社COTE
鯵の梅肉風味揚げ 株式会社田中屋本店
足柄牛熟成味噌漬け 手前味噌ですが 株式会社門屋食肉商事
寄木カードケース OTA MOKKO
汁椀(4寸漆) 大川木工所
小田原提灯風鈴寄木短冊付き 株式会社柏木美術鋳物研究所

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今回のテーマは「小田原みやげ」
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 「友人へのお土産にしたい」
 「お世話になった人へ贈りたい」
 小田原らしさを感じられる手土産や感謝の品を選ぶとき、悩んだことはありませんか。観光客などから小田原で何を買ったらよいか聞かれたとき、困ったことはありませんか。
 昨年12月から今年1月にかけ、市民がお薦めする「小田原みやげ」を募集したところ、自薦・他薦合わせて102点の応募がありました。

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公開選考会には、68点
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 応募された102点の商品が、重複していないか、今回のテーマ「小田原みやげ」に添った商品なのか、公開選考会に出品が可能であるかなどを事務局が確認。公開選考会には、68点の商品が出品されました。
 食品から工芸品に至る、昔からの小田原の定番土産、新しく開発された商品、これからますます成長していくであろう商品など、小田原をイメージできる多様な商品が出そろいました。

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選定された商品は、33点
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 2月8日に、小田原ダイナシティウエストで行われた公開選考会には、応募で集まった市民や専門家などの他、当日買い物に来ていた人も加えた48人が、選考委員として参加しました。
 選考委員は、「小田原らしさ」「オリジナリティ」「安心・安全」「デザイン・機能・ネーミング」「向上心・クオリティ」などを基準に投票。皆、小田原の代表として、実際に商品を一つ一つじっくり見て、厳正に審査しました。
 その結果、上位30位に入る33点が、「小田原みやげ」として選定されました。

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今後の取り組み
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 今回は、「小田原みやげ」をテーマに、商品を選定しました。
 選ばれた商品は、作り手や売り手、支援機関などと連携して広く発信し、地域全体で小田原の魅力を高めていきます。
 小田原には、豊富な地域資源を生かした、小田原ならではのさまざまな名産品・特産品が、まだまだあります。
 今後も別のテーマを設け、「小田原セレクション」を広げ、小田原の魅力を発信していきます。

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ハルネ小田原で、今回選ばれた「小田原みやげ」を紹介するパネル展示を行います。
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期間 6月5日金曜日〜30日火曜日
場所 ハルネギャラリー

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パンフレットを製作・配布!
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 このたび、「小田原みやげ」に選定された33点の詳しい情報を掲載したパンフレットを製作しました。3月上旬から、観光案内所やハルネ小田原などで配布しています。
 観光客が小田原のお土産の参考にすることはもちろん、市民の皆さんが定番商品を再確認したり、新しい商品を見つけたりすることにも役立ちます。

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至誠・市政
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「小田原みやげ」
小田原市長 加藤 憲一

 2月、小田原としては初めての試みとなる「小田原セレクション」事業が行われました。恵まれた地域資源と、長い年月を経て磨かれてきたさまざまな技、気候風土や文化が相まって、小田原にはたくさんの、「良いもの」があります。それら「小田原みやげ」として誇れるものとして、市民自身が選んだことが、今回の企画の最大のポイントです。
 今回は初めてということで、食品にしても工芸品にしても、エントリーしきれなかったたくさんの候補があることでしょう。今回のチャレンジをもとに、今後も工夫を重ねながらこの取り組みを育て、「小田原にはこんなに良いものがある」との発信を強化したいものです。
 さて、「おみやげ」は、買って持ち帰るものばかりではありません。小田原を訪れた際に刻まれた印象、出会い、そして歓びや愉しさなど、カタチを取らないものもまた、大切な「おみやげ」なのだと、改めて気づかされるお手紙を頂きました。
 この女性は、3月7日に行われた、御用米曲輪の遺構見学会に、わざわざ東京からご夫婦で見学に来られ、小田原に短時間滞在してお帰りになられたのですが、遺構をご案内した市職員へのねぎらいのお手紙に、以下のように書かれていました。
 「(前略)説明会の後、小田原城に上り、整然とした、手入れの行き届いた梅の庭園やお店、そして帰路では、親切なお花屋さん、湯気の上がるおまんじゅう屋さん、『美味しそう』と言う私の言葉に、そばを通りかかった市民の方が、『これおいしいですよ』と言われて五つも買ってしまいました。駅ビルのコーヒー屋さんで、一息入れましたが、店員さんの優しい対応、そしてトイレに入ると、若い女性の方がトイレットペーパーをもって、入ってきた一人ひとりに挨拶して『混雑して申し訳ありません、少々お待ち下さい』と頭を下げ、東京では考えられません。たまたまその場に遭遇したのかもしれませんが。市全体が、このような優しさを取り入れているのでしょうか。(後略、句読点は原文のまま)」
 「小田原みやげ」は、お店で売っている商品だけではなく、店員さん、そして通りがかりの市民の皆さんにも、提供できるものだということを、このお手紙は教えてくれます。訪れてくれた人たちの誰もが、こんな気持ちでお帰りいただけるような小田原でありたいですね。

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#02 小田原の文化を伝え、つなぐ 小田原文化レポーターを募集!
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【問】文化政策課 電話 0465-33-1707

小田原の文化を多くの人に知ってほしい、楽しんでほしい。
「活動と活動、人と人をつなぎたい」という思いから、昨年9月、「小田原文化レポーター」が動き出しました。
このたび、新たに小田原文化レポーターを募集します。
小田原での生活をもっと楽しく、豊かに。
そんな思いを形にできる小田原文化レポーターとして活動しませんか。

