環境への取り組み
小田原市の学校給食では環境保全のため次のようなことに取り組んでいます。
1 生ごみ処理機の導入
生ゴミ処理機に生ゴミを投入するところ
学校給食の生ごみの減量化と環境教育の両面から活用を図るため、平成12年度から堆肥型生ごみ処理機を小学校5校に導入しています。生ごみから出来た堆肥は学校花壇・菜園などで活用しています。
令和元年度は、小学校5校で約7,150kgの生ゴミを処理し、約680kgの堆肥を作り出しました。
- 導入校…新玉小学校・下府中小学校・曽我小学校・報徳小学校・久野小学校
- 報徳小学校では市環境政策課や地元自治会・PTAとの共同事業として生ごみの処理機の活用に取り組んでいます。
この取り組みを発表した報徳小学校児童は「平成16年度コカコーラ環境教育賞」を受賞しました。
2 食器洗浄用石けんの使用
学校給食で石けんを使うことで、河川等の水質保全を図るため、すべての調理施設で使用しています。
3 廃油のリサイクル
小田原市では、廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料(BDF)を市内で走る車両の燃料に使用する「燃料地産地消」事業に取り組んでいます。
各家庭の身近にあるごみ集積所を通じて、広く家庭から廃食用油を回収していますが、学校給食調理場の廃食用油も回収し、バイオディーゼル燃料に再生した後、市内のごみ収集作業にあたる車両などの燃料として再利用しています。