新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(令和3年3月5日)

 3月5日、神奈川県を含む1都3県に出されていた緊急事態宣言の期間が、2週間延長されました。
 感染者数は1月半ばからはっきりと減少に転じましたが、 最近は下げ止まりの傾向にあり、病床利用数も依然として高い水準にあることなどから、 国はまだ楽観できる状況には至っていないという判断をしました。

 本市でも 、本年1月の1か月間を中心に、新規感染者が毎日5人、10人、多い日には20人以上も発生し、地域医療に深刻な影響が出始めました。しかしそれ以前から市民・事業者の皆様には、 基本的な感染防止対策と新しい生活様式の実践、なかでも外出自粛や営業時間短縮などに積極的な御協力をいただいてきました。医療職をはじめとするエッセンシャルワークに携わる皆様には、必死に私たちの日常を支え続けていただきました。すべての皆様のこれまでのご尽力に対して深く感謝を申し上げたいと思います。皆様方のおかげで、最近では本市での感染者の発生頻度は非常に低くなってきていました。ワクチン接種の準備も進み、収束への光が見え始めたかに思えたところだっただけに、宣言の延長は残念です。

 宣言の延長に際して神奈川県知事は、「一段ギアを上げた対策の強化が必要」と発言されました。県民や事業者に対して、引き続いてのマスク飲食、黙食、個食の実践、営業時間の短縮、さらに花見宴会や歓送迎会の中止などを要請しました。
 本市としても 、市有施設の原則休業を継続することについて、改めて市民の皆様にお願いさせていただくこととしました。市民・事業者の皆様には、多大なご負担をおかけし 、心苦しい限りですが、確実に感染拡大を食い止めるため 、危機意識を新たにしていただき、引き続きの取組にご協力くださるようお願いします。

令和3年3月5日
                                      小田原市長 守 屋 輝 彦

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