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小田原文化レポーターとは
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 文化活動、伝統工芸、食文化、自然。小田原には、古くから多彩な文化が花開き、今も活気ある活動が続いています。
 レポーターの心に触れた、小田原のさまざまな文化活動を自ら取材。時には体験し、自分の言葉で発信することで、さまざまな分野の活動と情報をつなげ、ネットワークを広げる役割を担っています。
 「小田原文化レポーター・フェイスブック」で随時記事を発信。市ホームページの「文化レポーターブログ」では、文化の記録として残していきます。また、これから開催されるイベント情報も、フェイスブックで発信しています。

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現在、14人が活動中!
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 活動を通じて感じる楽しさは、さまざま。
 「御殿場線開業80周年記念写真展」を記事にした、そうこさんは、「取材先から教えてもらう情報には、広報紙に載らない活動やイベントがたくさんあるので驚いた。自分の興味や得意分野を通じて、小田原の楽しみ方の参考になる記事を提供したい」。
 ハルネ小田原のオブジェ「張る根〜水と土と光」を記事にした、お茶さんは、「小田原には魅力的なものがたくさんある。『記事読んだよ!』『こんなこと知らなかった!』と言われると、小田原に関心を寄せてくれていることが分かり、うれしい」。
 発掘されていない文化資源に触れたり、記事を読んだ人からの言葉が励みになっているレポーターもいます。

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40本のレポートが掲載
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 昨年9月からこれまでに書いたレポートを、「文化レポーターブログ」に掲載しています。取材した記事、スタッフとして関わったイベントの報告、レシピ紹介。いろいろな切り口で、情報の幅も広がっています。
 ぜひ、ブログをご覧ください。
Webトップページ「暮らし」をクリック→「文化/生涯学習」の「文化・芸術」→「文化レポーター」の「文化レポーターブログ」

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文化レポーター募集!
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■対象
◇市内在住・在勤・在学・在活動の20歳以上の好奇心旺盛な人
◇6月1日から平成28年3月31日まで活動できる人
◇メールで原稿のやり取りが可能な人
※文章だけでなく、写真やイラストの得意な人も歓迎です。
※活動前にレポートの講義、活動開始後は定期的に会合を開催します。
■応募方法
 文化政策課窓口で配布、市ホームページ掲載の申込用紙に必要事項を記入し、直接、またはファクス、メールで。
Webトップページ「暮らし」をクリック→「文化/生涯学習」の「平成27年度文化レポーター募集」
FAX 0465-33-1526

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レポーターのブログ紹介
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「削り華」 300年の声を聞く
(カオリ 記)
 鉋で木を削り、薄さをミクロン単位で競う「削ろう会」。昨年11月8日、9日に開催された「全国削ろう会 小田原大会」の実行委員長、芹澤棟梁にインタビューして記事を作りました。

 「木がすべてを知っているので、その声を聞く。自分らが生活させてもらっている自然に耳を傾ける、数字で置き換えることができない仕事です。こういう伝統はせっかく風土にあっているのに、便利さの代償で失われつつあると日々感じながら仕事をしています。
 大会では子供たちが小田原の材の素晴らしさに触れ、いつか家を建てるときに思い出してくれれば嬉しい。小田原材の素晴らしさをみんなに知らせたいという願いがあります。」(芹澤棟梁より)

益田鈍翁ゆかりの品展示館
(MOKO 記)
 文化の香りを残す西海子小路の一角で、さりげなく、そして、おしゃれにたたずむ、鈍翁展示館をのぞいてみました。

 茶器に鈍翁自ら書を入れた器は、遊び心が垣間見え人柄をしのばせる。掛軸は季節ごとに掛けかえられ、鈍翁・耳庵・幻菴・近代小田原三茶人の条幅が並ぶ圧巻さだ。

ハルネうめまる広場で「春ね! コンサート」
(深野彰 記)
 市主催のアート・マネジメント講座に、スタッフとして関わりながら、記事を作りました。

 1月25日の当日は、1時開演の30分前から会場に来られたお客様もいらして、開演時間には100人を越える観客でうめまる広場は一杯になりました。4本のクラリネットによる演奏会は珍しく、低音のバス・クラリネットが入ると、まるでオーケストラのような音の広がりと深みが感じられました。

残したい小田原の伝統の食文化~これぞ小田原の味 ウズワの塩焼き。塩鮭より旨い
(18・3ミリ角の折鶴 記)
 イベント紹介ではなく、残したい食について、レシピとともに紹介しました。

 ・・・塩の塩梅は目での記憶と舌をたよりに、挑戦してみました。約30年振りの再現の試みです。以下手順を写真で紹介します。・・・うん、うん!これ、この味だ! ちょっと塩出し時間が短いかな。まあいいか。塩加減と身の締り具合、きしきしという噛み応え。50年前も感じたこの食感。当時も思ったが、鮭よりもうまいがほぼ再現でき、感動の一瞬でした。米との相性は抜群。日本人に生まれてよかったと感じた瞬間でもありました。冷蔵庫もなかった時代、しかもさばよりもさらに足が早いと言われる宗田カツオ。塩蔵や干物技術など小田原の先人たちの生活から生まれた保存の知恵とそれで可能になった食文化の一つであろう。

※ブログの引用は原文のままです。
※ペンネームで記事を発信しています。

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#03 地域で支える子ども会
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【問】青少年課 電話 0465-33-1723

子ども会に入ろう

子どもの健全育成を目的に、地域で子どもを育てるため、地域の子どもが集まり活動する「子ども会」。
各子ども会では、工夫を凝らしたさまざまな遊びや行事を実施しています。
ここでは、市内の子ども会の現状や活動を紹介します。
子ども会に入り、楽しい時間を過ごしましょう。

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地域で成長
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 子ども会は、地域の子どもが地域の中で、さまざまな人との交流や体験などを通じて自ら考え、楽しみながら成長していくために、大きな役割を担っています。身近な地域での集団活動は、社会生活の基本を学ぶ機会でもあります。
 そして、子ども会の活動が活性化することで、大人同士の連携が図られ、地域力の向上にもつながります。

