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広報小田原 第1166号

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広報小田原 第1166号

平成28年11月1日 発行

#01 Special Contents 特集 小田原暮らし
#02 小田原市と南足柄市で「中心市のあり方」の協議を開始
#03 平成29年1月から 水道料金を改定します
#04 平成27年度決算に基づく 市財政の健全化判断比率などをお知らせします
#05 もうすぐ1周年 11月27日日曜日第1回UMECO祭り開催! おだわら市民交流センターUMECO
#06 おだわら情報
#07 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 11月 特大号
#08 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[19]
#09 〈連載〉健康だより Vol.7


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テキスト版

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#01 Special Contents 特集 小田原暮らし
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思わず口にしてしまう。
「小田原って何もないよね」
しかし、小田原に移住し、暮らす人がいる。
小田原に拠点を置き続け、事業を展開する企業がある。
彼らの心を動かすものとは。そして、小田原暮らしとは。
あなたは、小田原が好きですか。

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佐々木亮さん
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転勤(名古屋市→沼津市→小田原市)に伴い、8年半前に移住。2年前に退職し、自転車についての見識を深めるため海外へ。
帰国後の今年4月、サイクルショップを開業。多くの活動に積極的に参加し、主催もする。

奇跡的なロケーション

「いい」も「悪い」もなかったまち
 「転勤先が小田原と言われても、特に『いい』も『悪い』もなかった」と話す佐々木さん。しかし、新幹線が止まり、多くの鉄道が通る交通の便のよさや、身近に多くの自然がある環境に魅了されていきました。
 「転勤や出張で訪れたまちや、海外修業中に過ごしたまちと比べることで、小田原の魅力が分かってきました」

作ることができない「当たり前」がある
 今年4月に、サイクルショップを開業しました。
 「開業は東京や名古屋でもできたこと。でも、小田原を選んだ。自転車は、景色を楽しむスポーツです。小田原には海・山・川があって、富士山も見える。ちょっと走るだけで景色の変化を楽しめるんです。そういう環境って、後から作れるものではない。それが当たり前にあるって、すごいことですよ。こんなロケーションのまちは、他にないと思います」

出会いでつながる活動
 「仕事以外で人とつながるようになったのは、国際交流のイベントを主催してから。知り合いに勧められた勉強会に参加して、いろいろな人とつながるようになった。誰かの知り合いが誰かにつながっていたり、それがきっかけで引き合わせてくれたり。一つのコミュニティができると、それが別のコミュニティにつながって、また新しい活動ができる」
 現在は、出勤前の時間を使って英会話を楽しむ「朝活英会話」を主催するなど、精力的に活動しています。
 「景色・自然だけじゃない。そこに人とのつながりやちょうどいいまちの規模があり、全部含めての『ロケーション』が最高。逆にデメリットがあるのかな」

小田原→東京 新幹線:約35分 在来線:約1時間
小田原→横浜 新幹線(新横浜):約15分 在来線:約50分
小田原→鎌倉 在来線:約50分
小田原→箱根湯本 在来線:約15分 車:約15分
小田原→熱海 在来線:約25分 車:約40分
小田原→名古屋 新幹線:約1時間10分
小田原→京都 新幹線:約2時間
「鉄道だけでなく、高速道路も充実しているので、どこに行くにも便利なまちなんです。京都や箱根などへ気軽に日帰り旅行できるのも、小田原ならでは!」

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竹内絢香さん
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今年3月末、夫の転勤に伴い東京都江戸川区から移住し、パン教室の先生を養成する教室を開業。
地域活動に積極的に参加し、地域の活性化にも力を入れている。二児の母。

「なんとなく」いい

マイナスイメージからの出発
 東京でパン教室を開いていた竹内さん。「次は、パン教室の先生になりたい人のための教室を開こう」と考えていました。そんな矢先、夫の転勤が決まり、小田原に引っ越すことになりました。
 「『小田原=田舎』のイメージ。パン教室の需要ってあるのかな」
 「夫は単身赴任で」という選択肢もありましたが、小田原を知る人の「小田原ほど可能性があるまちはない」という後押しもあり、移住してきました。
 「実際に教室を開いてみたら、仙台や福岡から来てくれる人もいて、小田原の生徒さんも増えています。だんだん生活のペースもつかめてきたので、月に何回かは東京や大阪でも教え始めました」

よそ者だから気づく小田原の価値
 地場の農作物の豊富さに驚き、食材にもこだわるようになりました。
 「『せっかくだから、小田原の食材を使おう』と思い、地元のお米屋さんの雑穀や近隣で取れた小麦を使っています」
 「パン教室の先生が来た」といううわさを聞きつけた人に誘われ、老舗旅館でパン教室を開く他、外国人向けに和食料理教室の開催も考えています。
 「小田原に来て半年。人とのつながりが広がって、積極的に地域と関わるようになりました。そのほうが楽しいですし。人・場所・食材、全部合わせたら小田原でしかできないことがある。よそ者だから気づく、小田原の価値があるんです」

広がる活動
 「パン教室の生徒さんはママも多い。子どもを連れて、参加してもらえたらいいな」
 思い立ったらすぐ行動。子どもを連れてパン教室に参加できるよう、近くの公民館で託児も始めました。
 「生徒さんだけでなく、誰でも子どもを預けられます。親子で来て、一緒に遊んでいってもいい。子どもを預かってくれる人は、地域の人です。その人も子どもを連れてきて、一緒に遊んでいます。『子育てしやすい地域』にもつながると思うんですよね」
 パン教室を軸に、いろいろな活動へと広がっています。

「小田原モデル」の発信
 パン教室をはじめ、さまざまな活動のようすをブログなどで発信している竹内さん。
 「小田原に可能性を感じています。何か事例を作って、同じような環境の地方都市の人に、『こんなことができるんだ』『こんな方法があるんだ』っていう『小田原モデル』を発信していきたい。小田原では、それができるんです」

