暑さも吹き飛ぶ、吹きガラス体験早速、ガラス作りの道具と工程を詳しく説明して頂く。珪素という原料はさらさらの砂状。色とりどりのビーズの様な色ガラスの粒。そして大きな窯の坩堝(るつぼ)の中には、ドロドロに融けたガラスの塊。庫内はなんと1,132度!
まずは、作るモノの形と色を選んで、簡単なデッサンをする。
窯の前は猛烈な暑さ。すでに汗をかきながら、吹き竿に水飴のようなガラスを巻き取り、息を吹き込む。思い切り吹いても、最初はなかなか膨らまない。ガラスはすぐに固まってしまうので、再び窯入れして融かし、また息を長く吹き入れる。風船の様にまん丸に膨んだガラスはシャボン玉みたい。小鉢を制作するため、ハシと呼ばれるトング状の道具で、口を大きく広げていく。