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市内の子ども会の現状
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 子ども会は、少子化や地域との関わり方の変化、役員などの担い手不足などにより、組織自体の減少や加入率の低下など、全国共通の課題を抱えています。
 しかし、市内の子ども会では、多くの役員や育成者が、子どもの健やかな成長を願い、各地域でさまざまな活動を行っています。
 地域の祭りに参加したり、キャンプに行ったりするなど、年齢を超えて交流し、家庭や学校ではできない体験を、地域の協力のもと実施。地域の大人が、地域の子どもを見守り育てる、大切な場となっています。

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子どもも私も、友達が増えました
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平成26年度 下中学区会長 那波良美さん
 下中学区では昨年度、会員増加に向けて、子どもに入ってよかったと思ってもらえるような活動を、新たに考えました。さまざまな行事のやりくりは、大変なこともあります。でも、行事が終わった後は、子どもも保護者も皆「楽しかった」と笑顔で言ってくれます。
 直接たくさんの子どもと触れ合えたこと。子どもも私も友達が増えたこと。役員を頑張ってよかったと思うことがたくさんあります。役員の負担を軽くしていく工夫が、子ども会を楽しく続けるコツです。

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地域での活動
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子ども会活動の一部を紹介します!

富水学区 北ノ窪若竹子ども会
「クリスマス会」
青少年活動のボランティアをしている、高校生のジュニアリーダーに協力してもらい、体を使ったゲームやデコレーションケーキ作りを楽しみました。

久野学区 中久野子ども会
「かまぼこ・ちくわ作り体験」
ふだんできないかまぼこやちくわ作りを体験。上級生が下級生の面倒を見る姿も見られました。

片浦学区 根府川子ども会
「福踊り」と「鹿島踊り」
どんど焼きでの「福踊り」と、寺山神社祭典の「鹿島踊り」。地域の伝統を学ぶ機会になりました。

国府津学区 学校前子ども会・ひかり子ども会・そよ風子ども会合同
「流しそうめん」と「みかん狩り」
夏休みのラジオ体操後の流しそうめんと、お楽しみ会でのみかん狩り。地域の人の協力で、よい思い出になりました。

下中学区子ども会
「黒板作り」
ボランティアの講師に教わりながら、黒板作りに挑戦。イベントで展示したところ、多くの問い合わせがあり好評でした。

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市子ども会連絡協議会(市子連)
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 市子連は、各地域の子ども会加入者を一堂に集めたイベントや、役員を対象とした研修会などを開催し、子ども会活動の活性化に努めています。

市子ども会連絡協議会会長 橋本輝夫さん
 子ども会に25年以上携わっています。
 心身の成長の中で、小学生時代の6年間はとても重要です。学校教育は先生、家庭教育は家族、社会教育は地域。子ども会は、非常に大切な社会教育の一環だと思います。年齢の違う近所の子どもと一緒に過ごすことは、よい思い出になり、友達作りの場にもなります。また、保護者や地域の大人は、役員や育成者になることを難しく考えず、自分自身が楽しむつもりで参加すればよいと思います。「子ども会に参加したことで、小田原で生まれ育ってよかった」と思われる子ども会にしたいです。

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入会方法
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市内各地域の子ども会では、皆さんの入会をお待ちしています。
各地域の子ども会関係者などにご相談ください。
関係者が分からない場合は、青少年課までお問い合わせください。

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#04 里地里山を未来に引き継ぐ
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【問】農政課 電話 0465-33-1494

「里地里山保全等地域」に選ばれている市内3地域では、里地里山を次世代に残すため、さまざまな活動が進んでいます。
市では、その活動を支援しています。

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里地里山を守る
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 里地里山は、人が住む集落である「里」、田んぼや畑などの「農地」、雑木林や竹林などの「山」が一体となった地域です。「農林業の生産の場」や「生活の場」、「災害の防止」、「生活文化の継承」といった機能があります。
 しかし、生活様式の変化や農林業の後継者不足などから、里地里山の管理が難しくなっています。
 県の条例に基づく「里地里山保全等地域」に選ばれている久野・東栢山・上曽我地域。これらの地域では、地元の活動団体が保全活動の他、地域の特色を生かした農業体験などを行い、多くの交流が生まれています。

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美しい久野里地里山協議会
(久野地域)星野 清治 会長
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 久野地域の美しい里地里山の機能を引き継いでいくため、保全活動を行っています。また、家族や地域の絆がより深まるよう、里地里山に親しむ場を提供するなどしています。

主な活動
 昨年は、久野川上流で環境調査を兼ねた川遊び、ミツバツツジやイロハモミジなどの植樹を行いました。
 また、そば作りや久野川沿いの散策道整備、林道の清掃・草刈りなども行っています。

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金次郎のふる里を守る会
(東栢山地域)二宮 義 会長
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 二宮金次郎の教え「推譲(世のため人のために尽くすこと)」を踏まえ、地域貢献活動をしています。水田の恵みと景観を守り、引き継いでいくため、保全活動などを行っています。

主な活動
 昨年は、ホテル事業者と連携し、「田植え体験教室」や「稲刈り体験教室」を開催。また、鉄道事業者と連携し、「水辺の生き物教室」や「秋野菜の収穫教室」を行いました。

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曽我山応援隊
(上曽我地域)山根 敬彦 会長
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 曽我丘陵の景観を大切にし、里地里山を守り、曽我山の美しい山並みを継承するため、自然に寄り添いながら保全活動などを行っています。

主な活動
 昨年は、保全活動を実施している樹園地で、柑橘類の収穫体験を実施。また、NPO法人と連携し、クヌギを植樹しました。

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#05 防犯灯が一斉にLEDになりました
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【問】地域安全課 電話 0465-33-1396

