小田原評定衆
現代に甦る『小田原評定衆』 全国各地で小田原をPR!
「小田原評定衆」事業は、平成11年度からスタートした小田原市の情報発信事業の一つです。
全国の「小田原ファン」と呼ぶべき方々を「小田原評定衆」として委嘱し、小田原の情報や魅力を発信していただき、本市のイメージアップを図ります。また、外部からの視点で小田原への意見などを寄せていただき、人材のネットワークづくりを図ります。
※現在、評定衆の募集は行っておりません。
人数(平成24年4月1日現在)
202人
活動内容
1 可能な範囲で、積極的に小田原のPRをしていただきます。
- 小田原をPRしていただくため、「小田原評定衆特製名刺」を贈呈します。
- 小田原の情報を知っていただくため、市の広報などを送付します。(毎月)
2 外部から見た小田原への意見・感想など、各種情報を市に提供していただきます。

評定衆名刺見本
任期
3年。ただし、再任を妨げません。
また、ご本人の都合により活動できなくなった場合はこの限りではありません。
こんな方々が「小田原評定衆」
小田原に関心をお寄せくださる、以下のような方々に就任いただいています。
- 審議会の委員や講演会の講師をしたことにより小田原と縁ができた。
- 小田原で生まれた、あるいは小田原の学校を卒業した、あるいは小田原に勤務し、現在は市外に住んでいるが、今も小田原に愛着がある。
- 小田原を訪れてから小田原のことが好きになり、その後たびたび訪問している。
小田原評定衆の中には、湯川れい子さん(音楽評論家)、佐藤ルミナさん(プロ格闘家)、宮田めぐみさん(アナウンサー)、童門冬二さん(作家)などがいらっしゃいます。
芸術家、学識者、会社員、公務員、まちづくり関係者など分野は多彩です。在住地域は、国内にとどまらず海外まで、様々な地域にわたります。
なぜ「小田原評定衆」?
「小田原評定衆」とは、戦国大名である小田原北条氏が司法・行政などの政務を合議採決するために設置した機関の名称です。
一般的に「長引いてなかなか決定しない相談」という意があり、マイナスイメージで受け止められがちですが、その一方で強引なトップダウンではなく合議を重んじ、民主主義の萌芽が見られるというプラスイメージの捉え方もあります。
そこで、「小田原評定衆」という言葉をあえて使用し、全国に向けた本市の情報発信事業の一つとして実施しています。