全てを兼ね備えた「なんとなく」
 竹内さんは、「小田原のいいところは『なんとなく』です」と話します。
 「都市的な面と田舎な面を兼ね備え、そのバランスがいいですよね。居心地もいい。都心までの距離感も、人と人との距離感もいい。うまく言えないけど、それが『なんとなく』なんだと思います」

「引っ越してすぐの頃に参加したイベントで、子どもが泥を触ることを嫌がりました。都心では、園庭がない保育園や幼稚園がほとんどなので、泥遊びをすることもなかった。でも、小田原に来たら、どこの園も園庭が広い。『こんなに広いの!?』と驚きました。園庭が広い園は、都心だとすごい人気。小田原には、子どもがのびのびと育つ環境が普通にあるんですよ」

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堀琢磨さん・朋子さん夫妻
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8年前に横浜市から移住。琢磨さんは豊洲に勤務、朋子さんはUMECOの運営を支援する市民活動に参加。

通勤圏内で、ちょっと都会じゃないところ

都内での仕事を続けながら
 過労で入院。恐ろしい通勤ラッシュ。
 家を買おうと考えていたこともあり、堀さん夫妻は移住先を探していました。
 「希望は、都内への通勤圏で、ちょっと都会じゃないところ」
 都内での仕事を続けながら、通勤や生活の環境を変えようと思った中で、これまで箱根への通り道でしかなかった小田原が浮かびました。
 「最初は本当にふらっと見にきた感じ。不動産屋さんに話を聞いたり、小田原を見て回ったりする中で、意外と交通の便がいいことが分かった。新幹線、小田急線、東海道線。都内への電車が少なくとも3経路ありますから」

通勤で疲れない
 琢磨さんは、新幹線通勤をしています。新幹線を使えば都内まで30分ちょっと。通勤は予想どおり、快適でした。
 「新幹線はほとんど座れます。乗っている間は仕事もできるし、新聞も読めるし、寝られるし。自由な時間が行き帰りに30分ずつあるのが、すごくいい。横浜の青葉台から通っていたときより、朝10分くらい遅くてもいいかも」
 通勤で疲れることはなくなりました。

帰ってくるだけでリフレッシュ
 堀さんの家の前には、山がそびえます。
 「仕事から帰ってきて山が見えたその瞬間が、一番リフレッシュできます。毎日ここに帰ってくること自体がリフレッシュなんです」
 都内で働く「オン」と、小田原に帰る「オフ」。その切り替えがうまくできています。

家でバーベキューする「日常」
 琢磨さんは、「休日の過ごし方が違う。横浜だと、ショッピングモールで時間を『つぶす』ような感じでした」と話します。
 小田原では公園で遊んだり、庭でバーベキューをしたりするようになりました。
 「バーベキューには友達が十何人も来て、わいわいやります。広さがないとできない。横浜では無理でしょうね。家でバーベキューをする日常は、実は特別なことなんだと思います」

「やり過ぎない程度」のお世話
 「近所の人は長く住んでいる人が多く、なじめるか不安だった」
 誰でも思う不安を感じていました。
 しかし、「引っ越しの挨拶に行ったとき、家族みんなで出迎えてくれました。かわいがってもらい、農作物をもらうこともあるんですよ。『やり過ぎない程度』にお世話してもらっています」と朋子さんは話します。

「親以外の大人」から受ける愛情
 隣人の顔も名前も知らない。近所の子どもに声をかけるのも気が引ける。大人も子どもも、お互いが警戒心を持って生活する現代。
 そんな時代でも、「近所の人は、妊娠していたときはお腹をなでてくれたり、子どもが産まれたら抱っこしてくれたりしました。『親以外の大人』の愛情を受けられるのは、小田原ならではなんじゃないかな」。
 堀さんの家には、近所の子どもが犬と遊びに来ます。
 「『どこの子なんだろう』と思うこともあるんですけどね。でも、その気軽さが都会にはないですよね。きっと、自分の子も小学生くらいになれば、そうなるんだろうな」

「青葉台周辺では、今より狭い土地で値段が倍でした。だから、小田原に家を建て、新幹線で通勤しても、トータルコスト(土地の価格+通勤代)は安いかも。ローンは軽いし、庭は広いし、通勤も快適になりました」

■新幹線定期券と在来線定期券の生涯差額(小田原駅~東京駅間、勤続年数を30年とした場合)
新幹線:206,870円(3か月)×4×30年=24,824,400円
在来線:212,350円(6か月)×2×30年=12,741,000円
差額                12,083,400円

最寄り駅まで徒歩20分、135平方メートルの土地の価格(万円)
※出典:国土交通省土地総合情報システム(平成27~28年度)
小田原駅 1,900万円
青葉台駅 4,200万円

トータルコスト
小田原駅 1,900万円+1,209万円=3,109万円
青葉台駅            4,200万円

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Hamee株式会社
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2016年7月に東証一部上場を果たした「Hamee株式会社」。
一部上場を果たした今もなお、小田原に本社を置き、事業を進めています。
小田原を拠点に事業を展開する理由、意義などを、取締役 CFO/CAO コーポレート統括本部長の水島育大さんに聞きました。

会社概要
1997年4月創業。2015年4月、株式会社東京証券取引所マザーズ市場に上場、2016年7月には、東京証券取引所市場第一部に変更した。
スマートフォンケースなどのインターネット通販などを行う「コマース事業」と、通販を展開するためのシステムを開発・提供する「プラットフォーム事業」を営む。
小田原に本社を置き、東京、大阪に営業所を持つ他、アメリカ、韓国、中国、台湾、インドにも現地法人を設立している。
「We Create the Best “e” for the Better “e” World.」(より“e”世界につながるもっと“e”を創造する)というPhilosophy(会社哲学)の実現を目指す。

