地産地消について
学校給食用に使用する農産物や水産物については、地場産物を最優先に使用しています。
平成16年度から17年度に、地産地消促進事業計画に基づいて、県水産課、地元の蒲鉾及び塩干組合との共同研究により、学校給食用水産加工品(鯵ハンバーグ、鯵とかますの干物、鯵とかますの醤油干し、おでん種のたこ天、いさきはんぺん、いさき揚げはんぺん、いわし団子、いわし揚げ団子)を開発し、郷土の味を学校給食に活用しています。
平成25年度は、和食料理人武本賢太郎氏に提案いただいた米飯にあう地場産物を使った給食メニューを、栄養教諭及び学校栄養士でアレンジし、鯵のクリームソースかけ、鶏のとろみ汁を7月から各学校の給食で提供しました。
また、市農政課、JAかながわ西湘と連携して、休耕田等を利用して作った里芋(10月〜2月)や、キウイフルーツ(1月〜3月)を使用しています。平成20年度からは、地元の有機栽培のキウイフルーツやレモン、低農薬の小松菜・ほうれん草、平成21年度からは地元の低農薬の玉ねぎも使用できるようになりました。
1月の給食週間(24日〜30日)には毎年全校で鯵ハンバーグや小田原産のお米や野菜を使った「小田原献立」を実施しています。学校栄養士は、教科に関連した指導案を作成し授業を行う他、給食だよりや料理講習会、ランチルーム指導、朝会や集会での栄養講話などを通して小田原の農林水産物や郷土食などに係る食育を進めています。
今後も、県の関係機関と連携を図りながら、市農政課・水産海浜課・産業政策課、JAかながわ西湘、地元水産加工業協同組合などと共同で、地産地消事業を進めていきます。