臨時記者会見 市長コメント(令和2年5月2日)

臨時記者会見[5月2日(土)13:30]

 記者の皆様には急遽お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
 4月7日に政府が新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を行ってから1か月近くになり、この数日内(4日が濃厚とされる)にも、期間の延長が決定される見通しと報じられております。
 本市としてもこれまで、「感染のまん延防止」を最優先に、「経済対策」と「生活者支援」の様々な取組を機動的に進めてきたところでありますが、そうしたさ中に、このたび小田原市立病院において、新型コロナウイルス感染症の感染者が、患者様と職員の双方に確認される事案が発生いたしました。現在、神奈川県小田原保健福祉事務所が感染経路などの調査を進めていただいておりますが、現時点では、8名の方が市立病院の院内において感染したと見られています。
 いちどきにこれだけ多くの人数の感染者が小田原市内で確認されたのが初めてであるということに加えて、本市のみならず県西地域の高度急性期医療を担う基幹病院として、強い信頼とご期待をいただいている市立病院において感染者が発生したという事態を大変重く受け止め、ご心配をおかけしている市民の皆様に対して、市長としていち早くこの事実をお知らせしなければと思い、まずは第1報として、記者会見の形をとらせていただいたものです。
 感染された皆様方に、市民を代表して心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い快癒をお祈り申し上げます。
 市としては、引き続き市民の皆さんの安心と安全を第一に考え、感染現状の正確な把握を大至急進め、更なる感染の拡大を防ぐと共に、市立病院の当面の診療体制等について、随時情報発信して参りますので、市民の皆様にもご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に、一人でも多くの患者を救うために、文字通り命がけで頑張っておられる、医師、 看護師をはじめとする医療従事者の皆様に、心から敬意を表するとともに、市民の皆様におかれましては様々な苦難に直面しながらも、医療現場の最前線で日々懸命に努力している医療従事者に対する感謝の気持ちを忘れないでいただきたいと思います。
 加えて、今まさにウイルスと闘っている皆様とそれを支える家族の皆様に、くれぐれも、いわれのない差別や偏見の目が向けられることがないよう、また、今こそ、心を一つにしてこの難局を乗りこえていけるよう、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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