落ち着いて仕事ができるまち
小田原で創業した経緯は何ですか?
 約20年前、代表取締役の樋口が創業しました。当時は携帯ストラップのインターネット通販が主だったので、どこでもできる仕事でした。そうであれば、家賃の高い東京や横浜ではなく、出身地でもある小田原でやろうと始めました。
 交通の便や生活環境のよさもありますし、落ち着いて仕事ができるまちだということは、育ったまちなので分かっていました。

「小田原にある」をブランドとし、「いい環境で、いい仕事を」を実現
一部上場し、取引先も都内の企業が多いと思います。
その中で、小田原に本社を残し、小田原を拠点に事業を展開する意味やメリットは何ですか?
 取引先に都内の企業が多いのは事実です。しかし、新幹線を使えば都内まで30分。営業などで都内に行くのも苦ではありません。もちろん、都内と比べると家賃が安いということもあります。
 それだけでなく、徐々に地元の企業とつながりができています。弊社のシステムを使ってくれる企業、お店に商品を置いてくれる企業、一緒に商品を作ってくれる企業。歴史ある企業も多いので、一緒に仕事ができることは刺激になります。
 そして私たちは、「小田原にある」ということが会社の一つのブランドであると考え、そこに意味を持たせようとしてきました。「当然東京にあると思っていたが、実際は小田原にあった」。いい意味での驚きにつなげたいんです。
 また、「都会で働くことがよい」と思っていた人たちも、「地方でもこんな働き方ができるんだ」「こんなに楽しく仕事ができるんだ」ということに気づき始めています。「お金を稼ぐ」という考え方から、「いい環境で、いい仕事をする」という考え方に重きが置かれてきている中で、小田原ではそれが実現できるのです。

住んでみていいところ
社員の中には、小田原に移住した人もいるのですか?
 2008年から新卒採用を始め、今では新卒で入社した社員は約50人になります。その多くは、入社時に小田原に移住してきています。皆、「住んでみたらいいところだった」と言っています。休みの日には地域のイベントに参加したり、祭りで神輿を担いだりする社員もいるようです。

一度来れば大丈夫
水島さんが感じる、小田原の魅力とは何ですか?
 樋口と同じく小田原出身で、30年以上住んでいますが、居心地のよさを感じています。田舎というわけでもないし、人がたくさんいるわけでもない。都会の喧騒から離れ、落ち着いて仕事や生活ができる環境があります。
 「本社所在地・小田原」というだけで、社員の採用に苦労したこともありました。しかし、一度面接のために小田原に来てくれれば大丈夫という自信があります。「小田原だからな・・・」という壁を壊していきたい。「小田原」の注目度は上がってきています。

代表取締役 CEO 樋口敦士 さん
 弊社の事業はネットビジネスであるため、事業展開するうえで、市場環境としての小田原を強く意識することは多くありません。しかし、小田原で事業を行うことで、自然と長期的な視点を持った経営ができると感じています。
 お付き合いさせていただいている地元の経営者は、何代にもわたり小田原で経営を続けられていますし、外を歩けば知っている人にもお会いできます。弊社の社員も小田原出身者が多いので、ビジネスの関係以外の継続したつながりがあります。
 そのような環境である小田原で、これからも頑張っていきたいと思います。

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対談 井手教授×加藤市長
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小田原の価値とは。小田原で暮らすことの意味とは。
これからの時代を見据え、小田原を愛する二人が語り合います。

井手英策さん
慶應義塾大学経済学部教授、財政学者。
福岡県久留米市出身。3年半前に東京都練馬区から小田原市に移住。

嫌なところがない
市長 小田原に住むようになった理由やきっかけは何ですか。
井手 子どもの頃、戦国時代の歴史漫画を読み、その当時から「小田原」が頭にありました。そして、できるだけ東京から遠く、ぎりぎり仕事に行けるところ。必然的に小田原に住むことになりました。
市長 小田原に住んでみて、どうですか。
井手 住んで3年半になりますが、嫌だと思ったことは一度もありません。逆に東京はなぜ嫌だったのか。心が休まる瞬間がないからです。電車に乗るときから座席をめぐる戦いが始まる。他人の幸せを考える余裕もない。心がすさんでいくと思いました。ショッピングモールに行こうとすると渋滞。入ったら何か買わないと駐車料金を取られる。小田原では考えられない。あと、方言もいいですね。
市長 やはり、方言を感じますか。
井手 方言は誇りですよね。子どもが「だべ」とか言っているとおもしろいし、うれしくなる。言葉一つをとっても、人の温かさを感じます。知らない土地で輪に入ることは勇気が必要ですが、小田原ではすっと入れました。

小田原プライド
市長 先生は、小田原に住んでから交友関係を広げられていますね。人と人とのつながりといった意味でも、小田原とは先生にとって意味のあるものですか。
井手 例えば、私は祭りに参加し、神輿を担いでいます。そこでは、皆で一緒にやる喜びや達成感を得られる。一体感です。共同作業をすることで他者を知り、共感し合えるんです。人の痛みは自分の痛み、人の喜びは自分の喜びといったように。当たり前の「人間らしさ」を取り戻すことができます。
 小田原の人って、組織や商品に「小田原」とつけたがりますよね。それって、小田原が好きで、誇りを持っているからだと思います。まさに「小田原プライド」です。各地区を見てもバラエティに富んでいて、その中で地区ごとに暮らしの質を高めようと、皆さん頑張っておられます。

