登録有形文化財・寶金剛寺庫裏
登録種別
国登録有形文化財 建造物 宗教
登録年月日
平成23年1月26日
所在地
小田原市国府津2038他
所有者
小田原市国府津2038 宗教法人 宝金剛寺
内容
年代:寛政12年(1800)※建築年代は棟札による。
構造:木造平屋建
屋根:瓦葺
建築面積:196.0平方メートル
構造:木造平屋建
屋根:瓦葺
建築面積:196.0平方メートル
特徴等
旧東海道に近い山裾に所在し、庫裏は境内奥に西側に面して建っています。
桁行12m、梁間12m。玄関後方には座敷が一列に配されており、北側にある大広間(改修前は土間)では豪壮な軸組(梁組)が見えます。
県下に類例の少ない近世の真言宗寺院庫裏です。
なお昭和33年と平成15年に改修工事が行われています。
昭和33年の改修工事では、屋根は寄棟造茅葺から切妻造桟瓦葺に変更され、建築後の増築部分の撤去、内装のうち大土間を大座敷へ、板の間を台所とし、便所風呂等の機能を備え、切妻屋根の小屋上に勉強部屋と物置を設けました。改修設計は関口欣也(元神奈川県議会議員・横浜国立大学名誉教授)が手掛けています。
平成15年の改修工事では、天井を高くするため梁組を露出させる改修工事が行われました。
登録基準
1.国土の歴史的景観に寄与しているもの
寳金剛寺庫裏 位置図
参考文献
- 「國府津山 寳金剛寺」