夜道を明るく照らし、犯罪防止と通行の安全を図る防犯灯。
市では、昨年11月から今年2月にかけ、防犯灯のLED化改修工事を一斉に行いました。

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環境と財政に優しい
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 今回の改修工事で、市内にある防犯灯約1万4600本がLEDになりました。LEDは消費電力が少ないので、同じ本数の蛍光灯と比べると、年間約460トンの二酸化炭素が削減できます。これは、杉の木3万3000本の年間二酸化炭素吸収量に相当します。
 また、電気料金は、年間約3000万円削減できます。

 防犯灯は、これまで自治会が設置し、電気料金の支払いや蛍光灯交換などの維持管理をし、市は自治会に対して、防犯灯維持管理費用を助成してきました。今後は市が、LED化した防犯灯の維持管理を行います。防犯灯に関わる自治会の費用負担と維持管理の手間が軽減され、そこで生まれる余力が、さらなる自治会活動の充実につながることを期待しています。

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自治会長の声!
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曽我岸自治会長・防犯指導員
柏木政弘さん

 防犯灯がLED化され、地域の皆さんから、「明るくなった」という声をよく聞きます。LED灯は寿命が長く、蛍光灯のように2~3年で切れることがないのも安心です。
 防犯灯維持管理の費用負担がなくなるのは大変助かりますが、市が防犯灯を管理するようになっても、その他の地域防犯活動はとても大切です。青少年育成会やPTAなどと連携してパトロールを行うなど、今後も皆で協力し、犯罪のない地域作りを進めていきます。

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不点灯を見掛けたら、コールセンターまで
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市が維持管理するLED防犯灯には、黄色いプレートに黒字で「小田原市 ○○○○○(番号)」と書かれています。このプレートがついている防犯灯の不点灯を見掛けたら、コールセンターに連絡してください。

 東芝エレベータ ビルファシリティーコールセンター
 年中無休(24時間受け付け)
 電話 0570-666-181
 黄色いプレートの番号、または住所を伝えてください。

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#06 第6期おだわら高齢者福祉介護計画を策定
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【問】高齢介護課 電話 0465-33-1841

 「おだわら高齢者福祉介護計画」は、老人福祉法で定める「市町村老人福祉計画」と、介護保険法で定める「市町村介護保険事業計画」を一体にしたものです。65歳以上の高齢者やその介護者を支援するための具体的な目標や内容を定めています。
 第6期計画では、「団塊の世代」と呼ばれる人が75歳以上になる2025年を見据え、「地域包括ケアシステムの推進」と「プロダクティブ・エイジングの推進」を、重点指針にしています。

計画期間 平成27~29年度(3年間)
基本理念 「ともに生きる活力ある長寿・福祉社会」(ケアタウンおだわら)をめざして
重点指針
 (1)地域包括ケアシステムの推進
   住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に提供する仕組み作りを目指します。
 (2)プロダクティブ・エイジングの推進
   高齢者が自らの能力を発揮し、社会の活力を支える存在として、元気に活躍できる事業を進めます。
基本方針
 (1)高齢者がいきいきと活動できる環境づくりの促進
 (2)地域における高齢者支援体制の強化
 (3)保険給付事業の円滑な運営
 (4)新しい総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)の円滑な運営

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地域包括支援センターが増設
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 市内に5か所ある「地域包括支援センター」は、第6期計画に基づき、高齢者への支援体制を強化するため、7か所に増えます。
 また、センターの担当地区を、中学校区から地区自治会連合会の区域に変更します。

センター名/担当地区(地区自治会連合会)/所在地/電話番号
第一地区地域包括支援センター/十字、片浦、早川、大窪/早川853(早川高齢者ふれあいセンター内)/0465-24-5601
第二地区地域包括支援センター/新玉、山王網一色、足柄、二川、久野/久野137-2/0465-66-3066
第三地区地域包括支援センター/東富水、富水、桜井/堀之内7-1/0465-39-5551
第四地区地域包括支援センター/酒匂・小八幡、富士見、国府津/小八幡3-6-22(介護老人保健施設わかば内)/0465-45-3222
第五地区地域包括支援センター/下府中、豊川、上府中、曽我、下曽我/曽我光海2-1(ルビーセンター内)/0465-42-1374
(新設)第六地区地域包括支援センター/緑、万年、幸、芦子/栄町3-12-4/0465-23-8115
(新設)第七地区地域包括支援センター/橘南、橘北/小船213-1(介護老人福祉施設たちばなの里内)/0465-44-1102

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#07 未来に伝える 小田原の文化遺産6
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【問】総務課 電話 0465-33-1288
   郷土文化館 電話 0465-23-1377

小田原の歴史・文化を伝えるさまざまな分野の資料を紹介してきたこの連載は、今回で最終回です。
今回は、総務課や図書館などで保存している公文書を紹介するとともに、これまでの連載をまとめます。

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資料としての公文書
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 市が作成・取得した文書は、公文書と呼ばれます。公文書は、種類や性質によって保存年数が決められ、一定期間以上保存するものは、専用の箱に入れ、書庫で管理しています。市役所本庁舎の集中書庫では、現在、約6000箱を保存。永年的に保存する公文書は、マイクロフィルム化する場合もあります。
 保存期間が過ぎた公文書は廃棄されますが、市の歴史を語るうえで重要な資料となる文書は別途保存され、市が発刊する『小田原市史』の編さんなどにも活用されています。

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栃木県日光市との姉妹都市提携盟約書
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 市は、昭和55年に二宮尊徳の最期の地である栃木県今市市(当時)と姉妹都市になりました。
 今市市を含む5市町村が合併し、日光市となった平成18年には、尊徳記念館敷地内の尊徳生家で、改めて日光市と姉妹都市提携盟約書を取り交わしました。
 この盟約書は、両市の深い結びつきと交流を示す公文書です。貴重な資料として、市役所2階展示広報ロビーに展示しています。