まちのDNA
市長 私は、今も日々小田原を好きになっています。市民も客観的な素晴らしさと、それがもたらす暮らしの豊かさに気づき始めているように感じています。
井手 日本は東京オリンピック後に停滞していきます。劇的に素晴らしい明日にはならない。昨日よりちょっといい今日、今日よりちょっといい明日。日本全体ではなく、各地域でそういう未来を目指していく時代になります。そうなったとき、地域に資源があるかないかで大きく違ってくる。「社会資源」とは「関係」です。小田原には「社会資源」があります。
市長 今、地域の課題解決に向けた取り組みに、多くの人が応じてくれています。これは、新しく立ち上がったものではなく、潜在していたものが顕在化してきたように見えます。受け継がれてきた「まちのDNA」だと思っています。
井手 その「関係」こそが「社会資源」であり、小田原の歴史や厚み、分かち合う価値観といった「まちのDNA」なんだと思います。

幸せな人生を送れるまち
市長 人としての幸せや豊かさを実現するうえで、こんなに素材に恵まれたまちはありません。その素材を皆がそれぞれに見いだし、大切に育て、自分のやりたいことを実現していくことができます。
井手 有名な大学に入って、有名な会社に入る。でも、それだけではなく、手に職・技を身につけて仕事をする。仕事をしながら地域でやりたいことに関わる。それでも幸福度は増します。
 人間はいくつもの顔を持っています。家族と過ごす私、仕事をする私、趣味を楽しむ私。だから、まちの中にはさまざまな居場所が必要です。地域の中、コミュニティの中。小田原にはたくさんの居場所がある。その居場所で頑張る。輝きを放つ。小田原ではそれができます。人間が人間らしく生きていくうえで、最もナチュラルな環境。幸せな人生を送ることのできる、「総合力」のあるまちなのです。

「ちょうどいい」
「バランスがいい」
「居心地がいい」
「距離感がいい」
それらに魅力や価値を感じる人がいた。

「幸せな人生を送れる」そう言った人がいた。

私たちが受け継いできたもの。
「当たり前」すぎて気づいていなかったのかも。

「小田原って何かあるよね」

あなたは、小田原が好きですか。

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#02 小田原市と南足柄市で「中心市のあり方」の協議を開始
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1239
webID P21286

人口減少・少子高齢化が進む中、本市と南足柄市は、安定的な行政サービスを提供し続ける体制をつくるため、「小田原市・南足柄市『中心市のあり方』に関する任意協議会」を10月に設置。
合併など3項目についての検討・協議を始めました。

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小田原市・南足柄市「中心市のあり方」に関する任意協議会とは
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 安定的な行政サービス提供体制をつくるため、「合併」「大都市制度」「広域連携」について、約1年間協議します。協議会委員は両市の市長、議員、各種団体代表など、さまざまな分野から選ばれています。

協議内容
合併について
 県西地域の中心的都市として、一定の人口規模や財政基盤を備えた都市であり続けるため、2市が合併した場合の事務や事業の内容、市民負担、新市のまちづくりのビジョンなどについて検討・協議します。

大都市制度について
 市民に幅広く、より高度な行政サービスを提供できるよう、大都市制度の一つで、指定都市に次ぐ権能を持つ「中核市」に移行した場合のメリットや課題などについて検討・協議します。

広域連携について
 合併や中核市移行などにより、行財政基盤や権能が強化された中心市と、県西地域の他自治体との相互にメリットのある連携体制について検討・協議します。

協議会委員名簿(計33人、敬称略)◎会長○副会長◇監事
●各市の選出委員
区分/小田原市 所属/小田原市 氏名/南足柄市 所属/南足柄市 氏名
行政7人/市長/◎加藤憲一/市長/○加藤修平
行政7人/副市長/加部裕彦、時田光章/副市長/石田和則
行政7人/教育長/栢沼行雄/教育長/飯山敏明
議会8人/市議会/今村洋一、大村 学、井原義雄、加藤仁司/市議会/加藤洋一、星崎健次、池田真一、岡本俊之
各種団体12人/小田原市自治会総連合/木村秀昭、川口博三/南足柄市自治会長連絡協議会/奥津 博、佐藤廣理
各種団体12人/小田原箱根商工会議所/鈴木悌介/南足柄市商工会/笠井 進
各種団体12人/社会福祉法人小田原市社会福祉協議会/小野康夫/社会福祉法人南足柄市社会福祉協議会/森住敏逸
各種団体12人/小田原市民生委員児童委員協議会/市川昭維子/南足柄市民生委員児童委員協議会/武井鈴世
各種団体12人/小田原市青少年健全育成連絡協議会/富樫栄広/南足柄市PTA連絡協議会/宗像達也

●両市共通の選出委員
区分/所属/氏名
行政2人/神奈川県政策局自治振興部市町村課/井上和子
行政2人/神奈川県県西地域県政総合センター/星﨑雅司
各種団体2人/かながわ西湘農業協同組合/◇安藤俊之
各種団体2人/さがみ信用金庫/◇木村啓滋
学識経験者2人/首都大学東京大学院/大杉覚
学識経験者2人/明治大学/牛山久仁彦

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協議会会議
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 協議会の会議は、月1回程度、開催します。会議は原則公開し、結果は協議会ホームページなどでお知らせします。
 また、今後の協議会の情報は、協議会が発行する協議会だより、広報小田原、タウン誌などに掲載します。
Web http://www.odawara-minamiashigara.jp

第1回会議(10月21日開催)
 会長に加藤憲一小田原市長、副会長に加藤修平南足柄市長が選任され、協議会規約や規程、今後の協議方針や平成28年度の事業計画などについて協議しました。

第2回会議の傍聴者を募集
日時 11月25日金曜日午後1時30分~5時
場所 南足柄市文化会館 小ホール(南足柄市関本415-1)
内容 合併時の事務や事業の調整など
定員 20人程度(県西地域2市8町在住・在勤・在学の人)
   ※定員を超えた場合、開始15分前に抽選。

