おだわら自然楽校「森を散策して自然を感じよう」【11月13日(土)実施報告】
秋晴れの清々しい天候の中、研修を行うことができました。
わんぱくらんどもすっかり秋の装いで、当日は多くの家族連れが訪れ、子どもたちの楽しそうな声があちこちで聞こえました。
プロ・ナチュラリストの佐々木 洋氏を先頭に園内を散策しました。午前中は自然観察会、昼食後は班に分かれて自然の循環をテーマにしたストーリーを考えたりと多様なアクティビティを体験しました。
わんぱくらんどもすっかり秋の装いで、当日は多くの家族連れが訪れ、子どもたちの楽しそうな声があちこちで聞こえました。
プロ・ナチュラリストの佐々木 洋氏を先頭に園内を散策しました。午前中は自然観察会、昼食後は班に分かれて自然の循環をテーマにしたストーリーを考えたりと多様なアクティビティを体験しました。
※撮影時のみ、マスクを外しています。
どんぐりはコナラ・クヌギ・シラカシなど、いろいろな種類があります。
実の形も細長かったり、まん丸だったり、一つ一つ観察していくと興味がわいてきます。
エノコログサについての小話。エノコロとは、子犬を指す昔の言葉です。別名は猫じゃらしで、英名では「Foxtail grass」と言うそうです。犬だったり、猫だったり、狐だったり国や地域によって名の由来が、なぜ変わるのか考えるのも面白いです。
ハナミズキは一足先に冬支度を進めていました。花と実は落ち、「冬芽」ができて来たるべき春の訪れをじっと待っていました。
夏~秋にかけて多く見られるジョロウグモも、産卵を済ませている個体がいました。成虫は越冬できないため、こうして命のバトンを次の世代につないでいく生涯に思いをはせました。
昼食を取った広場にケヤキの大木があり影を見てみると、もう一つの木ができていました。「影の木登り」と題して、チーム別の木登りと集合写真を撮影しました。小学校のクラス写真やグループでの写真撮影にぴったりなアクティビティです。


まとめ
研修1週間前の下見から当日までの間にぐっと紅葉が進み、秋の訪れを感じる一方で、植物や昆虫たちは冬に向けて準備を済ませている種類も確認できました。
日々の生活では目にしても特に意識しないで過ごしてしまいがちですが、鳥が鳴く声の違い、紅葉した木々の香り、落ち葉を踏みしめる感覚など五感を活用して森を楽しむことができました。
なぜ同じ木でも紅葉に差がでるのか、穴の開いたどんぐりはそこから虫が入ったのか・出たのか、といったポイントを知っておくことで、子どもの興味・関心を引き出すきっかけになると学びました。
日々の生活では目にしても特に意識しないで過ごしてしまいがちですが、鳥が鳴く声の違い、紅葉した木々の香り、落ち葉を踏みしめる感覚など五感を活用して森を楽しむことができました。
なぜ同じ木でも紅葉に差がでるのか、穴の開いたどんぐりはそこから虫が入ったのか・出たのか、といったポイントを知っておくことで、子どもの興味・関心を引き出すきっかけになると学びました。