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活用してもらうために
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 これまでの連載で紹介した資料は、市が収蔵している資料のごく一部です。小田原には、他にも数多くの素晴らしい資料がありますが、現在、展示や保存、活用する場所が十分ではありません。
 資料から知ることのできる歴史や文化の中には、現在でも役立つさまざまな発見があり、新たな価値が創造されることもあります。
 そのため市では、未来に向けて、皆さんに資料をより一層活用してもらえるよう取り組んでいます。その一環として、小田原にふさわしい博物館の在り方についても、検討を進めています。

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#08 小田原地下街 HaRuNe小田原 4月のイベントインフォメーション
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【問】中心市街地整備課 電話 0465-33-1596

Web ハルネ小田原ホームページ http://www.harune-odawara.com/event/

小田原や周辺地域の魅力を五感で体験できるイベントにも、活用されています。

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YAMAHA大村楽器 ギター&ウクレレ コンサート
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【主催・問】YAMAHA大村楽器リベルテセンター 電話 0465-22-7135
日時 4月3日金曜日午後1時30分~3時
場所 ハルネ広場
出演 ヤマハPMSギター講師 武田慎一
曲目 ハワイアンウェディングソング、フラガール 他

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ハルネライブ スプリング・フィールズ・フォーエバー
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【主催・問】FM小田原株式会社 電話 0465-35-5150
日時 4月11日土曜日午後1時~
場所 ハルネ広場
出演 ブルーピジョンズ
曲目 ビートルズナンバー 他

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テレビでおなじみのあの曲をクラリネットで
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【主催・問】文化政策課 電話 0465-33-1706
毎月、市役所本庁舎で開催している「昼のミニコンサート」を、ハルネ小田原で開催します。
日時 4月22日水曜日午後0時20分~0時40分
場所 ハルネ広場
出演 小田原クラリネット愛好会
曲目 徹子の部屋メドレー(作曲:いずみたく、編曲:滝澤俊輔)、サザエさんメドレー(作曲:筒美京平、編曲:石川亮太) 他

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小田原駅直魚市場
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【問】ハルネ小田原街かど案内所 電話 0465-23-1150
日時 4月25日土曜日午前10時~正午
場所 中央通路
内容 ●鮮魚や干物、かまぼこなどの販売
   ●小田原の漁業や漁港の紹介

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哲学者・内山節と考える「小田原城“新普請”」
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【主催・問】特定非営利活動法人フォレストフリーク、FM小田原株式会社 電話 0465-35-5150
日時 4月25日土曜日午後1時~3時
場所 ハルネ広場
内容 小田原城の新普請とその役割を考えるトークイベント、講演会

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祭りだ!木遣りだ!小田原流!
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【主催・問】小田原神輿連絡協議会 電話 090-2406-0494(波多野)
日時 4月29日祝日午後1時~
場所 うめまる広場
内容 神輿の担ぎ方や木遣り唄の紹介 など

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ハルネギャラリーの展示予定
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・小田原の四季観光写真コンクール 開催中~4月13日月曜日
・小田原春の観光キャンペーン 開催中~5月7日木曜日
・小田原北條五代祭り 4月14日火曜日~5月7日木曜日

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ハルネ小田原で販売開始
「小田原城前魚」をご存じですか?
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「ひとくちサイズ」
「味がついている」
「パンやごはんにのせるだけ」
「簡単・便利・短時間で、手軽に食べられる」をコンセプトに、小田原の地魚で作った加工品「小田原城前魚」。これまでに、7企業が16商品を開発・販売しています。
 3月21日からハルネ小田原の「商店街プラザ」でも販売開始。小田原の地魚に親しめる場所が増えました。
 ハルネ小田原にお立ち寄りの際は、「小田原城前魚」を探してみよう。

web「城前魚」で検索【問】水産海浜課 電話 0465-22-9227

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#09 おだわら情報
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4月1日から
市役所の組織・機構の一部が変わります
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【問】行政管理課 電話 0465-33-1305

これまでの組織

福祉健康部/福祉政策課/総務係
福祉健康部/福祉政策課/ケアタウン推進係
福祉健康部/福祉政策課/保護係
福祉健康部/高齢福祉課/高齢者政策係
福祉健康部/高齢福祉課/介護予防係
福祉健康部/高齢福祉課/高齢者相談係
福祉健康部/介護保険課/介護給付係
福祉健康部/介護保険課/介護認定係
福祉健康部/福祉監査指導課/福祉監査指導係

子ども青少年部/保育課/保育係
子ども青少年部/保育課/子育て支援新制度準備係
子ども青少年部/保育課/[保育所]

病院管理局/医事課/医事係
病院管理局/医事課/医療相談係

新しい組織

福祉健康部/福祉政策課/総務係
福祉健康部/福祉政策課/地域福祉係
福祉健康部/生活支援課/自立支援係
福祉健康部/生活支援課/保護係
福祉健康部/高齢介護課/高齢者福祉係
福祉健康部/高齢介護課/地域包括ケア推進係
福祉健康部/高齢介護課/介護給付係
福祉健康部/高齢介護課/介護認定係

子ども青少年部/保育課/保育係
子ども青少年部/保育課/子育て支援新制度推進係
子ども青少年部/保育課/[保育所]

病院管理局/医事課/医事係
病院管理局/医事課/地域医療連携係

※新しい課も含め、市役所の電話番号は、広報小田原「おだわらいふ」4月15日号でお知らせします。

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保育園情報
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【問】保育課 電話 0465-33-1451

新たな保育所などが開園
 4月1日から、認可保育所3園、小規模保育事業2園が開園します。

○認可保育所
施設名/所在/保育年齢/定員/電話番号
南鴨宮あいじ園/南鴨宮3-48-12/5か月~/37人/0465-49-3550
お花畑保育園/南鴨宮3-23-24/6か月~/39人/0465-46-0872
保育園大地/堀之内458/10か月~/45人/0465-37-4619