「新市まちづくり市民懇話会」メンバーを募集
 本市と南足柄市が合併した場合の新市のビジョンを示す計画の策定に向けて、「新市まちづくり市民懇話会」のメンバーを募集します。懇話会は、ワークショップ形式で行います。

募集期間 11月14日月曜日午後5時まで(当日消印有効)
応募資格・18歳以上60歳未満の小田原市民、南足柄市民
    ・平成29年1月~3月に5回開催する懇話会(午後6時~9時の間の2時間程度)に参加できる人
募集人数 各市5人(応募用紙の内容をもとに選考)
応募方法 応募用紙に必要事項を書き、「小田原市・南足柄市『中心市のあり方』に関する任意協議会事務局(企画政策課内)」に本人が直接、郵送、またはメールで。応募用紙は、企画政策課、タウンセンター、支所・連絡所、窓口コーナーにある他、市ホームページからダウンロードもできます。
郵送 〒250-8555 荻窪300 企画政策課広域政策係
Eメール 2shikyogi@city.odawara.kanagawa.jp

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#03 平成29年1月から 水道料金を改定します
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【問】営業課 電話 0465-41-1202
webID P21271

私たちの生活に欠かすことのできない水道水。
市では、いつまでも安心・安全な水道水を届けるため、平成7年以来、22年ぶりに水道料金を改定します。
皆さんのご理解とご協力をお願いします。

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改定の背景
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 平成23年の東日本大震災では、岩手県、宮城県、福島県の地域で約6割が断水。市民の生活に大きな影響を及ぼしました。
 このような被害を最小限に抑えるため、本市でもこれまで以上に、早急に水道施設の耐震化や更新に取り組む必要がありますが、多額の費用がかかると見込まれます。
 一方、人口減少、生活様式の変化、節水意識の向上などにより、水道料金収入は減少し続けています。これまで、水道料金徴収業務の民間委託や職員の削減など、経営の効率化を図ってきましたが、収支の根本的な改善は難しい状況です。

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改定の内容
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 財政の健全性を保ちながら、耐震化などを着実に進めるため、水道料金収入全体が20.84パーセント増えるように、平成29年1月から料金を改定します。
 また、今回の改定では、負担の公平性や経営の安定化の観点から、「基本料金の割合を高める」「多く使うほど単価が高くなる度合いを緩和する」「家庭用と事業用の単価差を縮小する」など、料金体系についても見直します。
 そのため、用途や使用水量によって改定幅に違いがあります。

基本水量を16立方メートルに
 公衆衛生上、生活に必要な一定水量の使用を促すために設定している「基本水量」。現在、2か月20立方メートルまでの使用には一律に料金がかかります。
 しかし、節水機器の普及や節水意識の向上により、基本水量を下回る世帯が多くなり、「節水しても料金が変わらない」という不公平感が生じています。そのため、今回の改定から基本水量を2か月で16立方メートルに改めます。

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現行と改定後の料金の比較 (2か月当たり、税込み)
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用途/使用水量/現行料金/改定料金/差額/1か月当たり差額
家庭用/0~16立方メートル/1,317円/1,771円/454円/227円
家庭用/20立方メートル/1,317円/1,836円/519円/260円
家庭用/30立方メートル/2,181円/3,024円/843円/422円
家庭用/40立方メートル/3,261円/4,428円/1,167円/584円
家庭用/50立方メートル/4,773円/6,264円/1,491円/746円
家庭用/60立方メートル/6,285円/8,100円/1,815円/908円
家庭用/70立方メートル/8,229円/10,260円/2,031円/1,016円
家庭用/80立方メートル/10,173円/12,420円/2,247円/1,124円
家庭用/90立方メートル/12,117円/14,580円/2,463円/1,232円
家庭用/100立方メートル/14,061円/16,740円/2,679円/1,340円
事業用/0~16立方メートル/1,447円/1,857円/410円/205円
事業用/20立方メートル/1,447円/1,922円/475円/238円
事業用/120立方メートル/19,699円/22,658円/2,959円/1,480円
事業用/1,000立方メートル/239,587円/252,482円/12,895円/6,448円
※下水道使用料は含まれません。

橘地域は県営水道区域のため、対象外となります。

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#04 平成27年度決算に基づく 市財政の健全化判断比率などをお知らせします
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【問】財政課 電話 0465-33-1312
webID P19200

市では、「財政健全化法」に基づき、財政の健全性を判断するための「健全化判断比率」と、公営企業会計の「資金不足比率」を算定しています。
平成27年度決算の算定結果は、いずれの比率も早期健全化基準を下回り、良好でした。

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健全化判断比率
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(1)実質赤字比率
 市の人口や面積などに応じた財政規模に対して、普通会計(※1)の赤字の割合を示す指標。黒字であれば算定されず、健全な財政状況といえます。
(2)連結実質赤字比率
 全会計を連結させた実質赤字比率。黒字であれば算定されず、健全な財政状況といえます。
(3)実質公債費比率
 財政規模に対して、市の借入金(市債)の返済に充てた経費(公債費)の割合を示す指標。数字が小さいほうが、より健全な状態といえます。
(4)将来負担比率
 財政規模に対して、将来的に負担が見込まれる全ての負債から、基金の積立金などを差し引いた金額の割合を示す指標。数字が小さいほうが、より健全な状態といえます。

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公営企業会計の資金不足比率
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 各公営企業会計(※2)の資金不足を、料金収入の規模と比較して示す指標。資金不足が生じていなければ算定されず、健全な経営状況といえます。
※1 普通会計
全国の自治体を同じ条件で比較するときに使う会計区分。一般会計と公共用地先行取得、広域消防、地下街の特別会計を合算したもの。

