小田原市消防本部

映画館、飲食店、物品販売店舗等のように不特定多数の人の出入りがある施設や旅館、ホテル等の宿泊施設のほか、病院、福祉施設等で就寝を伴う施設で、火災が発生した場合に多大な被害が予想される建物のうち、消防法令に違反して、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備が設置されていないものとします。
これらの設備が設置されていない場合には、火災の早期発見や初期消火が遅れることで火災が延焼拡大し、安全な避難や消防活動上において重大な支障となるおそれがあります。
 

屋内消火栓設備は、火災が拡大し消火器で消せない規模の火災の消火に有効な消火設備です。

スプリンクラー設備は、火災を感知し自動的に散水して消火するとともに、警報を発する設備です。

自動火災報知設備は、感知器により火災の初期段階において熱、炎又は煙を自動的に感知し、又は火災を発見した者が発信機を操作することにより火災の発生場所を表示するとともに、警報を発して、初期消火や避難活動などの初動対応を促す設備です。