○小規模保育事業(※)
施設名/所在/保育年齢/定員/電話番号
矢作愛児園/矢作17-9/3か月~2歳/16人/0465-48-4144
育みの家カンガルー/栄町2-5-28/産休明け~2歳/11人/0465-23-1024
※平成27年4月から始まった「子ども・子育て支援新制度」において創設された、0~満3歳未満を対象に、定員6人以上19人以下の少人数で保育を行う事業。

江之浦保育園の休園
 市立江之浦保育園は、昨年度に引き続き、休園します。
 休園期間 4月1日~平成28年3月31日

みどりの家愛児園の名称変更
 4月1日から「幼保連携型認定こども園」になり、名称が「認定こども園小田原みどり学園」に変更されます。

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生涯学習センターけやき
耐震補強工事に伴い予約を停止します
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【問】けやき 電話 0465-33-1881

 生涯学習センターけやきは、市庁舎耐震改修工事終了後、耐震補強工事を行います。これに伴い、1年前から予約可能なホールや舞台の、平成28年4月以降利用分の予約を停止します。ご不便とご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

工事期間 平成28年2月~29年3月(予定)

閉館スケジュール(予定)
 平成28年4~5月 全館
 平成28年6月~29年1月 ホール、舞台

※閉館スケジュール以外でも、一部の会議室などが利用できない場合があります。
※けやき1階駐車場は、工事開始の平成28年2月から使用できなくなります。
※工事の状況、ホールや会議室などの利用・予約については、市ホームページで、随時お知らせします。
webトップページ「公共施設」をクリック→「市民活動/生涯学習」の「生涯学習センター」→「生涯学習センターけやき耐震補強工事」

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デジアナ変換サービス終了
4月17日金曜日
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【問】広報広聴課 電話 0465-33-1262

 地上デジタル放送をアナログ方式に変換し、ケーブルテレビで放映する「デジアナ変換サービス」。地デジ化による家庭の負担を軽減するため、ケーブルテレビ加入世帯を対象に、一時的な措置で行われてきました。
 このサービスは、3月末で終了する予定でしたが、統一地方選挙を考慮し、終了時期を繰り下げます。サービス終了は事業者ごとに異なり、「J:COM小田原」では4月17日金曜日に終了します。対象となる家庭でテレビを見続けるには、デジタルテレビに買い替えるか、地デジチューナーを購入するなどしてください。
 詳しくは、J:COMカスタマーセンター 電話 0120-934-979へお問い合わせください。
 web http://www.jcom.co.jp/

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市税などの納付には
口座振替をご利用ください
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【問】市税総務課 電話 0465-33-1341

 口座振替は、市税などが納期限の日に、指定した金融機関の口座から引き落とされる便利な制度です。納め忘れを防ぐことができますので、ぜひ利用してください。

口座振替が利用できる税など
対象種目/担当課/電話番号
市県民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、軽自動車税/市税総務課/0465-33-1341
清掃手数料/環境保護課/0465-33-1486
霊園管理手数料/みどり公園課/0465-33-1583
水洗便所改造資金貸付金返還金/下水道総務課/0465-33-1616
国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料/保険課/0465-33-1834
保育料/保育課/0465-33-1451
市営住宅使用料、市営住宅駐車場使用料/建築課/0465-33-1553
放課後児童クラブ保護者負担金/青少年課/0465-33-1723
※水道料金・下水道使用料は、金融機関での申し込みのみとなります。

口座振替が利用できる金融機関
 横浜銀行、スルガ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、静岡銀行、三井住友銀行、静岡中央銀行、三井住友信託銀行、さがみ信用金庫、中南信用金庫、中央労働金庫、小田原第一信用組合、かながわ西湘農業協同組合、ゆうちょ銀行(郵便局含む)

申込方法
金融機関で
 市内の金融機関、市の担当課や支所などにある「口座振替依頼書」に必要事項を記入し、口座のある金融機関に提出してください。手続きには、通帳、通帳届出印、納税通知書または納付書が必要です。

専用はがきで
〈市県民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、国民健康保険料が対象〉
 口座振替を利用していない人に納税通知書などを郵送する際、申込用紙(専用はがき)を同封します。必要事項を記入し、郵送してください。市が金融機関への手続きを取り次ぎます。

市ホームページにある用紙で
〈ゆうちょ銀行は、新規の申し込みのみが対象〉
 市ホームページ掲載の申込用紙を印刷し、必要事項を記入して、市税総務課に郵送してください。市が金融機関への手続きを取り次ぎます。

webトップページ「暮らし」をクリック→「税金」の「市税の納付」→「納付方法」の「口座振替で納付」

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地震に備え 身の回りの安全対策を!
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【問】防災対策課 電話 0465-33-1855

 地震では、家具などの転倒、散乱によるけがや避難の遅れなどの被害があります。家具の配置を見直し、固定するよう心掛けてください。
 また、道路に面している塀は、地震により倒壊の危険があります。市では、危険なブロック塀などの撤去を進めるため、費用の一部を補助していますので、活用してください。
 身の回りの安全対策を進め、「地震に強いまち」「安心して暮らせるまち」にしましょう。

危険な塀等撤去促進事業補助
補助金額 道路に面する塀の長さ1メートル当たり8000円(限度額20万円)
※補助を希望する場合は、塀などの撤去前に申請が必要です。申請の際は、防災対策課にご相談ください。
webトップページ「暮らし」をクリック→「防災/防犯/安心安全」の「防災」→「補助金・証明」の「地震被害軽減化事業補助金【危険な塀の撤去】」

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再生可能エネルギーなどの導入に対する助成制度
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【問】エネルギー政策推進課 電話 0465-33-1424