※2 公営企業会計
水道、病院の企業会計と、天守閣、下水道、公設地方卸売市場の特別会計が該当。

健全化を示す基準と、平成27年度決算における本市の状況
比率項目/小田原市/早期健全化基準(経営健全化基準)…イエローカード/財政再生基準…レッドカード
健全化判断比率 (1)実質赤字比率/黒字のため算定なし/11.53パーセント/20パーセント
健全化判断比率 (2)連結実質赤字比率/黒字のため算定なし/16.53パーセント/30パーセント
健全化判断比率 (3)実質公債費比率/6.2パーセント(前年度比-0.7ポイント)/25パーセント/35パーセント
健全化判断比率 (4)将来負担比率/11.5パーセント(前年度比-9.9ポイント)/350パーセント/-
資金不足比率/資金不足が生じていないため算定なし/20パーセント/-
早期健全化基準:基準を上回ると、健全化計画を策定しなければならない。
財政再生基準:基準を上回ると、再生計画を策定し、国の関与のもと財政再建に取り組まなければならない。

実質公債費比率(パーセント)
年度/小田原市/全国平均
H19/12.9/12.3
H20/12.6/11.8
H21/11.9/11.2
H22/10.7/10.5
H23/10.2/9.9
H24/9.1/9.2
H25/8.0/8.6
H26/6.9/8.0
H27/6.2/7.4

将来負担比率(パーセント)
年度/小田原市/全国平均
H19/115.8/110.4
H20/90.2/100.9
H21/88.7/92.8
H22/69.5/79.7
H23/51.4/69.2
H24/37.2/60.0
H25/25.9/51.0
H26/21.4/45.8
H27/11.5/38.9

 市の借入金(市債)をはじめとする、市全体の債務が年々減少しているため、いずれの指標も全国平均を下回る値となっています。

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#05 もうすぐ1周年 11月27日日曜日第1回UMECO祭り開催! おだわら市民交流センターUMECO
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【問】地域政策課 電話 0465-33-1458
    UMECO 電話 0465-24-6611
webID P19567

昨年11月28日にオープンした「おだわら市民交流センターUMECO」。
多様に連携・交流する施設として、多くの市民が利用しています。
今後も「つながる」を増やすため、さまざまな事業を実施していきます。

九つの会議室(有料)や、いろいろな活動を支援する市民活動プラザ(無料)などを貸し出しています。
開館時間 午前9時~午後10時 ※休館日などはホームページで。
Web http://umeco.info/

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第1回UMECO祭り
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 90以上の市民活動団体が参加する、多くの人に市民活動を知ってもらうための一大イベントです。UMECO全体を使い、パフォーマンス・講座・ポスター展・各種販売などで日頃の活動の成果を発表します。スタンプラリーもあり、子どもから大人まで楽しめます。
日時 11月27日日曜日午前10時~午後3時

UMECO祭り実行委員会  
委員長 町田義三さん
 UMECOのコンセプトは「つながる」です。UMECO祭りを通じて、団体・市民・企業が出会い、つながり、そして新たな広がりを見せるきっかけになることを願い、準備しています。

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一年を振り返って
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カタクリの会
代表 長谷川淑子さん
 カタクリの会では、絵手紙の制作などをしています。女性プラザより駅に近くなり、活動に合った会議室を選択できるので使いやすさを感じます。今後も人と人とのつながりを大切に、UMECOで活動したいです。

日本語教室いろはの会
代表 西村敏秋さん
 主に活動エリアを使っています。スペースも広く、在住外国人もリラックスしながら日本語を学べているようです。UMECOはオープンな施設なので周知効果も高く、学習者・会員ともに増え、活動が活発になっています。

「国際・男女共同参画情報 コーナー」ができました!
 会議室8・9付近の廊下に、在住外国人や男女共同参画に関する情報を分かりやすくまとめたコーナーを作りました。また、駅側入り口すぐの「告知スペース」も整理し、国際交流や女性団体活動などの情報を入手しやすくなりました。

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UMECO事業
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 UMECOで毎月実施している主な事業を紹介します。市民活動を始めるきっかけになるかもしれません。

ティーサロン(申込不要)
 11月は「UMECO1周年」、12月は「世界のクリスマス」をテーマに、お茶を飲みながら交流します。
日時 11月12日土曜日午後2時~4時
   12月10日土曜日午後2時~4時

子育てほっとサロン
 親子が「つながる」場です。11月は「ベビーマッサージ」、12月は「木のこま作り」がテーマです。
 未就園児と一緒にご参加ください。
日時 11月16日水曜日午前10時~11時30分
   12月21日水曜日午前10時~11時30分
申込 UMECOに直接、または電話で。

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#06 おだわら情報
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市議会9月定例会 
審議された主な内容
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【問】総務課 電話 0465-33-1291
webID P21195

 議案は、行政情報センター(市役所4階)、支所・連絡所で確認できます。
 詳しい審議の内容は、「市議会だより11月1日号」をご覧ください。

・専決処分の報告(事故賠償)3件
・専決処分の承認(訴えの提起について)2件
・平成28年度補正予算(一般会計2件、天守閣事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計)
・一部を改正した条例
 小田原市議会議員及び小田原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例/附属機関設置条例/手数料条例/小田原城歴史見聞館条例/都市公園条例及び小田原城天守閣条例/水道給水条例/火災予防条例
・予算・条例以外
 訴えの提起について(市営住宅滞納家賃及び明渡しの請求)/小田原市農業委員会委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合について/土地の取得について(市道0036道路改良事業用地)/教育委員会委員(和田重宏さん、森本浩司さん)の任命/固定資産評価審査委員会委員(小室充孝さん)の選任/農業委員会委員(石塚祐一さん、磯﨑至さん、大曽根一郎さん、小澤守さん、門松好克さん、釼持幸男さん、小室万里子さん、杉﨑隆重さん、杉﨑祐一さん、鈴木英之さん、関野弘行さん、常盤清次さん、永井源太郎さん、中村朝光さん、西山利一さん、宮下義昭さん、谷神久雄さん、矢口矩義さん、山室由雄さん)の任命/人権擁護委員(本多洋実さん)の推薦
・平成27年度歳入歳出決算の認定など
 継続費精算報告書の報告(一般会計、下水道事業特別会計)/決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告/歳入歳出の認定(一般会計、特別会計11件、水道事業会計、病院事業会計)

