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2017年05月01日(月)

「五代祭り」を前に、歴史作家・伊東潤さんに聞いてみました!

今回、第53回となる『小田原北條五代祭り』。

5月3日の武者行列には、特別出演として四代氏政公役に俳優の高嶋政伸さんが出演される事が話題になっていますね。

また、リニューアルオープンから1年を迎える小田原城天守閣も依然として盛況で、イベントや連休期間中は大勢の来場者が見込まれているようです。

あとは、天候が良いことを祈るばかりです。

 

そんな小田原市観光最大のイベントを前に、北条五代観光推進協議会の大河ドラマ化実現などでも尽力なさっている歴史作家の伊東潤さんに、お話を聞いてみました。

伊東潤さんは、北条氏照の生涯を描いた『戦国関東血風録』でデビューし、2007年『武田家滅亡』(角川書店)でメジャー・デビュー後、多くの賞を受賞なさっています。

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2017/05/01 13:19 | 歴史

2017年04月03日(月)

小田原市立図書館「文学資料で紐解く牧野信一」講演会

「牧野信一」展の立看板「牧野信一」展の立看板
 昨年は、小田原に生まれた作家・牧野信一(まきの しんいち)の生誕120年没後80年の年に当たりました。西海子(さいかち)小路にある「小田原文学館」では、春に特別展示『牧野信一とサクラの花びら』展、秋に特別展「牧野信一の心象風景」展など、多数の牧野信一記念展が開催されました。その一環として、小田原市立かもめ図書館で「文学資料で紐解く牧野信一」と題した講演会が開催されました。

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2017/04/03 17:04 | 歴史

2017年01月13日(金)

小田原北条氏100年の領国経営黒田基樹(駿河台大学)

満員の参加者に講演する黒田基樹先生満員の参加者に講演する黒田基樹先生
まえがき

 歴史学者の黒田基樹先生の公開講座「小田原北条氏100年の領国経営」があるとのことで参加させて頂きました。
 講演テーマから嘸かし難しい内容となるかと思い緊張していましたが、導入部はまずNHKの大河ドラマ「真田丸」の時代考証担当者としてのエピソードの紹介があり、この様な入り方で 満員の参加者に講演する黒田基樹先生会場が和んだ感じがありました。
 なお、この講座は平成28年度キャンパスおだわら歴史講座「”北条五代”絆で築いた百年を学ぼう」の一講座でもあります。

主   催 小田原市文化部生涯学習課
開催日時 平成28年10月23日(日) 13:00~15:00
開催場所 川東タウンセンターマロニエホール

黒田基樹先生の紹介

 黒田先生は、現在、駿河台大学教授(博士)であり、ご専門は日本の戦国時代・織豊時代史で、相模北条氏や甲斐武田氏に関する研究を展開しています。歴史学会などでの活動、『千葉県史』や『横須賀市史』の編さん、また、NHK大河ドラマ「真田丸」等の時代考証担当を務めています。

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2017/01/13 16:09 | 歴史

2016年10月21日(金)

「ういろう」にみる小田原

文化レポーターのとっきーです。

小田原に引っ越してきて半年、小田原の歴史や文化に少しずつ触れる日々を過ごしております。

初めて小田原に来て思ったことの一つに「小田原の『ういろう(外郎)』ってなんだろう?」という疑問がありました。今回は、この疑問を解消してくれた「『ういろう』にみる小田原」という本についてレポートしたいと思います。

 

以前から小田原に住んでいる方には、当たり前のことかもしれませんが、私が初めて小田原駅東口を出て、ういろう駅前調剤薬局の前を通った時に、その疑問が湧いたのです。
 

「ういろうなのに薬局?ういろうってお菓子じゃないの?」
 

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2016/10/21 15:44 | 歴史

2016年09月07日(水)

地域文化の所在を知る

写真1 身近にある小田原の史跡(川東版)第2版写真1 身近にある小田原の史跡(川東版)第2版

~身近にある小田原の史跡(川東版)及び(川西版)の紹介~


 私は運動を兼ねてよく自宅周辺を巡り歩きます。
 常々現在の国道1号線沿いには社寺が多いと感じており、簡単ないわれを知ることが出来ないかと思っておりました。
 そんな時に偶然、「身近にある小田原の史跡(川東版)第2版 編集・発行 小田原市教育委員会」(写真1参照)、「身近にある小田原の史跡(川西版)編集・発行 小田原市教育委員会」」(写真2参照)(以下、「小田原の史跡」と言います)という資料を発見しました。
 

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2016/09/07 09:36 | 歴史

2016年08月23日(火)

森町文化講演会・「蟷螂で繋ぐ縁」

会場の森町文化会館会場の森町文化会館
 「ういろう」は、日本で650年、小田原に移住して500年の歴史を持つ老舗薬屋です。京都時代の外郎(ういろう)家は、室町幕府や朝廷の重要な役職を担い、公家たちと深く親交しました。外郎家の一族が、戦国時代の北条早雲に乞われて、京都から小田原へ移り住みました。代々の外郎家当主は文化への造詣が深く、地域の文化振興に尽力してきました。京都の外郎家は、京都祇園祭の「蟷螂山(とうろうやま)」を制作しました。

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2016/08/23 15:39 | 歴史

2016年06月15日(水)

【西海子小路の由緒ある建物・庭が一般公開に】

かつて多くの政財界人が別邸を設け、また文人達が居住した小田原。
市内南町の西海子小路沿いは、今も屋敷街の風情が残る場所です。
そうした、古き小田原をしのぶ建築と庭が、また一つ見学できるようになりました。
小田原文学館と西海子小路を挟んで斜め向かいの「旧松本剛吉別邸」(岡田邸)です。敷地内では茶室や庭のほか、海を望むような小山など、当時の海浜別荘の趣向を随所に感じる事ができます。

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2016/06/15 11:15 | 歴史

2016年05月02日(月)

小田原城リニューアルオープン

1.艶やかな夜の小田原城
昨年7月から行われていた小田原城の大改修が完成して、5月1日に再オープンしました。オープンの様子は、NHKのニュースでも報道され、多くの人が入場のために行列をつくっている様子が映し出されていました。
 

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2016/05/02 16:52 | 歴史

2016年03月25日(金)

待ち遠しい天守リニューアル!(後編)

耐震改修工事中の小田原城天守閣。5月1日のリニューアルオープンが待ち遠しいばかりです。
3月6日の市民向けの内部見学会に私も参加してきました。

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2016/03/25 15:08 | 歴史

2016年03月22日(火)

待ち遠しい天守リニューアル!(前編)

耐震改修工事中の小田原城天守閣。最近は上層の工事足場が撤去され、真新しい漆喰壁の白さが見えるようになってきました。
以前よりスッキリした印象なのは、屋根上の大きな避雷針を外して、展望テラスのフェンスを少し低くしたため。

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2016/03/22 10:09 | 歴史

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