 市では、地域で消費するエネルギーを地域で作り出す社会を目指し、再生可能エネルギーの利用や省エネルギー化を進めています。

再生可能エネルギー導入促進事業
 市内で実施される再生可能エネルギー事業(※)を支援します。
※事業用として行う、国の「固定価格買取制度」に基づいた、再生可能エネルギー発電設備による発電事業。
1 再生可能エネルギー事業奨励金
 国の「固定価格買取制度」の認定を受けた発電設備に課税された固定資産税相当額を、奨励金として交付します。
対象者 市内に事業所があり、市の「償却資産課税台帳」に、再生可能エネルギー事業の認定発電設備の所有者として登録している事業者
対象事業 次の全ての要件を満たす発電設備で実施される再生可能エネルギー事業
 (1)市内にある発電設備
 (2)平成25年1月2日~28年3月31日に、新たに取得した発電設備
 (3)市の「償却資産課税台帳」に登録された発電設備
  ※10キロワット以上の発電設備は、課税標準の特例措置の適用を受けている必要があります。
金額 発電設備に課税された固定資産税相当額
対象期間 新たに固定資産税が課税された年度から3年度
     ※発電設備の出力が10キロワット未満の場合は、新たに固定資産税が課税された年度のみ。
申請期間 平成28年2月29日まで
2 市民参加型再生可能エネルギー事業認定
 次の全ての要件を満たす再生可能エネルギー事業を「市民参加型再生可能エネルギー事業」に認定し、奨励金の交付などの支援をします。
認定要件
 (1)市民出資などによる市民の参加
 (2)地域の防災対策の推進(停電時の電力供給)
 (3)地域経済の活性化(設備建設時の地元業者の積極的な活用)
 (4)事業の継続性(固定価格買取制度の買取期間20年の間、事業が継続する見込みがある)
1・2共通
申請方法 エネルギー政策推進課窓口で配布、市ホームページ掲載の申請書類に必要事項を記入し、直接提出

地球温暖化対策推進事業
 再生可能エネルギー利用機器の設置などに対し、費用の一部を補助します。
 件数に限りがあるので、早めに申し込んでください。
1 住宅用太陽熱利用システム補助金(3件)
対象 4月1日~平成28年3月31日に、居住する市内の住宅に同システムを設置する個人
金額 強制循環型 1件につき4万円
   自然循環型 1件につき2万円
2 家庭用燃料電池システム補助金(17件)
対象 4月1日~平成28年3月31日に、居住する市内の住宅に同システムを設置する個人
金額 1件につき5万円
3 低公害車補助金(5件)
対象 4月1日~平成28年3月31日に、電気自動車を購入もしくは3年以上リースする個人または事業者のうち、購入日の1年以上前から市内に居住する個人、または市内に事業所があり事業を営んでいる事業者
金額 1~5万円
   個人 上限5万円
   法人 上限3万円
1〜3共通
申請方法 エネルギー政策推進課窓口で配布、市ホームページ掲載の申請書類に必要事項を記入し、直接提出
申請期間 平成28年2月29日まで

※必ず、工事の着工前(低公害車については購入またはリース契約前)に申請してください。
※平成28年3月31日までに、実績報告書を提出してください。

webトップページ「暮らし」をクリック→「環境」の「エネルギー政策」

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#10 〈連載〉探訪 わがまちの歴史資源/〈連載〉キラリ 若人
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その6 城下の例大祭
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 小田原城は、小田原北条氏五代約100年間にわたる城域の拡大により、中世の城郭として日本最大規模になりました。1590(天正18)年の豊臣秀吉との小田原合戦に備え、主に土塁と空堀で造った周囲約9キロメートルの総構が特徴です。
 総構は幕末まで残り、明治時代に作られた「小田原町」の町域になりました。その一部は現代まで残り、貴重な遺構となっています。
 町域内には、中心部に「松原神社」、箱根方面に「居神神社」、北東部に「大稲荷神社」と三つの神社があります。
 この三つの神社は、かつて「三大明神」と呼ばれ、江戸時代には神社ごとに例大祭(祭り)を行いました。ふだんは城に入れない町人も、例大祭では神輿の担ぎ手として入城できました。例大祭は、城下と宿場の発展とともに大規模になり、小田原城周辺では町なかを練り歩く、勇壮な神輿を見ることができました。
 例大祭の特徴には、「小田原担ぎ」「木遣り唄」「宮入り」「小田原囃子」などがあります。今なお、地域の子どもは「小田原囃子」を練習し、太鼓や笛の音が聞こえると、祭りが近づいたことを知らせています。
 祭りの当日には、神社神輿や町内神輿を担ぐ氏子の勇敢な姿や、中心市街地内の旧城下に広がる木遣り唄の甚句、山車の上で奏でられるお囃子の笛の音から、城下町として栄えた往時のにぎわいを身近に感じることができます。

出掛けるともっと詳しく
お祭りで小田原の歴史を感じてみませんか
●旧三大明神例大祭 現在、例大祭は5月4日~5日に行われています。
 日時 5月4日祝日・5日祝日
 ※3日祝日の「小田原北條五代祭り」でも、各地区の神輿を見ることができます。
 場所 各神社および小田原城・小田原駅周辺

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日頃の読書習慣が実を結ぶ
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東富水小学校3年 近藤 友揮さん
芦子小学校6年 佐々木 暖人さん

青少年読書感想文全国コンクールで受賞
 「第60回青少年読書感想文全国コンクール」で、近藤さんが最優秀賞の「内閣総理大臣賞」、佐々木さんが優良賞の「全国学校図書館協議会長賞」を受賞しました。
 近藤さんが読んだ本は、『ともだちは、サティー!』。日本とネパールの少年が言葉や文化の違いを越え、親友になる話で、「絵が少なく文章が多いので、読むのが大変だったけれど、場面などを想像しながら読むことができた」と話します。
 かもめ図書館が好きで、パソコンで本を検索して、2時間以上も読書に没頭する日もある近藤さん。絵、習字、バスケットボール、電車などにも興味を持ち、好奇心が旺盛です。
 佐々木さんが読んだ本は、『いのちをつなぐ』。東日本大震災後に捨てられた犬を保護して、セラピードッグに育てる話で、「何度も読み返した。みんなが命について考えることが大切だと思う」と話します。
 1年生のときには、学校の図書室で100冊以上の本を借りるなど、本に親しむ佐々木さん。サッカーではクラブチーム、学校生活では児童会活動でも活躍しています。
 二人の話す姿には、「本が好き!」という気持ちがあふれていました。