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北条の縁
八王子市・寄居町と姉妹都市盟約を締結
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【問】文化政策課 電話 0465-33-1707
webID P21282

 10月1日に「八王子市いちょうホール」で、本市、東京都八王子市、埼玉県寄居町の3市町は、姉妹都市盟約を締結しました。
 北条四代氏政の弟・氏照は八王子城(八王子市)を、同じく弟・氏邦は鉢形城(寄居町)を居城としていました。そのような縁から、観光イベントなどでの市民交流が行われています。また、最近では圏央道が開通。相互の交通の利便性も高まっています。
 今後とも、さまざまな分野で交流し、親善を図っていきます。

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初開催!
2016湘南タグラグビーリーグin小田原
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1379
webID P21404

 タックルの代わりに、腰につけたビニール製のタグを取り合うことで相手の前進を止める「タグラグビー」。
 湘南地域のタグラグビーチームによる大会を開催します。
 当日は、子どもも参加できるラグビー体験などのイベントも実施。会場には飲食エリアも設置されます。
 ぜひ、観戦に来てください。

日時 11月13日日曜日午後2時~5時45分
場所 城址公園二の丸広場
共催 湘南ベルマーレラグビーチーム、ラグビー準備委員会

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#07 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 11月 特大号
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11月1日に2周年を迎える「ハルネ小田原」。 
1日火曜日~20日日曜日は、2周年感謝祭を開催します!
7月に木製の郵便ポストを設置、9月には身軽に観光をしやすくする拠点がオープンし、ハルネがもっと便利になりました。

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2周年感謝祭
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● 1日火曜日~20日日曜日
 2周年感謝祭特別販売
 各店自慢の感謝祭特別商品の販売、特典提供、セール など
 ※店舗により異なります。
● 1日火曜日~20日日曜日
 2周年感謝祭ガラポン大抽選会
 税込み2,000円以上のお買い上げで抽選券1枚、または税込み500円ごとのお買い上げで補助券1枚を進呈(補助券は4枚で抽選可)
 ※抽選は期間中の土・日曜日、祝日にできます。
● 3日祝日午前10時~正午、午後1時~3時 
 小田原駅まつり
 伊豆クレイルのミニ電車乗車体験、子どもを対象に駅長の制服を着て撮影、ゆるキャラ登場 など
● 5日土曜日・6日日曜日午前10時~午後5時
 小田原プレミアムストリート
 小田原を代表する産品のパネル展示・販売 など
● 11日金曜日~13日日曜日午前10時~午後6時
 小田原・箱根「木・技・匠」の祭典 
 木製品の展示・販売、木工職人による実演会、若手木工職人グループによるワークショップ など
● 19日土曜日・20日日曜日午後0時15分~なくなり次第終了
 ツーデーマーチ参加者特典
 当日買い物した際のレシート(金額不問)とゼッケンの提示で粗品プレゼント

おだわら・コドモ・アート
冬のカラーテープアート@ハルネ小田原
ハルネの壁に、家族や友達、みんなでカラーテープを使って「絵」と「メッセージ」を書こう!

主催・問 文化政策課 電話 0465-33-1706
日時 11月20日日曜日午前9時30分~午後0時30分
対象 小学生以上(4年生以下は保護者同伴・20組)
講師 三ツ山一志さん(造形家・横浜市民ギャラリー主席エデュケーター)
参加費 無料 
持ち物 脚立(持参できる人のみ)
申込 11月18日金曜日までに、電話で。

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ハルネギャラリー
展示予定
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よみがえる尊徳遺品陳列館 ~昭和30年頃の二宮尊徳ゆかりの史跡たち~…~11月14日月曜日
交通安全ポスターコンクール入賞作品展…11月15日火曜日~

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新しく増えました!
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小田原駅手ぶら観光センター
 観光や買い物をより便利に、身軽に楽しめます。観光客はもちろん、市民も利用できます。

内容 手荷物預かり、宿泊施設への手荷物配送、買い物した荷物を自宅に当日配送、宅急便(クール冷蔵も対応)

運営事業者 ヤマト運輸株式会社
小田原駅手ぶら観光センター センター長 小泉巳幸さん
 もともと小田原は宿場町。通信や輸送の拠点として、荷物輸送も盛んに行われていたところです。今も箱根や伊豆観光の玄関口として、毎年多くの人が訪れています。そんな小田原だからこそ、お役に立ちたいと思っていました。
 2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、さらなる外国人観光客も期待できます。
 「親切」「丁寧」なサービスの提供をモットーに、小田原に少しでも貢献したいと思います。

木製の郵便ポスト
 小田原の間伐材・ヒノキで作った郵便ポストを、うめまる広場に設置。待ち合わせの目印にもなります。

webトップページ 小田原地下街「ハルネ小田原」ホームページ http://www.harune-odawara.com/

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#08 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[19]
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みんなが「知りたい!」「広めたい!」地域の自慢を紹介します。

