市長コラム

2024年01月05日(金)

市長コラム(令和6年1月5日)

 12月25日(月)夜は、酒匂川防災ステーションで行われている小田原鳶職組合による「はしご乗り」の練習を拝見しました。  
 毎年1月11日の消防出初式で披露されるはしご乗りの演技は、お堀への一斉放水とならび多くの歓声が集まる注目のイベントとなっています。
 伺いした日も極寒の中、若手職人が練習用のはしごに乗り、真剣な表情で練習を行っていました。
 伝統芸能とも言えるはしご乗りも担い手不足が課題となっていますが、今回はお二人が加入されたとのこと。1月11日(木)の本番では、練習の成果が発揮されますよう期待しています。

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2024/01/05 10:44 | 未分類

2024年01月01日(月)

市長コラム「令和6年(2024年)新年のごあいさつ」

成長を実感できる年に

【4年ぶりの活気と地域の温かさ】
 昨年は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行を受け、本市でもイベントや地域活動が本格的に再開しました。北條五代祭り、酒匂川花火大会は、いずれも過去最多の来場者数となり、まちに活気が戻りました。  
 地域でも夏祭りや文化祭、健民祭などの行事が再開し、コロナ禍前のように地域のつながりの温かさに触れることができました。初の緊急事態宣言下で市長に就任した私にとっては、市民の皆さんにお会いする機会が増えたことは待ち望んだ変化であり、直接皆さんからお話を伺う中で、持続可能な地域運営の実現に向け、地域の皆さんと共に取り組んでいくという思いを新たにしました。

【育つ小田原のまち】
 令和5年も、「デジタルまちづくり」「公民連携・若者女性活躍」のさまざまな取り組みを実施し、令和4年に蒔(ま)いた種を育ててまいりました。  
 3月にオープンした「おだわらデジタルミュージアム」は、現在までにアクセス数12万件を超え、年間目標であった3万件をオープン1カ月で達成、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会が主催するベストプラクティス賞の優秀賞を受賞しました。  
 全国に先駆ける事業として多方面から注目をいただく「デジブラ城下町」事業では、全国1位の採択額となったデジタル田園都市国家構想交付金Type3(タイプスリー)を活用し、全庁一丸での取り組みを進めており、地域ポイントサービスやスマートポールの設置など近く実装予定です。  
 また、意欲にあふれた若者の活躍を後押しするため、「おだわらデジコン城下町」や「おだわら若者応援コンペティション」「おだわらMIRAIアワード」を実施しました。

【花開くまちづくり】
 そして本年は、第6次小田原市総合計画第1期実行計画の仕上げの年です。まちづくりの目標である「豊かな環境の継承」を土台とした「生活の質の向上」と「地域経済の好循環」の具現化に向けて、取り組みを進めてまいります。  
 「豊かな環境の継承」には脱炭素の推進が不可欠です。その象徴として、脱炭素先行地域による事業の推進、脱炭素やデジタル化が実現したまちの姿をいち早くお見せするゼロカーボン・デジタルタウンの検討を進めます。  
 市民サポーターの募集を開始した美食のまちづくりでは、市民参加で小田原の食と食文化をさらに盛り上げてまいります。観光客の増加、企業の設備投資による「地域経済の好循環」、そして「生活の質の向上」の両輪をしっかりと回します。  
 具体的には、市民の皆さんの日常の移動を支える新たな移動支援の実証事業、未来を担う子どもたちのための「新しい学校づくり」の議論、小児医療費助成の対象年齢を満18歳年度末まで拡大するなど子育て支援の充実にも取り組んでまいります。  

 令和6年は、これまで育ててきた取り組みのつぼみが膨らみ、花開く、成長を実感していただける年にしてまいります。  
 本年も、皆さんにとって素晴らしい一年となることを心からお祈りいたします。

 小田原市長 守屋 輝彦

2024/01/01 08:03 | 未分類

2023年12月27日(水)

市長コラム(令和5年12月27日)「低所得世帯への給付金(1世帯7万円)について」

 令和5年11月2日の閣議決定を受け、物価高騰対策重点支援として、特に影響の大きい低所得世帯(住民税非課税世帯等)に対し、令和5年中に支給した3万円に続き、今回は1世帯当たり7万円を追加支給します。

1 対象
(1)令和5年度 住民税非課税世帯(基準日:令和5年12月1日)
(2)家計急変世帯(令和5年中の所得が、(1)の世帯と同様の事情にあると認められる世帯)

2 給付方法
(1)住民税非課税世帯
ア 支給予定通知を受け取った世帯
○前回の3万円の給付金を口座振込で給付された世帯のうち、構成員が変わらない、もしくは転出のみの世帯には、支給予定通知を12月18日に発送しました。
○同じ口座への振込の場合、1月中旬以降順次、7万円の振込をいたします。手続きは必要ありません。
○前回と違う口座に振込を希望される場合は、令和6年1月9日までにコールセンターまでご連絡ください。改めて前回同様、確認書を送付します。
○心当たりがあるのに支給予定通知が届かない場合は、コールセンターまでご連絡ください。

イ 確認書が届く世帯
令和5年6月2日以降に転入したり、世帯の構成員が変わったりした場合は、課税状況等を確認後、対象となる可能性のある世帯の世帯主宛てに「確認書」を送付します。
○確認書が返送され次第、順次振込をいたします。

