おだわら自然楽校「ゲームdeグループビルド」【12月4日(土)実施報告】
12月4日(土)に快晴の中、「ゲームdeグループビルド」を行いました。
今年度も株式会社アグサの宮里氏を講師にお迎えし、初めて対面する人の緊張をほぐすアイスブレイクやグループ作りに大切な結束力の向上を図るため、参加者自らがプログラムを体験しました。
詳細
日時 |
令和3年12月4日(土) 午前10時30分(受付時間は午前10時~) |
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場所 |
アグサPAA21ロープスコース(南足柄市広町780) |
対象 |
青少年育成や体験活動に関心のある高校生以上 ※先着30名 |
講師 |
㈱アグサ 宮里 麻美氏ほか |
費用 |
受講料 1,500円 |
持ち物 |
動きやすい服装(スカート不可)、筆記用具、弁当(昼食)、飲み物、体育館履(雨天時用、スリッパ不可)、タオル、マスク |
まずは準備体操で、固まった心と体(=アイス)をほぐして(=ブレイク)いきます。今日一日過ごす仲間と徐々に打ち解けていくようにプログラムが進みます。
じゃんけんで勝ったら全力でジャンプして喜び、負けたら全力で勝者の周りを走ります。自分の感情を恥ずかしがらずに、仲間にしっかり伝えることも大切です。
Being(ビーイング)とは、あり方を表す言葉です。今日一日共に研修を行う仲間と「〇〇したらもっと良くなる!」「△△って声かけ嬉しかった」といったグループが前向きになる瞬間と、「××を改善したい」といった改善点を記してそのグループの現状を模造紙に反映させます。
講師から出された課題にグループで取り組み、課された制限の中でどうやったら全員で達成できるのか体験し、問題点を話し合い、修正しながら進めていきます。個々の力に頼るのではなく全員の力を合わせるには、誰か一人の意見だけではまとまりません。
丸太を渡る1人だけで挑戦するのではなく、命綱を持つ係、丸太にのぼる梯子を押さえる係、全体に指示を出す係、挑戦の最後に空中から地面へと着地を介添えする係など、全員が一体となってチャレンジしました。研修の最初から築いてきたグループの絆を生かした活動となっており、体験の内容だけでなく、一日のプログラムの組み立ても有意義な構成になっています。


まとめ
・本気と書いて”マジ”
・仲間の力を借りる
・安全
・たくさん話す
・たくさん聞く
どれも大切なことですが、特に「仲間の力を借りる」が印象に残っています。自分一人の能力でできることには限界があり、周囲に助けを求めてグループ全体の力を借りることで、より多くのことができるようになると体験したからです。
仲間に「ここ手伝って!」「〇〇をするにはどうしたらいいか教えて」と恥ずかしがらずに課題解決に向けて、本気で取り組むことの大切さを学びました。