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芦子地区
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市の中心部に位置する芦子地区。
西側に箱根連山を臨み、北側に小田原厚木道路が通ります。
市役所や合同庁舎、税務署、警察署が集まっている他、小田原駅にも近いため交通の便がよく、生活に便利な地域です。

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熱心な子ども見守り活動
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 登下校時の子どもの安全を守るため、「芦子小学校防犯ボランティア子ども見守り隊」を平成19年に結成。現在20人で活動しています。芦子小学校の通学路に立ち、児童に声をかけ見守っています。
 平成25年には、自治会をはじめとした各種団体が集まり、「芦子地区コミュニティ委員会」を設立。委員会で「通学路安全マップ」を作成し、毎年新1年生に配付しています。また、自転車の交通ルールを学ぶ「交通安全教室」の開催や、危険箇所への「とび出し注意」の看板の設置など、子どもだけでなく地域全体の交通安全の啓発に努めています。

芦子小学校防犯ボランティア子ども見守り隊 会長
原田春男さん
 親戚の子どもが保育園に通うようになったことをきっかけに、一人で通園路に立つようになりました。その子が芦子小学校に通うようになってからは、芦子小学校の通学路で活動しています。活動に賛同してくれる人が増え、現在に至ります。
 隊員の多くは、自分のお孫さんが芦子小学校に通学。それぞれ参加できる日に通学路に立ち、顔を合わせる子どもを時に褒め、時に厳しく注意し、我が子のように接しています。
 市や県から表彰されたことを励みに、無理のないように、和気あいあいとした雰囲気で続けていきたいと思います。

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小田原競馬場
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 大正12年に発生した関東大震災。小田原でも交通は寸断され、多くの家屋が倒壊し、甚大な被害を受けました。しかし、小田原の人々は震災に負けることなく、復興に向けて立ち上がりました。
 復興策の一つが、多くの人の夢を乗せて建設された「小田原競馬場」。小田原駅西口を出て、市役所に向かう途中の「山手橋」の西側にありました。大正14年のオープン時には、3日間で延べ6万人が来場。当時の小田原市域の人口は約7万5,000人だったので、多くの人でにぎわったことが分かります。
 昭和5年に競馬場としての幕を閉じ、跡地には「クレー射撃場」や「海軍航空技術研究所」などが建てられました。
 現在は住宅地に姿を変えていますが、地形はそのままのため、当時の面影が残っています。

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#09 〈連載〉健康だより Vol.7
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延ばせ健康寿命
脳血管疾患死亡率が高い小田原市。
あなたやあなたの家族を守るのは、暮らしの中のちょっとした心掛けです。
ここでは、今日から生かせる予防法など、お役立ち情報をお届けします。

【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820

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第7通
「仲間と一緒に健康づくり」
(協力:小田原市民生委員児童委員協議会)
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健やかに年を重ねられるように
 地域で福祉増進のために活動する民生委員。全ての人が健やかに年を重ねられるよう取り組んでいます。
 「社会福祉協議会」と一緒に開催する「いきいき健康教室」や「サロン活動」では、参加者が健康管理に関する情報を得られるよう、保健師や栄養士を招いています。
 教室などの開催は回覧板で知らせる他、民生委員などが地域で声をかけます。

目的が同じ人が集まると心強い
 「健康のために何かしたいけれど、一人では何をしたらよいか分からない」
 「運動を始めたけれど、継続できない」
 そんな悩みを持っていませんか。
 民生委員は各地域の公民館などで、健康に関するさまざまな催しを行っています。同じ目的を持つ人が集まると、共感と競争心が生まれ、継続した健康づくりができるかもしれません。

身近な催しに足を運んで
 高齢者には、「高齢者昼食会」や「お茶飲み会」で、健康に関する講話や体操などを、子育て中のお母さんには、地域の育児グループへの支援活動で、血圧管理に役立つ情報提供や減塩みそ汁の試飲などをしています。
 また、年齢を問わず参加できる「健康ウォーク」を開催している地域もあります。
 ぜひ、参加してみてください。

健康応援レシピ
脳血管疾患を予防するためには、塩分を控えた料理を食べることが大切です。
和風シチュー
バターと小麦粉でルーを作る、減塩シチューです。

1人分の野菜105グラム、塩分1.1グラム

材料(4人分)
・とりもも肉(皮なし) 200グラム(一口大に切る)
・日本酒 大さじ1 
・こしょう 適量
・ブロッコリー 80グラム(小房に分ける)
・たまねぎ 100グラム(くし型切り)
・じゃがいも 100グラム(一口大に切る) A
・にんじん 80グラム(一口大に切る) A
・れんこん 800グラム(一口大に切る) A
・しめじ 80グラム(石づきを切り落とし、ほぐす) A
・バター 16グラム 
・小麦粉 40グラム
・だし汁 適量 
・牛乳 300ミリリットル
・みそ 大さじ1と小さじ1

作り方
(1)とりもも肉に、日本酒とこしょうを振る。
(2)ブロッコリーをゆでる。
(3)鍋にバターを熱し、とりもも肉、たまねぎの順に炒める。
(4)たまねぎが透明になったらAを入れて炒め、少しずつ小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで材料に絡める。
(5)小麦粉がだまにならないように混ぜながら、材料が浸るまで少しずつだし汁を加える。
(6)材料に火が通ったら、牛乳、みそ、こしょうを加える。
(7)ブロッコリーを加え、混ぜ合わせる。

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次回は…
「あれ?おかしいと思ったら~身体の変調に いち早く気づいて~」をお届けします。

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小田原のチカラ
新しい小田原をイメージする市のブランドロゴとして、小田原の多様な素材を用いてデザインしています。 

発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 (C)小田原市2016・11
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
10月1日現在 小田原市の人口 193,401人 79,906世帯(平成27年 国勢調査速報値基準)
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