(2)家計急変世帯
令和5年1月から12月までの1年間の収入(給与、事業、不動産、年金)を判定します。
市内の各窓口や市ホームページにある「申請書兼申立書」に、令和5年の源泉徴収票、給与明細書、帳簿、年金の決定、額改定又は振込通知書等の写しを添付して、令和6年3月31日(消印有効)までに郵送してください(窓口提出は、令和6年3月29日(金)午後5時まで)。
○所得状況を確認後、住民税非課税世帯相当とされた場合、順次振込をいたします。
○家計急変世帯用 書類配架窓口
・市役所(福祉政策課、給付金コールセンター)
・各住民窓口(マロニエ、いずみ、こゆるぎ、アークロード)
・ハローワーク ・小田原市社会福祉協議会

※DV支援措置を受けているなど、特別な事情により住民登録地以外にお住まいの方は、コールセンターまでご連絡ください。

※小田原市電力・ガス・食料品等価格高騰支援コールセンター
・電話番号:0465-33-6600  

・受付時間:午前8時30分~午後5時15分(年末年始、土日祝日をを除く)

※詳しくは、市ホームページをご確認ください。
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/welfare/cash_handout/p37235.html

2023/12/27 16:58 | 未分類

2023年12月26日(火)

市長コラム(令和5年12月26日)

 総合計画におけるまちづくりの推進エンジンの一つに位置付けられている「若者活躍」の取組を推進するため、今年度本市では、若者ならではのアイデアの具現化を支援する「おだわら若者応援コンペティション」の開催や、全国の学生を対象とした「おだわらデジコン城下町(全国学生デジタルまちづくりコンテスト2023 in ODAWARA)」の開催など、新規事業を展開してきました。
 
 「おだわらMIRAIアワード」もその一つ。これまでの市の表彰制度ではスポットが当たらなかった志の高い意欲にあふれた若者を対象に、本市のまちづくりにつながる優れた取組や活動を表彰するため、新たに「おだわらMIRAIアワード」を創設しました。
 初開催となった今回は7組の若者から応募があり、12月9日(土)の授賞式で受賞者が決定。スペシャルゲストとして、小田原ふるさと大使の富野由悠季監督が出演し、若者にエールを送りました。


  

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2023/12/26 10:56 | 未分類

2023年12月22日(金)

市長コラム(令和5年12月22日)「ハラスメント撲滅に向けた今後の取組について」

 このたび、本市で発生したパワー・ハラスメントにつきましては、11月1日付けで、職員2人を懲戒処分といたしました。 公務員としての信用を失墜させ、市民の皆様の信頼を失うことになったことは、市長として痛恨の極みで、市民の皆様に心からお詫び申し上げます。

 ハラスメントは、相手方に精神的又は身体的な苦痛を与えるだけでなく、職場環境の悪化や業務遂行への悪影響なども引き起こします。 職員一人ひとりがそれを自覚し、困っている職員や悩んでいる職員に寄り添いながらハラスメントを起こさせないという強い意識を持って公務に臨まなければ、市民の皆様により良いサービスを提供することはできません。

 本市はこれまでも、ハラスメント対策として、研修やアンケートの実施、相談窓口の設置などの対応をしてまいりましたが、その対応が十分であったとは言えないと考えており、このことにつきましては、誠に申し訳なく、皆様にお詫び申し上げます。

 一方、消防本部では、ハラスメント防止に向けた対応として、令和4年度から外部からの講師を招き管理監督者のためのハラスメント対策研修を開催したほか、消防職員から直接意見を寄せることができる「消防長への直行便」制度を始めた結果、令和4年度から年2回実施しているアンケート結果では「現在、自分がハラスメントを受けている」との設問に対しては、「0」となっているなど、一定程度の効果が出ているということもあります。

 このような取組を参考に、「ハラスメントを起こさない・許さない」職場の実現に向けて、全庁を挙げて推進していくことを決意し、新たに次のことに取り組んでまいります。

① ハラスメント撲滅に向けたプロジェクトの立ち上げ
 専門的知見を有する有識者を筆頭とするプロジェクトを立ち上げ、ハラスメント撲滅に向けた取組を検討、推進してまいります。

② プロジェクト推進のため、担当課長の設置
 令和6年1月1日付けの人事異動でハラスメント対策のための担当課長を配置し、プロジェクトの進行管理を行います。

③ 相談窓口の外部への設置
 職員がより相談しやすい環境を整備するため、相談窓口を外部に設置いたします。

④ ハラスメントに関するアンケートの定期的な実施  
 ハラスメントの実態を把握するため、定期的にアンケートを実施してまいります。

 この他、ハラスメント対策のための組織の設置、ハラスメントに関する相談に対応する場への専門家の参画などの取組について、私のリーダーシップの下、速やかに進めてまいります。

 ハラスメントのない環境で職員が活き活きと働くことが、市民の皆さんの暮らしやすい安心・安全なまちづくりの基礎となることから、職員一人ひとりがお互いを尊重し、信頼しあえる職場づくりに向けて、全庁一丸となって取り組んでまいります。

2023/12/22 17:00 | 未分類

 
 

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