「アミューあつぎ」は、1階から4階までは商業施設が入っています。5階から8階までは、「あつぎ市民交流プラザ」となっています。5階は、アートギャラリーと会議室などです。6階には、窓口や事務室、活動室。7階は、スタジオや音楽室の他に、地域若者サポートステーションがあります。8階は、子育て支援センターで、託児室や屋内広場があります。広々とした広場で子どもたちが遊んでいました。全国の都市で、遊休となった商業施設を有効活用して、複合施設化しています。その特徴は、市民活動の場、子育て支援の場、子どもたちの遊び場、若者支援活動、などが設置されていて、ワンストップで様々な市民活動ができる場となっています。
現在、建設工事が進み始めた小田原駅東口お城通り地区再開発事業の中にある「おだわら市民交流センター」の狙いも同様な市民活動拠点で、市民活動プラザや会議室があります。この施設も「アミューあつぎ」と同様に、市民に親しまれて、どんどん活用される拠点となって欲しいと願っています。また、将来的に、隣の区画には、図書館の貸出・閲覧機能や、富士・箱根・伊豆地域の広域交流の玄関口として、ホテルなどの併設も検討されています。
(深野 彰 記)