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#11 〈連載〉みかんちゃんとジョー君の社会科見学
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もの知りで優しいみかんちゃんと、やんちゃなジョー君が、市内地場産業の事業所を訪ねます。

25 杉清商店の巻(揚げ物)

有限会社 杉清商店
所在 本町3-13-54

有限会社杉清商店は、1904(明治37)年に創業し、原材料と水にこだわったさつま揚げを製造・販売している小田原蒲鉾協同組合の加盟店です。
しらすやたまねぎなどを混ぜたものや、うずらやほたてを包んだものなど、30種類以上のさつま揚げがあります。
今回は、五代目の杉山浩司さんに案内してもらいました。

1(ジョー)2色のすり身を作っているよ。

奥の白色のすり身はグチやイトヨリ、手前の灰色のすり身はイワシを使っているんだよ。作るさつま揚げによって、すり身の材料を使い分けているんだ。魚をすりながら、塩や砂糖などで味付けもしているんだよ。

(みかん)1つのすり鉢で、さつま揚げ約2,000枚分のすり身ができるのよ。

2(ジョー)全部同じ大きさになっている!

すり身にたまねぎなどを混ぜて、職人さんが一つ一つ手作りするんだ。包丁で1枚分の大きさに分けて、手でたたいて空気を抜きながら成形するんだよ。

(みかん)この職人さんは、この道50年なのよ。

3(ジョー)すごい湯気だね。

成形したすり身をゆでているよ。1回に100枚以上のすり身をゆでるんだ。ゆでる水は、丹沢・箱根水系の地下水を使っているんだよ。

(みかん)ゆでる水にも、こだわっているのね。

4(ジョー)たくさんのすり身が並んでるよ。

ゆで上がったすり身は、網の上で15分くらい冷ましてから、冷蔵庫で0度くらいになるまで冷やして保存するんだ。

(みかん)鮮度を保つために、凍り始める直前の温度で保存するのよ。

5(ジョー)おいしそうなにおいがするよ!

190度の油で約2分揚げると、きつね色になって食感がよくなるんだ。

(みかん)お客さんに揚げたてを食べてもらうために、注文を受けてから揚げるのよ。

(ジョー)揚げたてのさつま揚げを食べたいな。

(みかん)本町の本店はもちろん、栄町にある直営店の「あげたてっこ」小田原店などでも食べられるわ。

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#12 〈連載〉おいしいよ!おいしいね!おだわらっこの給食
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今日の献立は何だろう?
季節を感じ、地域の恵みをいただく献立・・・
学校給食をのぞいてみましょう。

地域の名産品を生かす 下曽我小学校

下曽我小学校の給食は、国府津共同調理場で作っています。
この調理場で作られる給食は、下曽我小学校、国府津小学校、国府津中学校の3校分で、約1260食。
地産地消を進めるため、下曽我地区で生産される梅干しや、みかんなどを使ったメニューを登場させています。

梅干し
 小田原の名産品である梅干しは、クエン酸を多く含み、疲労回復や食欲増進の効果があるといわれています。
 今日の献立は、「梅ー(うめー)酢豚」。酢の代わりに、酸味の強い小田原産の梅干しを使っています。下曽我小学校の保護者が、神奈川県学校栄養士協議会主催の「我が家の自慢料理コンクール」に応募し、入選したレシピを給食用にアレンジしました。給食に出されるのは初めてでしたが、子どもに好評でした。
 曽我梅林には、約3万5000本の梅の木があり、児童にとって梅干しは、身近な食品です。
 「地域の味に、子どもの頃から慣れ親しんでほしい」
 そんな思いを込めて、これからも給食を作っていきます。
 web「小田原市立下曽我小学校」で検索→今日の給食

梅ー酢豚(4人分)
にんじんやピーマンはゆでてから加えると、色鮮やかに仕上がります。

材料
 ●豚肉 120グラム(角切り)
 ●じゃがいも 中1個(いちょう切り)
 ●にんじん 1/2本(いちょう切り)
 ●ピーマン 2個(角切り)
 ●たまねぎ 中1個(角切り)
 ●サラダ油 適量
 ●かたくり粉 大さじ2
 ●砂糖 大さじ1と1/2
 ●しょうゆ 小さじ2
 ●ケチャップ 大さじ2
 ●梅干し 1個
 ●ごま油 小さじ1
 ●A(しょうゆ 小さじ1、みりん 小さじ1)
作り方
 (1)豚肉はAで下味をつけ、かたくり粉をまぶす。
 (2)(1)の豚肉とじゃがいもを、サラダ油で揚げる。
 (3)にんじんとピーマンをゆでる。
 (4)たまねぎをサラダ油でいため、ゆでたにんじんを加えて、200シーシーの水と砂糖を入れて煮る。
 (5)野菜が軟らかくなったら、(2)の豚肉とじゃがいも、しょうゆ、ケチャップ、種を取り除いてたたいた梅干しを入れる。
 (6)仕上げにゆでたピーマンを入れ、ごま油で香りをつける。

連載の「探訪 わがまちの歴史資源」・「社会科見学」・「おだわらっこの給食」は、今回が最終回です。
ご愛読ありがとうございました。 来月からは新連載を始めます。

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3月1日現在 小田原市の人口 194,580人 80,357世帯
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